年間500軒は食べ歩くというスイーツ芸人・スイーツなかのさんが都内のアンテナショップで探してきた、きらめくご当地の宝石!?のような絶品スイーツをご紹介。アンテナショップを巡って探して出してきた、スイーツなかのイチオシのご当地スイーツは一度は食べたい逸品ばかり! 今回のテーマ「チーズケーキ」から、「表参道・新潟館ネスパス」(表参道)の逸品「大糸チーズ」をお届け。
(c)YOSHIMOTO KOGYO
新潟と長野を結ぶ、大糸線って知ってる?
よろスィーツ!スイーツなかのです。
今回は、新潟県糸魚川市「新潟スイーツ・ナカシマ」のチーズケーキをご紹介します。みなさんは、新潟県の糸魚川市ってご存知でしょうか? 新潟には何回か行ったことありますが、ぼくはこのチーズケーキと出会ったことで、はじめて糸魚川市のことを知りました。調べてみると、新潟市からはけっこう離れたところにあり、どちらかというと富山県と長野県に近い場所にあります。北陸新幹線が通っていたり、今回のチーズケーキの名前にもなっている「大糸線(おおいとせん)」という長野県松本市と新潟県糸魚川市を結ぶ鉄道も通っています。ヒスイの名産地でもあり、絶景スポットも多数あるみたい。調べれば調べるほど行ってみたい気持ちが高まってくる!
そんな糸魚川市に2店舗展開するスイーツ・ナカシマさんは和菓子、洋菓子どちらも手掛けられています。「地元に美味しいもので恩返ししたい」という気持ちを込めてスイーツ作りをされていて、糸魚川産コシヒカリを使った米粉スイーツや、ヒスイ色の餡の饅頭など、ここだけでしか出会えないお菓子がたくさん。今回ご紹介する「大糸チーズ(おおいとチーズ)」も、そんな地元への愛が詰まったチーズケーキです。パッケージには大糸線を走る電車がプリントされていて、地元感満載のかわゆスィーツなデザイン。手のひらにおさまる小ぶりなサイズ感もちょうど良くて、ちょっとしたおやつに食べるのにはぴったり!
チーズケーキのタイプとしてはスフレ系。これは大袈裟ではなく、ひとくち食べると瞬間的に「美味しい!」が伝わってくるのです。口に入れた時は絹のようなふわっふわっ感、食べ進めるとしゅわあっととろけていく素晴らスィーツなくちあたり。作る際に空気を多く含ませるそうで、このバランス感覚に確かな技術を感じます。チーズの深いコクに、上品な甘さ。このサイズ感で、こんなに感動できるなんて、ほんとにすごい。平気でふたつみっつ食べられちゃうような中毒性がこわいくらい(笑)いつか糸魚川市に行って、観光しながら食べてみたいな。
ご当地スイーツDATA
- スイーツ名
- 新潟スイーツ・ナカシマの「大糸チーズ」
- 価格
- 1個200円、6個箱入り1328円
※表参道・新潟館ネスパス(表参道)では、1個200円のみ販売
- 主な販売場所
- 【新潟県】ナカシマ糸魚川店(糸魚川市横町5-12-72)、ナカシマ能生本店(糸魚川市大字能生7033)
【東京都】表参道・新潟館ネスパス(表参道)
- 通販
- あり・オンラインショップ
- お問い合わせ
- TEL.025-552-0117(ナカシマ糸魚川店 9:00~19:00)
- ホームページ
- 新潟スイーツ・ナカシマHPはこちら
都内ならここで手に入れて!新潟県のアンテナショップ「表参道・新潟館ネスパス」(表参道)
- 電話番号
- 0357717711 0357717711 (代表)
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前4-11-7 Map
- 営業時間
- 1F(物産販売)10:30~19:30
- 定休日
- 無休
- 交通アクセス
- 東京メトロ銀座線ほか表参道駅A2よりすぐ
- ホームページ
- ショップ詳細を見る
ご当地スイーツを紹介してくれたのは
スイーツ芸人・スイーツなかの
東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属。特注オーダーのパンケーキハットをトレードマークに、唯一無二の“スイーツ芸人”として活動。和菓子・洋菓子ともに老舗の名店からコンビニまで多ジャンルのスイーツを、今まで5000種類以上を食べ歩いた。日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ会員でもあり、その確かな知識でテレビ、ラジオ、雑誌など多数メディアに出演。スイーツのプロフェッショナルとして、ライター、商品監修、セミナー講師など幅広いシーンで活躍中
PHOTO/AYUMI OSAKI TEXT/SWEETS NAKANO