水族館はひとりで静かに見て回るのにも楽しい場所。むしろ、じっくりと好きな展示を見入ったり、お気に入りの生き物を堪能するにはひとりのほうが気楽かも。ちょっと疲れたとき、落ち込んでいるとき、ひとりでのんびり過ごしたいときは、水族館に足を運んでリフレッシュしてみては? のんびり過ごせる癒しの水族館4選をご紹介。
PHOTO:新江ノ島水族館
クラゲといえば“えのすい”といわれるクラゲを満喫できる「新江ノ島水族館」
ひとり水族館で人気の生き物、クラゲ。神秘的な球体水槽のある新江ノ島水族館の「クラゲファンタジーホール」は、“えのすい”名物ともいえる展示。クラゲの体内をイメージしたホールには、世界で一番大きなクラゲのひとつとされるシーネットルをはじめ14種類のクラゲがいて、水槽の前に設置されているソファに座って、のんびり観察できる。
大きさも形も異なるクラゲは動き方も個性的。この空間にいると、何時間でもいられると思えてしまうほど、クラゲの魅力にハマるはず。時間を気にせず見とれていられるのも、ひとりならではの醍醐味。思う存分クラゲワールドを堪能しよう。
新江ノ島水族館
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
電話:0466-29-9960
営業時間:9:00~17:00(3/1~11/30)※春の大型連休、夏休みは変更あり
10:00~17:00(12/1~2/28)※年末年始は変更あり
※入場は閉館の1時間前まで
定休日:年中無休
料金:一般2400円、高校生1500円、小・中学生1000円、幼児(3歳以上)600円
アクセス:小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」から徒歩3分、江ノ島電鉄「江ノ島駅」、湘南モノレール「湘南江の島駅」から徒歩10分
HP:http://www.enosui.com/
日本最大級の金魚展示ゾーンの多彩な金魚や大小さまざまな水槽に漂うクラゲが見られる「すみだ水族館」
東京スカイツリータウン(R)にある「すみだ水族館」。21時まで営業しているので、平日でも仕事帰りに立ち寄ることができる。入館して間もなく目にするのがクラゲのゾーン。多数のクラゲが漂う空間は“非日常”を感じられる。幻想的に浮かび上がるクラゲの姿は美しく、なんとも言えず引き付けられる。
また、日本最大級の金魚展示ゾーン「江戸リウム」もゆっくり見たい展示のひとつ。和を感じる装飾の中でワキンやリュウキン、ランチュウなど、多彩な種類の金魚を展示。かわいくて、美しい姿を見るのはもちろん、金魚にまつわる文化や歴史に関する展示も、ひとりなら気兼ねなくゆっくり見て回れる。
すみだ水族館
住所:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F
電話:03-5619-1821(9:00~21:00)
営業時間:9:00~21:00
※入場は閉館の1時間前まで
※季節により変動あり
定休日:年中無休
料金:大人2050円、高校生1500円、小・中学生1000円、3歳以上600円
アクセス:東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」すぐ、メトロ半蔵門線ほか「押上(スカイツリー前)駅」すぐ
HP:http://www.sumida-aquarium.com/
“空飛ぶペンギン”が見られる都会のオアシス「サンシャイン水族館」
「サンシャイン水族館」は、「大海の旅」「水辺の旅」「天空の旅」と3つのエリアに分かれている。特に注目なのが屋外エリアマリンガーデン「天空の旅」にある「天空のペンギン」。水槽を見上げると、ケープペンギンが空を飛ぶように泳ぐ姿が見られる。
気持ちよさそうにスゥーっと泳ぐ様子は、見ている方もなんだか清々しい気持ちに。泳ぎながらじゃれ合ったり、上下に激しく動いたり、思い思いに泳ぐペンギンはずっと見ていたくなる。
さらに、「大海の旅」エリアにはトンネル型水槽「ふわりうむ」があり、ふわふわと漂うクラゲに囲まれ、海の中を散歩しているような不思議な体験が出来る。幻想的にライトアップされていて、トンネルに入るだけでも癒されそう。
サンシャイン水族館
住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル屋上
電話:03-3989-3466
営業時間:9:00~21:00(春夏)、10:00~18:00(秋冬)
※入場は閉館の1時間前(再入場は30分前)まで
定休日:年中無休
料金:大人(高校生以上)2200円、小・中学生1200円、4歳以上700円
※3歳以下無料
アクセス:JR「池袋駅」から徒歩10分、メトロ有楽町線「東池袋駅」から徒歩5分
HP:https://sunshinecity.jp/aquarium/
通常の展示だけじゃない。非日常の世界を体験できる「マクセル アクアパーク品川」
品川駅からほど近い、品川プリンスホテル内にある水族館「マクセル アクアパーク品川」。プロジェクションマッピングやタッチパネルなど、最先端テクノロジーを駆使した新しいスタイルの展示が楽しめる。
ひとりでじっくり味わいたいのが、「ジェリーフィッシュランブル」。音と光で演出された大空間にたくさんのクラゲたちが優雅に泳ぐ。数種類いるクラゲはそれぞれに動きも異なり、見ていると時間が経つのを忘れてしまいそう。22時まで営業しているので仕事帰りに立ち寄れるのも嬉しい。
マクセル アクアパーク品川
住所:東京都港区高輪4-10-30(品川プリンスホテル内)
電話:03-5421-1111(音声ガイダンス)
営業時間:10:00~22:00
※時期により異なる
【夏期イベント期間】
2019年7月13日(土)~8月9日(金)・8月16日(金)~8月31日(土)
9:00~22:00
【お盆期間】
2019年8月10日(土)~8月15日(木)
8:30~22:00
※入場は閉館の1時間前まで
定休日:年中無休
料金:大人(高校生以上)2200円(2019年7月13日より2300円)、こども(小・中学生)1200円、幼児(4歳以上)700円
※3歳以下無料
※2019年7月13日(土)より新料金へ変更
アクセス:JR品川駅高輪口から徒歩5分
HP:http://www.aqua-park.jp
【特集】ひんやり癒される。東京&関東近郊の水族館・アクアリウム2019
天候に左右されないクールなお出かけスポットといえば、水族館。涼しげに泳ぐクラゲや魚たちは、見ているだけで暑さをクールダウンしてくれる。そこで今回は、人気の水族館ランキングから、夏のデートや飲み会で訪れたいおしゃれなアクアリウム・ダイニングまで、都内&東京近郊の水族館・アクアリウム情報を総まとめしてご紹介します。デートや家族、ひとりで、ひんやり癒しのお出かけを楽しんで。
WRITING/AYAKO OKABE PHOTO/AYUMI OOSAKI