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ひんやり甘く、なめらかな口どけが人気のアイスクリーム。こだわりの素材と職人技で仕上げられたアイスクリームは、火照った心や体をクールに癒してくれる。
今回ご紹介するのは、等々力駅にある「ASAKO IWAYANAGI PLUS(アサコ イワヤナギ プリュス)」。シェフパティシエールの岩柳麻子さんによる完熟フルーツを使ったジェラート、パフェなどが味わえる。女性ならではの感性を生かした芸術的なアイスをぜひ味わって。
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自由な発想とセンスを生かしたマリアージュが楽しめる、芸術的なアイス
服飾学校で染色を学び作家活動をしていた岩柳シェフは、「お菓子も扱うお惣菜屋でアルバイトをしているうちに、お菓子づくりに魅力を感じるようになってきたんです。次のアルバイト先のカフェのメニュー開発を任せられ、本格的に勉強を始めました」
パリに住む元パティシエールの友人から、製菓学校時代のテキストをもらうなどして独学でお菓子づくりを勉強したそう。
「1年間日本で働いてお金を貯めて、渡仏するというのを20代のときは繰り返しました。ヨーロッパには日常的にパティスリーのお菓子を楽しむ文化があるんだなと感じ、日本でも、生活の一部として楽しめるお菓子を提供できないかなという思いを感じ始めたのも、その頃ですね」
そして2015年に自身の名前を冠した「PATISSERIE ASAKO IWAYANAGI」をオープン。2018年には本店の隣に新たなコンセプトのパティスリー「ASAKO IWAYANAGI PLUS(アサコ イワヤナギ プリュス)」が完成し、ジェラート、クレープ、焼き菓子などを扱っている。
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岩柳シェフのご主人の実家はフルーツ農園。そのため、旬のフルーツが常に身近にある。ケーキはもちろんのこと、ドライフルーツにしてバターサンドをつくったり、コンフィチュールやパフェのソースにしたり。さまざまなフルーツの味わいを閉じ込めたジェラートも、こちらの店の看板商品。
「フルーツを凍らして食べる、究極のおいしい食べ方がジェラート」と言い切る岩柳シェフは、ジェラートというアイスの形にこだわっているそう。
「フレーバーを組み合わせることで、味わいが変わるのもジェラートのよいところ。ソルベ系の桃ならミルク系のジェラートを合わせると、味わいが変わります。ほかにもお茶やハーブのジェラートでも、新しいマリアージュが楽しめますよ」
常識にとらわれない、自由な発想で生み出される岩柳シェフのジェラート。繊細な味のマリアージュは、食べる側の感性をも豊かにしてくれそう。
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バニラのジェラートとマンゴー・パッションフルーツのジェラート
マダガスカル産のバニラビーンズを使ったバニラジェラートは、芳醇で甘い香りがやさしく口に広がる。
マンゴー・パッションフルーツのジェラートは、マンゴー本来の甘さにパッションフルーツの酸味がマッチ。爽やかな味わい。
「バニラのジェラートとマンゴー・パッションフルーツのジェラート」(702円※ジェラートは日替わりで、季節により価格や内容が変更する場合あり)
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オリジナルチョコレート&チョコチップのジェラートとピスタチオのジェラート
濃厚な味を楽しみたい人におすすめの組み合わせ。甘さ控えめでカカオ本来の味わいが楽しめるチョコレートのジェラートは、チョコチップの食感がアクセントに。
ブロンテ産の高級ピスタチオのジェラートピスタチオの粒がゴロゴロ入っており、満足度の高い1品。
「オリジナルチョコレート&チョコチップのジェラートとピスタチオのジェラート」(756円※ジェラートは日替わりで、季節により価格や内容が変更する場合あり)
ほかにもある、「パティスリー アサコ イワヤナギ プリュス」の極上スイーツをチェック
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パルフェ ア アンポルテ 包種茶 季節の柑橘
和紅茶ホワイトチョコレートフィユティーヌ、フロマージュブランクリーム、和紅茶ゆべし、日向夏の山椒マリネ、レモンジュレとオレンジソース、包種茶ブランマンジェが入った、見た目も華やかなパルフェ。
「包種茶は半発酵させたお茶で、緑茶と烏龍茶の中間くらいのお茶。非常にフルーティなので、柑橘類とよく合うんです」
今回は、マンダリンオレンジのジェラートとフルーツ(日向夏)をトッピング。ゆべしや山椒など、意外な素材が使われているが、口に入れたときに繊細に混ざり合い、絶妙なハーモニーを奏でるのは岩柳シェフのセンスによるもの。
ジェラートトッピングは+300円〜、ジェラート&フルーツのトッピングは+500円〜。
「パルフェ ア アンポルテ 包種茶 季節の柑橘」(1728円※写真はトッピングを追加したもの。また、季節によってパルフェの内容や価格が変更する場合あり)
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【東京都・等々力駅】アサコイワヤナギ プリュス
旬のフルーツを生かし色とりどりに飾られたパルフェやケーキ、ジャンルや枠を越えた焼き菓子など、さまざまな洋菓子を提供するシェフパティシエール岩柳麻子さんによるパティスリー。美しいパフェが話題の「PATISSERIE ASAKO IWAYANAGI」本店の隣に位置し、クレープやジェラート、持ち歩きできるパルフェなどテイクアウト中心の店。
- スポット名
- ASAKO IWAYANAGI PLUS(アサコイワヤナギ プリュス)
- 電話番号
- 0368098355 0368098355
- 住所
- 東京都世田谷区等々力4-4-5 (PATISSERIE ASAKO IWAYANAGIの隣) Map
- 営業時間
- 10:00〜19:00
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌日)
- 交通アクセス
- 東急大井町線「等々力」駅より徒歩3分、「尾山台」駅より徒歩4分
- イートイン
- あり
- ホームページ
- ホームページ
【特集】夏のひんやりスイーツ2020
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夏の太陽がジリジリ照りつけると、ひんやり冷たいスイーツが恋しくなる。そこで、なめらかな口どけのアイスクリームや行列のできる有名店のかき氷、ビタミンたっぷりのサマーフルーツなど、東京で味わえる最新のひんやりスイーツをご紹介します。
PHOTO/KAZUHITO MIURA WRITING/KIMIKO OHKATSU