オズモール、新富町

夕方からの東京さんぽ提案「TOKYO EVENING HOPPING」vol.3新富町

更新日:2024/09/20

予定のない休日の午後、あるいは仕事が早く終わった日。このまま家で過ごすのがもったいないように感じたら、この連載の出番です。どこへ行くか迷ったときにぴったりなスポットをお届けする、夕方からの町歩き案内です

本日のお任せ盛りは量と質が選べる。写真は1~2名様目安、2500円~。極薄スライスの皿盛りは30分以内、保冷バッグ持参なら1時間以内に食べるのを推奨。1時間以上かかる場合はシートに挟んで提供

脂が口中で軽やかに溶ける切りたての極薄生ハム

切り立てほやほやの無添加生ハムやサラミをテイクアウトできるサルーミ(食肉加工品)専門店。その日中に食べ切れる量をと50g~の少量の量り売りにも対応。うまみも塩味も異なる生ハム数種の食べ比べやなめらかな食感のモルタデッラなど好みの味が見つかります。

SALUMII LAND 

サルミーランド  
TEL.03-6875-8600 
住所/中央区築地2-10-1 
営業時間/12:00 ~ 20:00 
定休日/水、火不定(祝の場合は営業、前後不定休)

定番の生菓子、焼き菓子に加え、季節限定の味も登場

イタリア人が懐かしさに目を輝かす

「イタリアにはその地域にしかない特徴的なお菓子があって、地元愛や郷土の歴史を食べているような気持ちになれるんです」と話す店主の塩月さん。お菓子のテーマは“イタリア人の日常”。洗練されているけれど気取らない、心躍るおやつが待っています。

Litus 

リートゥス   
TEL.03-6275-2797 
住所/中央区新富2-9-6網代ビル1F 
営業時間/11:00~18:00*なくなり次第終了 
定休日/火・水

この日の魚料理、和歌山産甘鯛の鱗焼きズッキーニルンガのソテー添え。ディナーコース全8品12000円。入荷する野菜によって料理が変わるため内容は日替わり。ワインはフランスのナチュールを揃える。グラス1000円~

野菜の魅力に開眼する、新しい隠れ家

コースは野菜に振り切った構成で、魚や肉料理にも野菜がたっぷり。店主が修業先の和歌山で出会った農園や、その滋味深さに感動した雲仙の在来種の野菜、北海道や千葉などの産地から驚くほどたくさんの種類の野菜が日々届きます。例えば魚料理に添えたズッキーニルンガは1m長さもあるシチリア野菜、その葉のみをソテーしているが、ちゃんとズッキーニの味がすることに感動しきり。前菜にのせたフレッシュなコリアンダーのピクルスはピチッとはじける爽やかな香りが斬新! 採れたての野菜のみずみずしさ、太陽や風土の匂いまで伝わってきそうな繊細でいて創造性に満ちた料理が味わえます。

mehishiba

メヒシバ   
TEL.03-4400-4409 
住所/中央区新富2-4-3京橋ダイヤモンドマンション1F 
営業時間/19:00(料理一斉スタート)~24:00*要予約 
定休日/火

PHOTO/MASAHIRO SHIMAZAKI TEXT/KAORI MINETSUKI
※メトロミニッツ2024年10月号「TOKYO EVENING HOPPING」を再編集して転載

※記事は2024年9月20日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります