実は都内のアンテナショップには、物販だけではなく、レストランやイートインスペースが併設されているところが多いのは知っている？ ご当地ならではのグルメがいただけるのはもちろん、レストランで気に入った調味料や、食材をそのままショップで購入することもできるとか。お気軽にいただける定食からコースまで。銀座・日本橋さんぽのランチの参考にしてみて。東京にいながら旅気分を味わおう。
【茨城県】常陸牛や納豆など地産食材を使ったメニューを味わう
ショップで扱っている食材や調味料を使い、茨城グルメを提供するレストラン「BARA dining（バラ ダイニング）」。おすすめは、きめが細やかなサシと柔らかな肉質が特徴の茨城県産ブランド牛・常陸牛の牛ローストビーフサラダ仕立てと、地産野菜のフリットが楽しめる「IBARAKIざんまい御膳」。
ほかにも、力強さと豊かな風味でそば通をも唸らせる「常陸秋そば」や、一度食べたらハマる「まるみつ旅館のあん肝ラーメン」などメニュー豊富。茨城県産の建材をふんだんに使った和の空間で、茨城グルメをゆっくりいただこう。
【銀座】IBARAKI sense／BARA dining（バラ ダイニング）
電話番号／03-5524-0818 レストラン予約専用／03-6263-2002
住所／東京都中央区銀座1-2-1 紺屋ビル1F
営業時間／ショップ・カフェ10:30～20:00、レストラン ランチ11:00～15:00（L.O.14:00）、ディナー17:00～22:00（L.O.21:00）※日・祝は17:00～21:00（L.O.20:00）
定休日／無休（年末年始を除く）
アクセス／有楽町線「銀座一丁目駅」3番出口より徒歩すぐ、JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」京橋口より徒歩3分、銀座線「京橋駅」3番出口より徒歩4分、日比谷線・丸ノ内線「銀座駅」A12出口より徒歩6分
【福井県】ソウルフードのソースカツ丼と越前蕎麦が一気に楽しめる
甘エビの発祥の地である三国港で水揚げされた鮮度抜群の甘エビや冬の味覚の王者・越前がにをはじめ、産地直送の食材を使った料理を提供する、イートインの「越前若狭 食と酒 福とほまれ」。
おすすめは、「五臓六腑のアカをとる」と言われ、長寿食として親しまれてきた越前おろし蕎麦と、薄くスライスされた豚肉をカラッと揚げ、熱々のうちにソースに絡めご飯にのせた、シンプルな福井のソウルフード・ソースカツ丼のセット。食前には、「福井の地酒 3種飲み比べセット」（999円）を嗜んでも。
【銀座】ふくい食の國291／越前若狭 食と酒 福とほまれ
電話番号／03-5159-4291
住所／東京都中央区銀座1-5-8 Ginza Willow Avenue BLDG 1F・B1F
営業時間／ショップ10:30～19:00、イートイン平日11:00～15:00（L.O.14:30）、17:00～21:00（L.O.20:00）、土日祝 11:00～20:00（L.O.19:00）
定休日：不定休（年末年始を除く）
アクセス：東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」5番出口より徒歩すぐ、東京メトロ銀座線ほか「銀座駅」A9出口より徒歩5分、JR山手線ほか「有楽町駅」京橋口改札より徒歩5分
【滋賀県】レストラン自慢の近江牛ステーキを堪能
滋賀県が誇るブランド牛で、三大和牛のひとつ「近江牛」のステーキやすき焼き、石焼きなどが堪能できるのが、2階のレストラン「近江牛もりしま 寛閑観（かんかんかん）ここ滋賀」。
おすすめは、肉質のきめが細かく、口の中でとろけるおいしさの「近江牛ステーキセット」（赤身100g4950円）。赤身、サーロイン、ヒレから選べ、焼き加減もリクエスト可能。また、旬の県産食材を使用した飲み放題付き宴会プランもおすすめ。鮒ずしや近江焼野菜など地産地消の副菜、滋賀の地酒と一緒にゆっくり味わって。
【日本橋】ここ滋賀／近江牛もりしま 寛閑観（かんかんかん）ここ滋賀
電話番号／03-6281-9871（1Fマーケット） 03-6281-9872（2Fレストラン）
住所／東京都中央区日本橋2-7-1
営業時間／1Fマーケット10:00～20:00、地酒バー10:00～20:00（19:30LO）、2Fレストラン平日11:30～14:30（14:00LO）、17:00～22:00（21:00LO）、土日祝 11:30～15:30（15:00LO）、17:00～21:00（20:00LO）
定休日／無休（年末年始を除く）
アクセス／東京メトロ銀座線ほか「日本橋駅」B6･B8より徒歩すぐ
【広島県】お刺身御膳で広島の海の幸三昧
地下1階の「瀬戸内ダイニング 遠音近音 Ochi Kochi（をちこち）」では、広島の四季折々の食材をふんだんに使った創作和食がいただくことができる。
ランチの人気は、鯛やサザエ、カンパチなど瀬戸内海直送の魚介が楽しめる「お刺身ご飯」。秋はハモ、冬はワタリガニ、1～2月は真牡蠣など、旬の魚介が登場する。「かきフライランチ」（4粒1760円）や1日15食限定の「鯛茶漬け」（1550円）もぜひ食べてみて。
【銀座】ひろしまブランドショップTAU／瀬戸内ダイニング 遠音近音 Ochi Kochi（をちこち）
電話番号／03-5579-9952（1F・2Fショッピングフロア）
03-5579-9812（B1F瀬戸内ダイニング 遠音近音）
住所：／東京都中央区銀座1-6-10 銀座上一ビルディングB1F～3F
営業時間／1･2Fショッピングフロア10:30～20:00
定休日／無休（年末年始を除く）
アクセス／東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」6番出口よりすぐ
【高知県】土佐ダイニングで名物・藁焼きカツオのたたきを
土佐料理を提供する2階のレストラン「TOSA DINING おきゃく」で、ぜひ味わいたいのが、新鮮なカツオを店内の厨房で藁を使い焼き上げる、高知県名物の「藁焼きカツオのたたき」。強火で一気に炙るため、外はパリッと香ばしく、中はレアでもちもち食感。さっぱりとして身が締まった「初ガツオ」、脂ののった「戻りガツオ」など、時期により味わいが異なるカツオを柚子ボン酢でいただいて。
うま味たっぷりでやわらかなブランド豚「四万十豚」が堪能できる、「四万十ポーク米豚の生姜焼き御膳」（1600円）もおすすめだ。
【銀座】まるごと高知／TOSA DINING おきゃく
電話番号／03-3538-4365（ショップ）、03-3538-4351（レストラン）
住所／東京都中央区銀座1-3-13 オーブ プレミア
営業時間／1F・B1F10:30～19:00、2Fレストラン11:00～15:00（L.O.14:30）17:00～21:00（L.O.20:00）
定休日／無休（年末年始を除く）
アクセス／東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」3番出口より徒歩すぐ
【大分県】とり天からだんご汁まで、大分のうまみをフルコースで存分に満喫
竹灯籠をイメージした照明や、県産の日田杉を配した壁面など温かみのある空間で、大分県の旬の食材をふんだんに使ったの郷土料理がいただける。ランチは5種、ディナーは3種のコース料理を用意。
とろける味わいの「おおいた和牛」や、やわらかくジューシーな「おおいた冠地どり」を使用した「とり天」、刺身を甘辛いタレに漬けた「りゅうきゅう」など、大分の“食”の魅力が満載。大分の陶芸作家や職人が手がけた器やカトラリーが料理を一層引き立てる。
【有楽町】坐来大分
電話番号／03-6264-6650
住所／東京都千代田区有楽町2-2-3 ヒューリックスクエア東京3F
営業時間／物販11:30～22:00、レストラン11:30～14:00（L.O.13:30）、17:00～22:00（L.O.21:30）
定休日／土日祝、年末年始、お盆
アクセス／東京メトロ銀座線ほか「銀座駅」C1出口、日比谷線ほか「日比谷駅」A1出口より徒歩すぐ、JR各線「有楽町駅」銀座口より徒歩3分
【鹿児島県】そばつゆでいただく黒豚しゃぶかつが珍しい
かごしま遊楽館の2階に位置する「遊食豚彩いちにいさん」。本場「かごしま黒豚」を使った贅沢な料理が気軽に楽しめる。
ランチのおすすめは、もも肉をスライスし、ミルフィーユ状にしてサクッと揚げた「黒豚しゃぶかつ」。お肉は驚くほどやわらかくて甘く、ジューシー。大根おろしを添えたカツオ風味のそばつゆでいただくのが「いちにいさん」流。特製黒豚豚汁の一緒にどうぞ。さらにヘルシーな「黒豚の野菜蒸しセット」（1280円）も人気。
【有楽町】かごしま遊楽館／遊食豚彩いちにいさん
電話番号／03-3580-8821（1F食品販売）
03-3501-3123（2Fレストラン）
住所／東京都千代田区有楽町1-6-4 千代田ビル1～3F
営業時間／1F食品販売10:00～19:00、2Fレストラン11:30～21:30（L.O.21:00）
定休日／無休（年末年始を除く）
アクセス／地下鉄東京メトロ「日比谷駅」A4出口より徒歩すぐ、JR「有楽町駅」日比谷口より徒歩2分
旅気分が味わえる！東京都内にあるアンテナショップ案内
旅するように都道府県のお店をめぐってみませんか？
東京にある地方のアンテナショップが今おもしろい。地元の人が愛するご当地グルメをはじめ、おしゃれ雑貨や美容アイテム、そしてセミナーやワークショップなど、訪れる度に新たな出会いが待っている。お土産にもぴったりな売れ筋商品ランキングや、ご当地食材が楽しめる併設レストランまで、アンテナショップの魅力をギュッと集めました。いちばん身近にある都道府県のアンテナショップを、旅気分で訪ねてみて！
