【岩手県】素材のコラボで２倍のおいしさが楽しめる！_スイーツなかの MEETS ローカルおやつ

人気ヨーグルトを使った爽やかタルト！

岩手県盛岡市にある、人気洋菓子店の砂田屋（すなたや）。地元の食材を活かしたお菓子づくりにも力を注いでいて、「BAKED岩泉ヨーグルトタルト」も、岩泉乳業のヨーグルトを使ったスイーツです。岩泉ヨーグルトは、もちっとした食感と生乳のあまい香りが楽しめる、僕も大好きなヨーグルトです。ただ、コラボ商品を考えていた矢先、岩泉乳業の工場が台風で浸水し、一時期生産がストップ。被災を乗り越え、工場が再開されてから本格的に手がけられ、応援の気持ちを込めて誕生しました。

酸味が効いた岩泉ヨーグルトをたっぷりと使っているので、レアチーズケーキのようなすっきりとした甘みを感じます。中には、りんごのコンポートも入っているのですが、このみずみずしさとヨーグルトのクリーミーさ、相性がすごくいい。シャキシャキッと果肉をしっかり残しているから、食感も楽しませてくれるのがナイスィーツ！　パッケージもかわいいので、ちょっとしたプレゼントにも贈りたい、爽やかなタルトです。

昔ながらの南部せんべいがチョコと合体！

青森県の南部、岩手県の北地方で古くから伝わる、南部せんべい。ゴマやピーナッツなどが入った、厚みのある丸い形のおせんべいです。岩手県二戸市に本店がある巖手屋（いわてや）は、南部せんべいといえばココ！というくらい、有名なおせんべい屋さん。いろんなタイプの南部せんべいを手がけていますが、ぜひ食べてもらいたいのが、「割りしみチョコせんべい」。

定番のゴマの南部せんべいがひと口サイズに割られ、ホワイトチョコレートを染み込ませたつくり。おせんべいの生地が白いため、チョコが入っているのか見えくいですが、食べると「こんなに染み込んでるのか！」と、きっと驚きます。生地のほどよいしっとり感が、なによりもの証拠。もう、この食感も最高！　ゴマの香ばしい風味に、チョコレートのまろやかな甘み。お互いを引き立てるような相性のよさにびっくりで、和と洋の素晴らスィーツな組み合わせ。冷やしてから食べるのもオススメです。

渦巻き模様の絶品かりんとう！

岩手県宮古市にある、田中菓子舗。創業90年以上の老舗で、名物の「田老かりんとう」が有名なお店です。初めて見たときは、変わった形のおせんべいだなと思ったら、パッケージにかりんとうの文字があってビックリ！　渦巻き模様の変わったデザインですが、地元では「耳かりんとう」と呼ばれ、親しまれているそうです。茶色の部分は黒糖を練り込んでいて、ふたつの生地を重ねて揚げた、凹凸のあるつくりがとってもユニーク。

生地は「トンネル」と呼ばれる、木の道具でカットされていて、この厚みにもこだわりが隠されています。食べると、間違いなくかりんとうの味だけど、パリッとしたソフトな食感は新しい体験。黒糖だけじゃない分、普通のかりんとうに比べると甘さは控えめで、くどさがなく、何枚でも食べられちゃうおいしさがナイスィーツ！　いくら食べても飽きがこないので、一度食べたらハマること間違いなし！

岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」（銀座）

東銀座駅を出てすぐの好立地がうれしい、岩手県のアンテナショップ。ワンフロアの広々とした店内には、食品から工芸品まで、いわてブランドのが盛りだくさん！

スイーツ芸人・スイーツなかのさん

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数テレビ番組に出演。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動している。