【ヨリミチマートのよりみちVol.3】おうちごはんをもっと楽しく!新橋のローカル缶詰専門店「カンダフル」

【ヨリミチマートのよりみちVol.3】おうちごはんをもっと楽しく!新橋のローカル缶詰専門店「カンダフル」

更新日:2023/10/04

新宿・小田急エース地下「SHINJUKU DELISH PARK」内にある「YORIMICHI MART(ヨリミチマート)」は、オズマガジンと小田急百貨店がコラボしたミニマート。“ちょっぴり上質”がテーマの店内には、おうちや職場で食べたいものがずらり。今回は、ヨリミチマートでユニークな缶詰を販売する「カンダフル」をご紹介。

“ワンダフル“な缶詰の魅力を伝えたい!

「カンダフル」は“ニッポンのモノづくりとスグレモノ”をテーマに、全国各地で作られた名産品、特産品を扱う株式会社コンタンの代表・鈴木正晴さんが、2020年に立ち上げた缶詰専門ブランド。
その背景には、気軽に旅行や外食ができなかったコロナ禍、少しでも“おうちごはん”が楽しくなる提案がしたいという思いがあったそう。

そもそも、防災用のストックだったり、ちょっと手抜きしたい日の助っ人的存在だったり、「主役」にはなりにくいイメージがある缶詰だけれど、缶詰製造の技術も、一つひとつのおいしさも、年々進化しているのだとか。

小さな食料品売り場の一角に設けた缶詰コーナーから始まった「カンダフル」はやがて、トラックいっぱいに缶詰を詰め込んで移動販売をスタート。そして2022年、ついにJR新橋駅構内に初の常設店をオープンした。

全国各地で作られた、ユニークな缶詰が勢揃い!

店内に並ぶ缶詰はなんと、常時約300種類。
ひと言で缶詰といっても、蓋を開けたらそのままお惣菜として食べられるものや、まぜごはんのもと、パンにスイーツ系・・・とさまざまで、一つひとつ鈴木さんをはじめ、スタッフが実際に食べてみて、おいしい、ぜひ紹介したいと思ったものばかり。

世の中にこんなにたくさんの缶詰があったなんて!とびっくりしていると、鈴木さんは2020年9月から自身のInstagramで「1日1缶」個性豊かな缶詰を紹介し続け、2023年6月には1000食を達成したのだとか。

「基本的にはスーパーなどでは売られていないような、ローカルな缶詰を中心に揃えています。地方出身の方が故郷の缶詰を見つけて、『懐かしい!』と買って行かれたり、『種類が多すぎてどれを買ったらいいかわからない!』と悩まれるお客さまもいらっしゃいます」とスタッフのひとり、肥後美紗稀さん。

“5分湯煎”のひと手間で、ご馳走感が増す

何を買おうか迷ったり、おいしく食べるアレンジ方法を知りたいときは、店内で紹介しているベスト5を参考にするほか、「ぜひスタッフにご相談ください!」と肥後さん。

「どんなシーンに使いたいかや、どんなお酒に合わせたいかなど、お好みに合わせてご提案します。総菜缶は、召し上がる前に湯煎で温めることがポイント。鍋にお湯を沸かして沸騰したら火を止め、缶詰を5分間浸けておくだけと簡単です。このひと手間で、さらにおいしくなりますよ」

普段のごはんにも、ギフトにも。缶詰のある暮らしを楽しもう

単においしくて日持ちがするだけでなく、製造段階で加熱・加圧殺菌が施されているから保存料などを使用していないことや、空き缶をリサイクルできる点なども缶詰の魅力。

パッケージデザインがおしゃれなもの、有名レストランが監修したものなど、ギフトや手土産として喜ばれそうなものも。
また、オリジナル缶詰の開発にも取り組んでいて、新橋ならではのSLをモチーフにした「駅弁缶」(牛めし、鶏めし)は、出張土産として好評なのだとか。

「普段の食卓の“ごちそう”やアウトドアで楽しんでいただく以外に、非常時にもおいしい缶詰があると心がホッとします。ぜひ色々なシーンで缶詰を楽しんでいただけたら」と肥後さん。ぜひ「カンダフル」で、新しい缶詰の魅力に触れてみて。

店舗詳細

住所:東京都港区新橋2-17エキュートエディション新橋1F
TEL:03-6264-5211
営業時間:11:00~20:00、日・祝は11:00~19:00
定休日:なし
公式HP:カンダフル


ヨリミチマートで購入できる商品3選

迷ったらこれ!「牛タンデミグラスソース煮込み」/木の屋石巻水産

開発までに5年の月日をかけたというこだわりの缶詰「牛タンデミグラスソース煮込み」は、カンダフル人気NO.1。ゴロッと大きな牛タンはとろけるような柔らかさ! 

濃厚なソースはパンやごはんと一緒に食べるのはもちろん、ワインのおつまみにもおすすめ。

十勝のソウルフードを缶詰に「よーいごはん 豚丼風」/浜田旅館

北海道足寄郡にある浜田旅館が、混ぜごはんのもとを手軽な缶詰として再現。
缶の中にはブランド豚の「十勝野ポーク」の粗挽き肉と玉ねぎを甘めのタレで煮込んだものがぎっしり詰まっている。

炊き立てのごはんに混ぜるだけで、豚丼が完成! 忙しい日のごはんにも最適。

愛らしいパンダに一目惚れ!「パンの缶詰 プレーン」/フェイス

防災用としても注目されている「パンの缶詰」。こちらは単に焼いたパンを缶に詰めるのではなく、缶の中で発酵から焼成まで行っているから、焼きたてのおいしさが楽しめる。

プレーン以外にも、ミルクやチョコチップ、ストロベリーなど種類が豊富なので、詰め合わせてギフトにしても。

スポット名
YORIMICHI MART(ヨリミチマート)
住所
東京都新宿区西新宿1丁目西口地下街1号 小田急百貨店 SHINJUKU DELISH PARK(シンジュク デリッシュ パーク)PARK1内
営業時間
平日8:00~20:30、土日祝日10:00~20:00
定休日
施設に準ずる
ホームページ
YORIMICHI MART

ヨリミチマートとは

雑誌・オズマガジンがプロデュースした、新宿・小田急エースの北館「SHINJUKU DELISH PARK」内のミニマート「YORIMICHI MART(ヨリミチマート)」。東京を中心に各地の小さなお店の商品が集まっていて、ここに来ればその町をよりみちした気分になれる。“ちょっぴり上質”をテーマにした品ぞろえは、手土産や自分へのご褒美にぴったり。新宿に訪れた際は、おいしいものを探しに立ち寄ってみて。

連載「ヨリミチマートのよりみち」

ヨリミチマートに集まった、東京を中心とした各地の小さなお店たち。店舗によりみちをして、その想いを尋ねる連載をチェック。

PHOTO/AYUMI OSAKI、WRITING/MINORI KASAI

※記事は2023年10月4日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります