岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」(銀座)
地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 東京の銀座にある岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」は、広々としたワンフロアに食品から工芸品まで「いわてブランド」を一堂に集めたショップ。目移りするくらい多彩なラインナップを、よりいっそう楽しむための情報をご紹介
更新日:2018/06/26
アンテナショップのスタッフに聞く、「いわて銀河プラザ」のここがスゴイ
本州いち広大な岩手の多彩な食を網羅!
食品や工芸品など、岩手県産の約3000品に上るアイテムを扱う「いわて銀河プラザ」は、2018年10月20日(土)でオープン20周年。
「岩手県は全国の都道府県の中で2番目に総面積が広く、海のもの、山のもの、乳製品、お酒、工芸品など、多種多様な産物を取り揃えています。県北エリアは昔から蕎麦や雑穀が主流なのに対し、県南エリアは米や餅の文化が発達するなど、地域による特色もおもしろいですよ。『いわて銀河プラザ』の幅広いラインナップを通して、岩手県の食のおいしさと多様さ、自然豊かな風土をぜひ体感してください。
イベントコーナーでは、岩手県の各市町村や、商工団体などによる物産展を毎日開催しています。ほぼ週替わりで内容が入れ替わるため、毎回違った『おらが町の自慢の品』に出会えますよ」(店長の長澤由美子さん)
アンテナショップに行くべき3つの魅力
【1】生クリームで仕上げた濃厚な小岩井ソフトクリームが大好評
買い物途中のひと休みに最適なのが、フロア一角にあるソフトクリームコーナー。小岩井ソフトクリームは、ミルクの味わいがとっても濃厚で、なおかつ後口がすっきりしているのが人気の理由。この小岩井ソフトに香り豊かなエスプレッソコーヒーを組み合わせた「アフォガート」(400円)も人気が高い。
【2】人気の「ベアレン」をはじめ、クラフトビールが豊富に揃う
南部杜氏の伝統技により受け継がれる日本酒に加えて、岩手県は個性あふれるクラフトビールの産地としても知られる。なかでも盛岡市のベアレン醸造所が、ヨーロッパの伝統的な製法で造るベアレンビールのラインナップは約10種と豊富。「アップルラガー」や「山葡萄ラードラー」など、岩手の果実を使ったフルーツビールもぜひ味わいたい逸品。
【3】首都圏ではここでしか買えない化粧品も
大船渡市の酔仙酒造のにごり酒「雪っこ」を使い、お米由来のアミノ酸やビタミンなどの美容成分をぎゅっと詰め込んだオールインワンジェルや、へちまがたっぷり入ったクリームなど、首都圏ではなかなか買えない珍しいご当地コスメも要チェック。注目は、「日本三大鍾乳洞」のひとつに数えられる岩泉町・龍泉洞の湧き水を用いたスキンケアシリーズ。ミネラル豊富な天然水を主成分に、香料や着色料などを使わない無添加処方なので毎日のお手入れに使える。
人気ランキング
岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」の物販コーナーの売れ筋商品ベスト3をピックアップしてご紹介!
岩手県産豚肉の肩肉を使用。一般的なベーコンより脂身が少なく、マイルドな塩気とやわらかな食感で毎日でも食べたくなるおいしさ。「切落しショルダーベーコン」(410円)
めかぶの醤油漬に、柔らかく煮たアワビと風味濃厚なイクラをトッピングしてあり、炊きたてご飯との相性は格別! 贈答用にも人気。「三陸海宝漬」(4000円)
種類豊富な冷麺の中でいちばんの売れ筋は、名店の味を家庭で楽しめるこちら。シンプルながらもコクのあるスープと麺がクセになる。「ぴょんぴょん舎盛岡冷麺」(2食入り864円)
東京に住む地元民のご指名NO.1、ご当地LOVEグルメ
【岩手県・盛岡市ほか】1kgサイズのヨーグルト
酪農が盛んな岩手県の中でも、盛岡市はヨーグルトの消費額が全国でも指折り。日常の食卓にヨーグルトが根付く岩手では、他県で一般的なプラスチック容器ではなく、1kgサイズのアルミパックが主流。首都圏ではなかなか手に入らないため、これを目当てに訪れる岩手県出身者も多いそう。岩手県ではさらに大きな2kgサイズも販売しているとのこと。ヨーグルト好きはぜひお試しを。
SHOP DATA_いわて銀河プラザ(銀座)
TEL. 03-3524-8282
住所/東京都中央区銀座5-15-1 南海東京ビル1F
営業時間/10:30~19:00(毎月末日~17:00)
定休日/無休(年末年始を除く)
アクセス/東京メトロ日比谷線「東銀座駅」6番出口よりすぐ
岩手県ってどんなところ?
日本の総面積の4%を占める広大で肥沃な土地は、まさに大自然の恵みの宝庫。特に三陸と呼ばれる沿岸部は、新鮮な魚介類が豊富に獲れることで名高い。ユネスコの世界遺産に登録された「平泉」をはじめ、歴史と文化が息づく史跡も各所に点在。宮沢賢治の作品中に登場する理想郷「イーハトーブ」は、故郷の岩手がモチーフとされている。
PHOTO/AYUMI OSAKI TEXT/AYA ITO