年間500軒は食べ歩くというスイーツ芸人・スイーツなかのさんが都内のアンテナショップで探してきた、きらめくご当地の宝石!?のような絶品スイーツをご紹介。アンテナショップを巡って探して出してきた、スイーツなかのイチオシのご当地スイーツは一度は食べたい逸品ばかり! 今回のテーマ「栗」から、「三重テラス(日本橋)」の逸品、とね菓子館の「とねの栗どら」をお届け。
(c)YOSHIMOTO KOGYO
栗をデザインしたパッケージもかわいい!
よろスィーツ! スイーツ芸人のスイーツなかのです。
今回は、三重県「とね菓子館」が作る「とねの栗どら」をご紹介します。三重県といえば、老舗の和菓子屋さんが多い土地としても有名で、僕もお世話になっている和菓子屋さんがたくさんあります。全国的にも有名な銘菓も調べてみると、三重県のお菓子であることがよくあったり。とね菓子館さんも歴史が長く、創業は明治43年。100年以上お菓子作りをされていて、現在では洋菓子も手がけるなど、和洋ともに人気を誇る、三重県を代表するお店です。
同店では、和菓子の定番商品で人気が高いのが、どら焼きです。ベースとなるプレーンのどら焼き「津 高虎 どらやき」が通年で購入できるのですが、これは津藩の初代藩主・藤堂高虎の名前がついたどら焼きとしても知られています。歴史が好きな人なら、思わず、あっその高虎か!とワクワクすることでしょう。歴史に由縁があるお菓子は、ご当地感もあるのでお土産にも購入したくなりますよね。バリエーションも多く、黒糖、抹茶、梅など様々なフレーバーが揃っているので、食べ比べしても楽しそう! さらに秋冬には、季節限定で栗どら焼きが登場。この時季は特に人気が高いそう。
どら焼きの皮はしっとりふっくら。食べた時の食感は柔らかく、挟むあんことの密着感があり、食べた時の一体感が素晴らスィーツ! あんこは粒あんで、小豆の粒感もしっかりと残り、ほっくりとした贅沢な食感を堪能できます。さらにさらに、栗がごろっと丸ごと入っているので、これは栗を使った和菓子が好きな人にはたまらないでしょう! 栗のほっくりとした甘さと、たっぷり入ったあんこのコラボは最高です。そして、パッケージもかわいいんですよね。栗のマークの中にどら焼きがのぞくデザインで、差し入れなどのプレゼントにもぴったり。この「とねの栗どら」、ぜひ食べてほしいー!
ご当地スイーツDATA
- スイーツ名
- とね菓子館の「とねの栗どら」
- 価格
- 1個210円
※三重テラスでは1個250円で季節限定(2月まで)販売
- 主な販売場所
- 【三重県】とね菓子館
【東京都】三重テラス(日本橋)
- お問い合わせ
- TEL. 0120-26-4343(とね菓子館)
- ホームページ
- とね菓子館HPはこちら
ご当地スイーツを紹介してくれたのは
スイーツ芸人・スイーツなかの
東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属。特注オーダーのパンケーキハットをトレードマークに、唯一無二の“スイーツ芸人”として活動。和菓子・洋菓子ともに老舗の名店からコンビニまで多ジャンルのスイーツを、今まで5000種類以上を食べ歩いた。日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ会員でもあり、その確かな知識でテレビ、ラジオ、雑誌など多数メディアに出演。スイーツのプロフェッショナルとして、ライター、商品監修、セミナー講師など幅広いシーンで活躍中
PHOTO/AYUMI OOSAKI TEXT/SWEETS NAKANO