年間500軒は食べ歩くというスイーツ芸人・スイーツなかのさんが都内のアンテナショップで探してきた、きらめくご当地の宝石!?のような絶品スイーツをご紹介。アンテナショップを巡って探して出してきた、スイーツなかのイチオシのご当地スイーツは一度は食べたい逸品ばかり! 3月のテーマ「プリン」から、山梨県の逸品「桔梗信玄生プリン」をお届け。
(c)YOSHIMOTO KOGYO
あの桔梗信玄餅がプリンに!?
よろスィーツ!スイーツなかのです。
今回は山梨県ならではのご当地プリンを選んでみました。山梨に行ったらお土産売り場に行くと必ず目にする、風呂敷で包んでいるようなあのお菓子。桔梗信玄餅、一度はみなさん食べたことあるのではないでしょうか。歴史は古く、最初に発売されたのは1968年。今から約50年も前のことなんですね。きな粉に包まれたお餅に黒蜜をかけて食べる、あの懐かしい甘さ。小学生の頃、きな粉をこぼさないように食べた記憶があって、今でも心に残っているお菓子のひとつ。
そんな桔梗信玄餅をプリンで表現したのが、「桔梗信玄生プリン」です。お馴染みの風呂敷包みをあけると、プリンと黒蜜が登場。あれれ?きな粉は?と思った方もいるでしょうか。きな粉はプリンの中にちゃんと練り込んでいるのでご安心を。ソース別添え系のスイーツはまずはそのまま食べてみるのが、スイーツなかのスタイル。ひとくち食べると落ち着いた甘さに、きな粉の芳醇な風味がしっかり感じられます。スッときえていくようななめらかさの中に、クリーミーなコクがあって、これだけでも充分ナイスィーツ!
さて、お待ちかねの黒蜜をプリンにたらり。
口に入れると「あ、これこれ!」と、一気に桔梗信玄餅の味になったことを実感するんですよ!桔梗信玄餅食べたことある人には、ぜひこの体験してもらいたいなあ。黒蜜の上質な甘さとコクが、なめらかなプリンが絡み合うのも、もう、たまらないんです。ぼくはプリン自体の味も楽しめるように、黒蜜はちょっとずつかけながら食べてみましたよ。
ひとりで食べてもいいけど、家庭を持ってる友だちにプレゼントしたら、子供たちと食べながらワイワイ楽しくなりそうで、贈りものにもいいなあって思いました。
都内ならここで手に入れて!山梨県のアンテナショップ
- スポット名
- 富士の国やまなし館(日本橋)
- 電話番号
- 0332413776 0332413776
- 住所
- 東京都中央区日本橋2-3-4日本橋プラザビル1F Map
- 営業時間
- 11:00~19:30
- 定休日
- 無休(年末年始を除く)
- 交通アクセス
- 東京メトロ銀座線ほか「日本橋駅」B3よりすぐ
- ホームページ
- ショップ詳細を見る
ご当地スイーツを紹介してくれたのは
スイーツ芸人・スイーツなかの
東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属。特注オーダーのパンケーキハットをトレードマークに、唯一無二の“スイーツ芸人”として活動。和菓子・洋菓子ともに老舗の名店からコンビニまで多ジャンルのスイーツを、今まで5000種類以上を食べ歩いた。日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ会員でもあり、その確かな知識でテレビ、ラジオ、雑誌など多数メディアに出演。スイーツのプロフェッショナルとして、ライター、商品監修、セミナー講師など幅広いシーンで活躍中
PHOTO/NORIKO YONEYAMA TEXT/SWEETS NAKANO