無理せず、楽しく、ちょっとおしゃれに。OZの防災ガイド
度重なる未曾有なできごとに、この先起こるかもしれないことまで考えると、ますます不安に。そんなときこそ、一気にどうにかしようと思わず、日々の暮らしを見直すところから始めてみて。無理せず、楽しく、ちょっとオシャレに。いつもの暮らしの+αで、いつかのために、今できること。そんなサステナブルな備え方を、一緒に考えてみませんか。
更新日:2022/08/23
TOPICS
ウォーターサーバーで水をローリングストック
市販のペットボトルよりも容量が多く、保存期間が長いウォーターサーバーは備蓄水にもぴったり。日常的に温水・冷水をいつでも飲める便利さに加えて、サステナブルな視点からもウォーターサーバーに注目。
楽しみながら考える防災展示&イベント
9/1の「防災の日」に向けて、気軽に参加できるイベント&展示情報をお届け! 代々木公園、蔦屋家電+、六本木で、見て・食べて・遊びながら、大人も子どもも防災を考える1日をぜひ体験してみて。
防災リュックに追加したい衛生用品4選
防災リュックに入れておくとより便利な歯磨きやシャンプーなど毎日使う衛生用品を紹介。いつもと異なる環境ではヘルスケアのトラブルが起きることもあり、断水時でも使用できるものを用意しておけばより安心に繋がるのでは。
1405人のオズモール読者に防災アンケート!
防災対策をしている人は66%!
食料品の備蓄や防災リュックの準備など、なんらかの防災対策をしている人は全体の66%。一方、備えようと思いながらも後回しになってしまったり、具体的に何から準備すれば良いのかわからなかったりと、対策をできていない人もまだまだ多いよう。
日頃から備えている人のコメントでは、「お気に入りのランタンを部屋のあちこちに置く」「備蓄を兼ねてウォーターサーバーを利用する」「缶詰やレトルトの種類にバリエーションを持たせる」など、防災を意識しながらも、無理せず日常生活に取り入れていることがわかった。
食料や日用品を多めにストックしている人は50%!
みんながしている防災対策については、1位が50%で「食料・飲料水・日用品を日常的に多めに備蓄(696人)」、2位は36%で「災害用の非常食・保存水を備蓄(518人)」と回答。日常的にストック&消費をする“ローリングストック”と、災害用の備蓄を織り交ぜて準備していることがわかった。
3位は35%で「ライト・ランタン・懐中電灯・電池を常備(498人)」、4位は34%で「防災リュックをまとめる(490人)」、5位はコロナ禍の影響もあってか、29%で「感染症対策用品(アルコール・マスク)の常備(413人)」という結果に。
6位以下は、約25%が「地域のハザードマップや避難場所・避難経路を確認(373人)」「カセットコンロなど調理器具を常備(339人)」「携帯・簡易トイレの常備(334人)」と回答。
そのほか、「現金などの当座資金を準備(219人)」、「身内、家族と災害時の安否確認方法や集合場所を決めている(198人)」は約15%という低い結果に。
防災備蓄は“1週間分”を目安にしよう!
防災備蓄の量については、58%が3日分以下という結果に。
実は、災害が起きてから3日では、さまざまなものが復旧しないそう。人命救助が最優先で、道が寸断されれば救援物資も届かないため、お店に商品が並ぶのは当分先。
大概の家庭では、普段の予備分で3日分位はどうにかなるが、問題はそれ以上になったとき。
東日本大震災では3日では物資が届かない地域がたくさんあり、2019年に起きた千葉の豪雨被害のときは2週間以上電気が復旧せず、冷蔵庫が長い間使えなかったそう。
まずは、1週間分以上を目安にして防災備蓄の量を見直してみて。
外出中に被災したら?“0次の備え”を見直そう!
外出中の被災に備えて持ち歩いているものについては、1位が43%で「マスクやハンカチ」、2位が30%で「特になし」と回答。
3~5位の「水」や「お菓子」「メモ帳・筆記用具」についても全体の27~20%と、自宅での備えに比べて、外出中の被災を想定している人は少ないことがわかった。
6位以下は、「モバイルバッテリー(288人)」「常備薬(255人)」「保険証のコピー(203人)」「小型ライト(193人)」「ホイッスル(107人)」という結果に。
地震や豪雨により交通機関が麻痺し、すぐに自宅に帰れない可能性もあるため、“0次の備え”として、これらを含めた「防災ポーチ」を用意しておくのがおすすめ。
もしもの時を想定し、日頃のおでかけバッグの中身を見直してみて。
防災対策の成功事例
普段の行動がいざという時にも役に立った例として、「スリッパをいつも履いているので、地震で食器が割れた際もケガすることなく室内移動ができた」「お風呂の残り湯で断水時にトイレが流せた」「数日にわたり停電した時、アロマキャンドルが役に立った」などがあがった。
また、「ペットボトル飲料を冷凍させておいたこと。中身が入っている状態で、ボトルの下に携帯ライトを灯すだけで光が広がりライトの代用に。保冷剤にも使えて、中身の飲み物としても使えました」という、ひとつで3役というマルチな活躍を見せた体験も。
防災対策の失敗事例
失敗体験としては、「モバイルバッテリーの充電が切れていた」「懐中電灯の電池が液漏れしていた」「ウエットティッシュが乾燥していた」「アルミホイルがくっついて剥がれなくなっていた」など、備えていたものがいざという時に使えず、定期的な見直しが必要だと感じた声が多数。
そのほか、「オール電化なのにカセットコンロを用意していなかった」「テレビの転倒防止策をしていなかったので倒れて画面にひびが入った」「東日本大震災では会社から歩いて帰ったので、スニーカーはおいておくべきだと思った」など、災害時の想定が不十分で辛い経験をした声があがった。
“ローリングストック”を始めよう
ローリングストックとは?
無理なく続けられるサステナブルな備え方として、今注目されているのが「ローリングストック」。
「ローリングストック」とは、いつも利用している食品や日用品で、非常時にも利用できるものを少し多めに備蓄(ストック)する方法のこと。
非常用の乾パンや賞味期限が年単位の缶詰といった“非常食”を備蓄しておくことや、調味料やトイレットペーパーを予備として多めに買っておくこととは別で、あくまで“日常的”に利用しているものをストックし、生活の中で消費し、買い足していくことを指す。
何日分をストックすればいいの? 具体的に何をストックすれば良い? 失敗しない収納のコツは? など、みんなが気になる「ローリングストック」のあれこれを徹底解説! これを読んで、できることから早速始めてみよう。
ペットを飼っている方は必見!
編集部が実食!本当においしい非常食ランキング
いざというときに役立つ非常食。長期保存ができて便利だけど、味がイマイチなのは仕方ない・・・なんて思っていない? 技術の進歩や企業努力により、最近はおいしいものがたくさん! そこで今回は、人気の非常食を編集部員が試食してリアルに採点。「ごはん・おかず編」「パン缶編」「お菓子編」3部門をランキング形式でご紹介します。
おいしい非常食ランキングTOP5<ごはん・おかず編>
編集部が実食し、それぞれ「おいしさ」「食べやすさ」「コスパ」「保存しやすさ」「調理の手軽さ」「実際に購入したいか」の6項目を5点満点で採点、総合平均点でランキングを決定。「ごはん・おかず編」では、麺類やアルファ米など主食になるものをラインナップ。
おいしい非常食ランキングTOP5<パン缶編>
編集部が実食し、それぞれ「おいしさ」「食べやすさ」「コスパ」「実際に購入したいか」の4項目を5点満点で採点、総合平均点でランキングを決定。「パン缶編」では、ソフトパンやデニッシュ、チョコ味などバラエティ豊かな5品がラインナップ。
おいしい非常食ランキングTOP5<お菓子編>
編集部が実食し、それぞれ「おいしさ」「食べやすさ」「コスパ」「保存のしやすさ」「実際に購入したいか」の5項目を5点満点で採点、総合平均点でランキングを決定。「お菓子編」では、定番の羊羹やユニークな黒蜜きな粉餅など、おやつや栄養補給にうれしい5品がラインナップ。
ライフスタイル別!防災リュックの作り方
プロが教える!防災リュックの作り方とおすすめランキング5選。ライフスタイル別に必要なものとは?
地震や豪雨が起きるたび、きちんと備えなくては・・・と不安になりながらも、何から準備すれば良いのかわからず手つかずだったり、数年前に防災グッズを買い揃えたきり、見直していない人もいるのでは? 今回は、あらためて防災グッズの基礎知識から、今の自分のライフスタイルにあった「防災リュック」の作り方まで、防災共育管理士(R)1級講師のtakaさんにわかりやすくレクチャーしてもらいました。
女性ひとりの防災リュック
女性ひとりの場合、とくに気をつけなければならないのが避難するときの服装。避難所では女性を狙った犯罪があるのも事実。黒や紺など、ひと目で女性だとわかりにくいカラーのもので、ボトムスはズボンを選ぶようにしましょう。
また、着替えやトイレのときに目隠しになるポンチョタイプの上着やタオルがあると便利。生理用のナプキンやおりものシートもあると、下着の替えがない場合も清潔に過ごせます。そして、荷物の詰め込みすぎにも注意。避難するときに走れる重さかどうか事前に確認しておきましょう。
赤ちゃんがいる方の防災リュック
災害時は大勢の人が押しかけたり、街路樹が倒れて道が狭くなったりして、ベビーカーで避難することは困難。抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこして避難することを想定して準備しましょう。
赤ちゃんがいるご家庭では外出のときにいつも持ち歩く、いわゆるママバッグのようなものがあるはず。そこに赤ちゃんに必要なものがひと通り入っているはずなので、それを活用すればOK。使った分のオムツなど、不足分の補充を忘れないようにして。粉ミルクはお湯が使えないこともあるので、液体ミルクを準備しておくと安心です。
幼児~小学生の防災リュック
自分でリュックを背負える年代であれば、ひとり1つの防災リュックを準備するのが基本。ひと通りの防災グッズを無理なく背負える重さの分だけ入れるようにして。
それにプラスして、避難所で飽きずに過ごすための絵本やお絵かきノート、おもちゃやお菓子を用意しておくのがおすすめ。避難所では周りの大人も精神的に張り詰めているため、子どもが騒ぐ声や音に敏感になるケースも。
また、配布される食料は大人向けのものがほとんどなので、アレルギーを持っていたり好き嫌いが多い場合は、アレルギー対応食やお気に入りの食料も忘れずに。
ペット用の防災リュック
避難所によってはペットを連れていけないところもあるので、事前に自分が住んでいる地域の対応を確認しておきましょう。
避難するときは、ゲージやキャリーに入れておくことになるので、日頃から慣れさせておくのも重要。また、万が一迷子になってしまった場合も考えて、必要な情報をメモしたものを首輪や迷子札にして付けておきましょう。
そのほか、排泄処理をするための道具、日頃から食べ慣れている食料・飲料、ストレスを発散させるためのおもちゃがあると安心です。
みんなの防災リュックを大公開!
災害時にも役立つキャンプグッズ
防災グッズを揃えたいと思った時に、選択肢のひとつとしてぜひおすすめなのがキャンプ・アウトドアグッズ。これらは元々自然の中で使用される事を想定されたもの。「非日常の空間を過ごす」という点では災害時と共通する部分があり、緊急時にすぐに役立つものばかり。今回は、いざという時に持っておくと安心できるキャンプグッズをご紹介!
キャンプを快適にする、おすすめマット27選
テントと寝袋の間に敷くキャンプマットは、固い地面から背中を保護し、冷気が伝わるのを防ぐことで、快適な眠りをサポートしてくれる。災害により避難生活を送ることになってしまった場合にも活躍するはず。
キャンプの専門家に聞いた、テントの選び方
キャンプに欠かせないテント。コロナ禍ではみんなでキャンプを楽しんでも、密を避けてテントは別々で、というスタイルも増えているのだそう。災害で家が損壊してしまった際にも夜露や風を凌げるからチェックしておきたい。
おしゃれで実用的!人気のランタン22選
夜のキャンプサイトを照らすランタンは、災害時に電気が確保できないときにも大活躍。灯油やガスを燃料にする物のほかにも、乾電池式や充電式のLEDランタンには、携帯の充電ができるものも。選び方とおおすすめ製品をご紹介します。
キャンプ料理が楽しくなる!クッカー14選
自然の中で作る料理はアウトドアの楽しみのひとつ。数あるクッカーのなかから自分にあった物を選ぶために、失敗しないクッカーの選び方をご紹介。外で料理できるアイテムを常備しておけば、災害時にも役立つはず。
薪割りや料理に活躍するキャンプナイフ14選
枝や薪を割ったり料理にも使えるキャンプナイフは、アウトドアを快適にする必需品。なかには、はさみやピンセット、栓抜きなどいくつもの役割を1本に備えた万能アイテムも。ひとつ持っておくと災害時にも安心。
TOKYO防災ガイド
いつどこで起こるのかわからない自然災害。もし、通勤中やショッピング中などに災害が起きたらどうする? もしもの時、逃げ込める安全な場所を知っておくことで、落ち着いて行動ができるはず。そこで今回は、普段よく訪れる街の防災情報をご紹介。ビルの耐震性が安全なのはもちろん、帰宅困難者の受け入れをしている施設もあるので、よく行くエリアの情報をチェックしてみて。
【銀座】GINZA SIX
銀座中央通りに構えるGINZA SIXは、中央区との協定により、災害時に一時滞在施設として館内の観世能楽堂(多目的ホール)ほか7カ所で、帰宅困難者等3000人を受け入れる体制が整っている。
また、ライフラインの復旧まで、最大3日間(72時間)の水や食料、ブランケットなどの支援物資も確保している。
停電で電力供給遮断時には、都市ガスのほかに建物内に備蓄するオイルによって、約72時間の電力供給が可能。
【住所】東京都中央区銀座6-10-1
【営業時間】ショップ:10:30~20:30、レストラン:11:00~ 23:00 ※店舗により異なる
GINZA SIX ガーデン(屋上庭園):7:00~23:00、銀座パサージュ(中央通りと三原通りをつなぐ館内通路)7:00~23:30
※変更になる場合あり
【アクセス】東京メトロ 銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」A3出口より徒歩約2分
【日比谷】東京ミッドタウン日比谷
日比谷駅直結の東京ミッドタウン日比谷では、千代田区最大級となる帰宅困難者の一時滞在施設(約5800m2)を整備。
帰宅困難者用の非常食として、缶入りパンは3000人×3食×3日分=2万7000食、飲料水は500mlペットボトルを5万4000本、そのほかマスク、 簡易トイレやアルミブランケット、懐中電灯、赤ちゃんのための粉ミルクや哺乳瓶などを常備。
万が一エレベーター内で閉じ込めが発生した場合にも、救出されるまでの間、不自由を軽減する防災備蓄品を館内ほぼすべてのエレベーターに設置。
さらに、公共水道が断水した場合も、雨水を活用した受水槽や、約100mの井戸を掘削して確保した備蓄水によりトイレ洗浄水の給水が可能。
【住所】東京都千代田区有楽町1-1-2
【営業時間】ショップ:11:00~20:00、レストラン:11:00~21:00 ※一部店舗 20:00
【アクセス】東京メトロ日比谷線、千代田線、都営地下鉄三田線「日比谷駅」直結、東京メトロ有楽町線「有楽町駅」直結(徒歩4分)、東京メトロ丸ノ内線、日比谷線、銀座線「銀座駅」直結(徒歩5分)、JR、京浜東北線「有楽町駅」より徒歩5分
【丸の内】丸の内ビルディング
地上37階地下4階建てからなる丸の内ビルディングは、大規模災害時における帰宅困難者の受け入れ施設として千代田区と協定を締結しており、帰宅困難者の一時受け入れ体制を整備している。
災害井戸設備のほか、非常食、飲料水、簡易トイレ、毛布、薬、救助用品などを備蓄。
建物は極大地震(震度7)にも耐えられる耐震性能を持ち、非常用発電機により、ビル機能の維持に必要な電力を確保できる。
【住所】東京都千代田区丸の内2-4-1
【営業時間】ショップ:平日・土曜 11:00~21:00、日曜・祝日 11:00~20:00、レストラン:平日・土曜 11:00~23:00、日曜・祝日 11:00~22:00
【アクセス】東京メトロ千代田線「二重橋前駅」4番出口より徒歩1分、JRほか「東京駅」4番出口より徒歩2分、東京メトロ丸の内線ほか「大手町駅」D1出口(地下道経由)より徒歩5分
【六本木】六本木ヒルズ
六本木ヒルズでは、免震・制震などの技術の採用、災害用井戸の設置、自家発電システム、世界初の長周期地震動管制システムが導入されたエレベーターの設置など、“逃げこめる街“として防災対策を徹底している。
5000名の帰宅困難者を受け入れており、1人当たり1日3食3日分と予備を加えた約10万食を保管。さらに子供や高齢者用のほか、食物アレルギーの方向けの食糧等も常備している。
2003年の開業以降「街ぐるみの防災体制の整備」と「自助と共助の育成」を目的に、年3回の防災・震災訓練を開催。
訓練では、煙体験ハウス、応急手当、消火活動、心肺蘇生・AED操作、救急搬送、簡易トイレ説明、備蓄品(非常食)配布、エレベーター閉じ込め体験など、震災時に役立つ本格的な訓練を体験できる。
【住所】東京都港区六本木6-10-1
【営業時間】ショップ11:00~21:00、レストラン11:00~23:00 ※店舗により異なる
【アクセス】東京メトロ日比谷線「六本木駅」コンコース直結、都営大江戸線「六本木駅」3出口から徒歩5分
【赤坂】赤坂インターシティAIR
緑豊かなオープンスペースのある複合施設・赤坂インターシティAIRは、世界初の制振装置を採用し、一般の超高層建築物に求められる1.5倍の耐震性能を確保している。
非常時には45VA/m2の電力を200時間供給可能。さらに、防災用井戸も設置されており、断水時にトイレ用排水として利用が可能。
また、集中豪雨対策として、港区浸水ハザードマップの冠水時最大想定水位以上の高さの防潮板を設置している。
【住所】東京都港区赤坂1-8-1
【営業時間】6:30~23:30 ※23:30~6:30は入出庫不可(営業時間外も料金は加算される)
【アクセス】東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」直結、千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前駅」直結、日比谷線「神谷町駅」徒歩10分、日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」
【渋谷】渋谷ヒカリエ
渋谷ヒカリエの建物は、制震構造(制震ブレース、スーパービーム)を採用。また、被災度判定システムが導入されており、地震発生後、数分で建物構造躯体の健全性を判断することが可能。
備蓄倉庫には、飲料水、非常食約1万3000食のほか、簡易トイレ、毛布、救助用品、赤ちゃん用おむつ、液体ミルク、離乳食、女性用備品、パンデミック対策用品、エクセルチェア(階段昇降器具)、携帯充電器などを保管。災害時にも使用可能なトイレも用意されている。
災害時には、帰宅困難者受入施設として建物の一部を運営する予定で、帰宅困難者受入訓練を年に1回実施。そのほか、大規模災害対策訓練や災害対応力向上訓練を行い、災害時における施設関係者の対応力を鍛えている。
【住所】東京都渋谷区渋谷2-21-1
【営業時間】ShinQs(B3~5F)10:00~21:00、カフェ&レストラン(6・7F・11F)11:00~23:00
【アクセス】JR線・京王井の頭線「渋谷駅」と2階連絡通路で直結
東京メトロ銀座線「渋谷駅」と1階で直結
東急東横線・田園都市線・東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」B5出口と直結
【押上】東京スカイツリータウン(R)
東京スカイツリー(R)は電波塔のため、地震や台風等の災害時においても電波を出し続けなくてはならないことから、国内超高層ビルの規格をはるかにしのぐ耐震・耐風設計がされている。
避難階段は2方向から設置しており、最短での避難を可能に。避難階段の数は、合計2523段で、天望デッキから1階までは30~40分程度、天望回廊からは 1時間程度で避難することができる。
また、東京スカイツリーの足元にある商業施設「東京ソラマチ(R)」は、ウエストヤードが「免震構造」、イーストタワーが「制振構造」を採用している。
【住所】東京都墨田区押上1-1-2
【営業時間】東京スカイツリー10:00~21:00、東京ソラマチ 10:00~21:00、レストランフロアは11:00~21:00
※一部店舗により異なる
※変更になる場合あり
【アクセス】東武スカイツリーライン・半蔵門線・京成線・都営浅草線 押上駅すぐ、東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅すぐ
【池袋】サンシャインシティ
池袋のランドマークであるサンシャインシティは、豊島区との協定に基づき、災害時に帰宅困難者の一時滞在施設としての役割を担っている。
超高層ビルへの長周期地震動への対策として、日本初工法による耐震工事や停電時の水洗トイレの利用に向けた対策工事、通信制限を受けない無料の発信専用電話(災害時用公衆電話)80台の設置など、様々な取り組みを実施。
震災時には、火災などの災害の早期発見および周辺地域の状況把握のための情報収集などを豊島消防署が行う場所として、サンシャイン60展望台の活用を合意している。
【住所】東京都豊島区東池袋3-1
【営業時間】専門店街アルパ:ショッピング10:00~20:00、飲食店11:00~22:00
ALTA:ショッピング11:00~20:00、飲食店10:00~22:00
スカイレストラン:11:00~23:00
※変更になる場合あり、ほか店舗や施設により異なる
【アクセス】JR「池袋駅」東口より徒歩約8分、東京メトロ有楽町線「東池袋駅」より徒歩約3分
【横浜】横浜ランドマークタワー
横浜のシンボルである横浜ランドマークタワーは、国内最大規模の制振装置が設置されており、風や地震時の揺れが軽減される設計になっている。
帰宅困難者の受け入れも予定しており、備蓄倉庫には、非常食(カロリーメイト)、飲料水、簡易トイレ、サバイバルシート、感染症禍における資機材などを備えている。
また、災害時に電力会社からの電気が停電しても、非常用発電機で2日間(48時間)の運転が可能。さらに市水が遮断した場合にも、館内の受水槽にて846m3およびトイレの水(中水)640m3を確保している。
【住所】神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1
【営業時間】ショッピング11:00~20:00、カフェ&レストラン11:00~22:00、みらい横丁11:00~23:00
※一部営業時間が異なる
【アクセス】JR・市営地下鉄「桜木町駅」から動く歩道で徒歩5分、みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩3分
こちらもチェック!オズモールとはじめるSDGsアクション「#サステナブルチャレンジ」
SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。早速実践して、一緒にサステナブルな暮らしをはじめてみませんか?
※アンケート/オズモール調べ 期間:2022/2/8~2/21、N=1405人 一部複数回答可