年間500軒は食べ歩くというスイーツ芸人・スイーツなかのさんが都内のアンテナショップで探してきた、きらめくご当地の宝石!?のような絶品スイーツをご紹介。アンテナショップを巡って探して出してきた、スイーツなかのイチオシのご当地スイーツは一度は食べたい逸品ばかり! 4月のテーマ「パンのおとも」から、「日本橋ふくしま館 MIDETTE」(日本橋)の逸品「みしらず柿ジャム」をお届け。
(c)YOSHIMOTO KOGYO
トロリとした食感、忘れられない!
よろスィーツ!スイーツなかのです。
今回は福島県のフルーツを使ったジャムをご紹介します。福島といえば、フルーツの宝庫!桃や葡萄などをはじめ、いろんな果物がたくさん浮かびますよね。ただ、今回の主役は「柿」。えっ、柿!?と、驚いた方も多いハズ。福島県と柿は、あまり結びつかないかもしれませんよね。そもそも、柿は食べても、柿のジャムって食べたことない方も多いのでないでしょうか。そんな人にこそぜひ食べてもらいたい!
名前は「みしらず柿ジャム」といいます。この“みしらず柿”が、今回の主役のこ。福島県会津地方では、古くから栽培されている柿だそうで、漢字で書くと「身不知」。なぜ、みしらずなのかは由来が色々あるそうですが、「身の程を知らずなほどにたくさんの大きな実をつける」というのが有名だそう。頑張って大きくなったのに、身の程知らずと言われちゃうのがちょっと切ない(笑)けれど、毎年秋になると、天皇家へ献上される“献上柿”としても知られているくらい、凄いこなんですよ。
さて、気になるお味・・・!
ひと口目に食べた時の第一印象は、みしらず柿の果肉感が凄スィーツ!ジャムなんだけど、完熟した柿を食べているようなトロリ感が最高すぎる。柔らかくふわっとしたくちあたりの中で、ジューシーかつやさしい甘さがひろがりナイスィーツ! パンでも美味しいけれど、ヨーグルトにも合いそう。あとは、クラッカーなどにクリームチーズとみしらず柿ジャムを合わせて食べたら、きっと間違いない! そんな感じで、色んな食べ方がどんどん浮かぶ美味しいジャムなので、実際に食べて試してみてね。
ご当地スイーツDATA
- スイーツ名
- 東栄産業の「みしらず柿ジャム」
- 価格
- 864円
- 主な販売場所
- 【福島県】ワンダーファーム(いわき市四倉町中島広場1)、うすい百貨店(福島県郡山市中町13-1 BF1)
【東京都】「日本橋ふくしま館 MIDETTE」(日本橋)
- お問い合わせ
- TEL.024-943-2233(東栄産業)
- ホームページ
- 東栄産業HPはこちら
都内ならここで手に入れて!福島県のアンテナショップ
- 電話番号
- 0362623977 0362623977
- 住所
- 東京都中央区日本橋室町4-3-16柳屋太洋ビル1F Map
- 営業時間
- 10:30〜20:00 土日祝11:00~18:00
- 定休日
- 無休(年末年始を除く)
- 交通アクセス
- 東京メトロ銀座線・半蔵門線三越前駅A8より徒歩3分
- ホームページ
- ショップ詳細を見る
ご当地スイーツを紹介してくれたのは
スイーツ芸人・スイーツなかの
東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属。特注オーダーのパンケーキハットをトレードマークに、唯一無二の“スイーツ芸人”として活動。和菓子・洋菓子ともに老舗の名店からコンビニまで多ジャンルのスイーツを、今まで5000種類以上を食べ歩いた。日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ会員でもあり、その確かな知識でテレビ、ラジオ、雑誌など多数メディアに出演。スイーツのプロフェッショナルとして、ライター、商品監修、セミナー講師など幅広いシーンで活躍中
PHOTO/AYUMI OSAKI TEXT/SWEETS NAKANO