スイーツなかのさんが、東京にある47都道府県のアンテナショップを巡って出会った、お土産にもぴったりのローカルおやつをご紹介します。今回は沖縄県のアンテナショップ「銀座わしたショップ本店」(銀座)で手に入る、ジミーの「ジャーマンBOX」、宮古島の雪塩「雪塩さんど」、モンテドールの「ミニバナナケーキ」の3品を選んでお届け!
【01】ジミーの「ジャーマンBOX」
沖縄で愛されるアメリカ発祥の定番チョコレートケーキ
沖縄では知名度がとっても高い「ジャーマンケーキ」。名前にジャーマンとついていることから、ドイツのケーキ?と思われそうですが、アメリカ発祥のチョコレートケーキです。沖縄とのつながりは、米軍基地でジャーマンケーキが販売されていたことから。もともと、基地内で働いていたジミーの創業者が、自分のお店をつくり、ジャーマンケーキを販売したことで、県内で広まっていったそうです。
チョコレートケーキの上に、ココナッツとクルミを甘く煮詰めたクリームをのせた、ジミーの「ジャーマンBOX」。生地のしっとりとした食感が心地よく、チョコレートをたっぷりと堪能できます。これは、チョコ好きにたまらない!クリームはしっかりと甘さがあり、ココナッツのシャリッとした食感も楽しめます。牛乳片手に食べたくなるような、チョコケーキ(笑)。「甘いものが食べたい!」っていうときにぴったりのナイスィーツです。
ジミーの「ジャーマンBOX」
1箱1188円
【02】宮古島の雪塩「雪塩さんど」
雪塩がアクセントになったチョコサンド!
沖縄のお土産でよく見かける、「宮古島の雪塩」というフレーズ。宮古島の海でとれたお塩くらいの印象でしたが、実は、なんと地上から約22mも掘って、島の地下に流れる海水をくみ上げ、つくられたものなのです。サンゴ礁が隆起してできた、琉球石灰岩と呼ばれる地層でつくられたのが宮古島。この琉球石灰岩が、天然のろ過装置の役割を果たし、不純物のないきれいな海水がとれるそう。そんな海水からつくられた“雪塩”の特徴は、真っ白なパウダー状でミネラルも豊富です。
この雪塩でつくられた「雪塩さんど」は、甘みと塩気のバランスが、とってもイイ! チョコレートに雪塩が合わせてあり、この甘じょっぱさがたまらなく、いくつ食べても飽きがこない味がナイスィーツ! 食感もこだわっていて、空気を含ませたエアチョコの軽やかな口あたりに、サクサクしたコーンフレークも素晴らしいアクセント! 冷やしてもおいしいので、いろんな食べ方で楽しんでもらいたいです。
宮古島の雪塩の「雪塩さんど(小)」
6個入り990円
【03】モンテドールの「ミニバナナケーキ」
もっちり濃厚!宮古島の名物バナナケーキ
沖縄本土ではジャーマンケーキがおなじみですが、宮古島にも有名なケーキがあります。それが、モンテドールの「ミニバナナケーキ」。お土産としても人気が高く、宮古島らしいトロピカルな空気感が伝わってくるような味わいです。封を開けると、生地の香ばしい焼き目に食欲をそそられ、バナナの甘い香りにふわっと包まれる。香料、保存料、着色料を使わないつくりからも、バナナ本来の持ち味を生かそうという、お店の信念が伝わってきます。
食べると、よりバナナの風味が口の中で広がって、ほっとするような純朴でやさしい甘さが楽しめます。バナナの存在感が強いのはもちろんですが、生地の食感も素晴らスィーツ! しっとりしつつも、もちっとした心地よい弾力さもあり、噛みながらバナナのうまみが強く感じられるような印象。小分けにもなっているので、シェアしやすいのも嬉しいところ。
モンテドールの「ミニバナナケーキ」
6個入り1360円
今回のスイーツに出会える東京にあるアンテナショップはこちら
沖縄県のアンテナショップ「銀座わしたショップ本店」(銀座)
店内に足を踏みいれると、そこはまるで沖縄のよう。南国ムード満点のショップ。食品から楽器まで、沖縄県産の多彩なアイテムが並ぶので、旅行気分で楽しめる!
SHOP DATA
TEL. 03-3535-6991
住所/東京都中央区銀座1-3-9マルイト銀座ビル1F・B1F
営業時間/10:30~20:00
定休日/無休(年末年始を除く)
アクセス/東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」3よりすぐ
ご当地スイーツを紹介してくれたのは
スイーツ芸人・スイーツなかのさん
東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数テレビ番組に出演。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動している。
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PHOTO/AYA MORIMOTO TEXT/SWEETS NAKANO