夏になると恋しくなるかき氷。今回は、都内の名物かき氷の魅力をご紹介。東京・北品川の「いちょうの木」は、フォトジェニックなかき氷で知られる甘味処。見た目も味わいも一度食べたら忘れられない・・・目でも舌でも楽しいユニークなかき氷は、かき氷ファンなら一度は食べたい逸品!
カラフルなかき氷は味わいもユニーク!季節ごとの限定メニューを食べに通いたい
東京・品川にある昭和54(1979)年創業の老舗甘味処「いちょうの木」は、今やかき氷の名店として大人気。ここでしか食べられないかき氷を求めて、遠方からもたくさんの人が訪れるという。
常時10種類以上が揃う“季節のおすすめ”や、シロップや具材を自由にカスタマイズできる「組み合わせ氷」などこちらのラインナップは無限大だ。
美大出身の店主の今さんが作るかき氷は、こんもりと盛られた氷の上にカラフルなデコレーションが施されていたりと、とにかく見た目のインパクトがすごい。
もともとものづくりが大好きな店長の今さん。他にはないものを・・・と凝りはじめたら止まらなくなってしまったのだそう。
最初から最後まで甘いだけでは飽きてしまうからと、酸味やハーブなど必ずどこかに“爽やか”や“さっぱり”の要素を加えているというのがこちらのかき氷の特徴。
カラフルなチョコレートが目を引く「蔵王チーズサングリア」(800円)は下から順にサングリア、桃のシロップ、チーズケーキのような味わいの蔵王チーズあんを重ねたもの。ほのかに感じるライムの酸味がアクセントになっていて、食べ始めたら止まらない。
ほかにもある!お店の人気メニューや雰囲気をチェック
ほんのり梅酒が甘さを際立たせる一杯
季節のおすすめより、いち押しの「ずんだティラミス」(800円)。たっぷり振りかけられたココアパウダーの下に隠れたずんだソースと蔵王チーズの意外な相性にびっくり! 最下層には梅酒が隠れた大人の一杯。こちらは7月末頃まで販売予定。
SNSでも大人気。食感も楽しいかき氷
華やかな見た目に思わず歓声が上がる「紫陽花」(800円)。色とりどりの花の形にくり抜かれた寒天ももちろん手づくり。抹茶クリームにコーヒーのほろ苦さ、シリアルのサクサク食感、さっぱりとしたミントミルクを合わせて。こちらも7月末頃まで販売予定。
友達の家に遊びに来たような、親しみを感じる空間
現在、切り盛りする今さんは2代目。壁にずらりと掛けられた時計をはじめ、民芸品など店内に置かれているものの多くは、今さんのお父さんが選んだものだそう。緑も多く、明るい雰囲気。店先には名前のとおり、大きないちょうの木が植えられている。
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かき氷DATA
- 開催日程
- 通年
- メニュー
- 季節のおすすめほか、多数ラインナップ
- 氷の特徴
- 純氷
- シロップの特徴
- 下から順にサングリア、桃のシロップ、チーズケーキのような味わいの蔵王チーズあんを使用。ほのかに感じるライムの酸味がアクセントに
- 入店・待ち時間について
- 夏場の土日はネットからの予約制、平日は直接来店OK。詳細はブログ、インスタグラムをチェック。
DATA
- スポット名
- いちょうの木
- 電話番号
- 09088182835 09088182835 (11:30~17:00)
- 住所
- 東京都品川区北品川1-28-14 Map
- 営業時間
- 11:30~17:00
※公式ブログまたはインスタグラムにて営業状況の事前確認を
- 定休日
- 月・木定休日
- 交通アクセス
- 京浜急行線「北品川駅」または「新馬場駅」より徒歩5分
- 予約
- 不可
- ホームページ
- 「いちょうの木」公式ブログ
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PHOTO/AYA MORIMOTO TEXT/MINORI KASAI