とっとり・おかやま新橋館の「白桃・マスカット串𠮷備団子」

【岡山県のご当地スイーツ】スイーツなかのが選んだ逸品!岡山の老舗が作るフルーツを使った串きびだんご

更新日:2020/06/26

年間500軒は食べ歩くというスイーツ芸人・スイーツなかのさんが都内のアンテナショップで探してきた、きらめくご当地の宝石!?のような絶品スイーツをご紹介。”スイーツなかのイチオシ”のご当地スイーツは一度は食べたいものばかり! 今回は「串だんご」をテーマに探し出してきた「とっとり・おかやま新橋館(新橋)」の逸品、つるの玉子本舗 下山松壽軒(しもやましょうじゅけん)の「白桃・マスカット串𠮷備団子」をお届け。

(c)YOSHIMOTO KOGYO

とっとり・おかやま新橋館の「白桃・マスカット串𠮷備団子」

かわいすぎるパッケージのデザインも素敵!

よろスィーツ! スイーツ芸人のスイーツなかのです。
今回は、岡山県「つるの玉子本舗 下山松壽軒」が作る「白桃・マスカット串𠮷備団子」をご紹介します。岡山といえば桃太郎ゆかりの土地であり、きびだんごを作るお店がたくさんあります。下山松壽軒さんは、明治20年に創業してから130年以上きびだんごを手がける、まさにプロフェッショナル! その老舗から2018年に発売されたのが、この「白桃・マスカット串𠮷備団子」です。僕は発売当時にも食べさせていただきましたが、これまでのきびだんごのパッケージとはひと味違うかわいいデザインと、串に刺さったつくりに驚きました。これは串に刺さっていない丸いきびだんごが主流の中で、ほかとの差別化を図り、串だんご仕様で作られたそうです。きびだんごに向き合い続けた老舗だからこそ、新たな挑戦の熱量も強い。

とっとり・おかやま新橋館の「白桃・マスカット串𠮷備団子」

箱を開けると、個包装された串きびだんごが入っています。袋にプリントされたイラストも心躍りますよね。ピンクが「清水白桃」を使った白桃味、緑が「マスカット オブ アレキサンドリア」を使ったマスカット味と、地元の特産品を活かしたご当地感も忘れていません。鮮やかな彩りや、小ぶりなサイズ感は、食べる前からワクワクさせてくれます。ひと口食べると、だんごの生地の柔らかさにうっとり! 絹のようなふわっとした口あたりから、果実のフルーティーさがじゅわっと口に広がっていく味わいがナイスィーツ! やさしい甘さで、おやつにもぴったり。すごいのは香料を使っていないのに、フルーツの香り高さをしっかり楽しめること。もちろん、お菓子作りで大切な水には、ミネラルを豊富に含んだ高品質なものを使用。一つひとつの素材を大切にしているからこそ、繊細な味わいが生まれるのだと思います。

とっとり・おかやま新橋館の「白桃・マスカット串𠮷備団子」
白桃・マスカット串吉備団子410円(8本入り)

こだわりは、味だけではなく包装にも。デザイナーの大神慶子さんが手がける、パステルカラーを基調としたやさしいイラストが印象的。そんなポップでかわいいパッケージに心をつかまれる女性も多いのではないでしょうか。男性の僕でもキュンとしたくらいなので(笑)この「白桃・マスカット串𠮷備団子」と同じ系統で「丸吉備団子」というお菓子があるのですが、そちらは個包装の袋に、桃太郎がお姫様に花束を持ってプロポーズするオリジナルのストーリーも描いているのだそう。こういう細かな演出、大好き! こんな時だからこそ、見ても食べても、心がほっと和らぐようなお菓子はいかがでしょうか。

ご当地スイーツDATA

スイーツ名
下山松壽軒「白桃・マスカット串𠮷備団子」
価格
410円(8本入り)
※とっとり・おかやま新橋館では、「白桃・マスカット串吉備団子」「プレーン・きなこ串吉備団子」の2タイプを販売。
主な販売場所
【岡山県】下山松壽軒など
【東京都】とっとり・おかやま新橋館(新橋)
お問い合わせ
TEL.086−222−2357(つるの玉子本舗 下山松壽軒)
ホームページ
つるの玉子本舗下山松壽軒HPはこちら
都内ならここで手に入れて!岡山県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」(新橋)

都内ならここで手に入れて!岡山県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」(新橋)

電話番号
03-6280-6474(1Fショップ) TEL.03-6280-6475(2Fビストロカフェももてなし家)
住所
東京都港区新橋1-11-7 新橋センタープレイス1F・2F Map
営業時間
1F 10:00〜21:00 2F11:00~22:00(21:00LO)
定休日
無休(年末年始を除く)
交通アクセス
東京メトロ銀座線新橋駅3番出口よりすぐ
ホームページ
ショップ詳細を見る

ご当地スイーツを紹介してくれたのは

スイーツ芸人・スイーツなかの

スイーツ芸人 スイーツなかの
(c)YOSHIMOTO KOGYO

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属。特注オーダーのパンケーキハットをトレードマークに、唯一無二の“スイーツ芸人”として活動。和菓子・洋菓子ともに老舗の名店からコンビニまで多ジャンルのスイーツを、今まで5000種類以上を食べ歩いた。日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ会員でもあり、その確かな知識でテレビ、ラジオ、雑誌など多数メディアに出演。スイーツのプロフェッショナルとして、ライター、商品監修、セミナー講師など幅広いシーンで活躍中

PHOTO/AYUMI OOSAKI TEXT/SWEETS NAKANO

※記事は2020年6月26日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります