天候を気にせず、のんびり過ごせる水族館はデートにもぴったり。大きなエイやサメがゆっくりと泳いでいたり、小さな魚が群れを作っていたり、たくさんの魚が泳ぐ大水槽は、眺めているだけで自然と会話も盛り上がりそう。今回は、デートで行きたい“大水槽が魅力の水族館”4選をピックアップ。ゆっくり会話を楽しみながら、海や川の生き物たちとふれあって。
PHOTO:新江ノ島水族館
地元相模湾を再現した「相模湾大水槽」で約8000匹のマイワシの大群が見られる「新江ノ島水族館」
江の島の岩場を再現したエリアや、江の島の特産品でもあるシラスの生体展示を世界初で成功させているなど、個性的な展示が人気の新江ノ島水族館。館内の水槽で最大規模となるのが「相模湾大水槽」。できる限り自然のままの環境に近づけるように、2つの造波装置を設置して、常に波を発生させ、岩場に波がぶつかる様子が見られる。
なかでも約8000匹のマイワシの大群が最大の見どころ。国内でも有数のイワシの漁場でも知られる相模湾の生態として、欠かせない存在。銀色に輝きながら、自在にうねりながら泳いでいる様子は、見ていて飽きない。ほかにも多彩な生き物を観察できる相模湾大水槽には、約90種類2万匹の魚がいるのだとか。
いつも慣れ親しんでいる魚の泳いでいる姿に、自然と会話も盛り上がりそう。そのほか、神秘的なクラゲ展示や迫力あるイルカショーなど見どころもたくさんあるから、丸1日江の島デートを満喫して。
新江ノ島水族館
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
電話:0466-29-9960
営業時間:9:00~17:00(3/1~11/30)※春の大型連休、夏休みは変更あり
10:00~17:00(12/1~2/28)※年末年始は変更あり
※入場は閉館の1時間前まで
定休日:年中無休
料金:一般2400円、高校生1500円、小・中学生1000円、幼児(3歳以上)600円
※2歳以下無料
アクセス:小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」から徒歩3分、江ノ島電鉄「江ノ島駅」、湘南モノレール「湘南江の島駅」から徒歩10分
HP:http://www.enosui.com/
東京にある世界自然遺産。小笠原諸島の海の世界を垣間見られる「すみだ水族館」
金魚の展示や国内最大級の屋内開放のプール型水槽にいるマゼランペンギンが人気の「すみだ水族館」。こちらの大水槽は「東京大水槽」で、東京都の誇る世界自然遺産である小笠原諸島の海がテーマ。
濃く、深く、どこまでも青く澄み切った水槽の中を多彩な生き物たちが泳ぐ姿は、世界自然遺産であることを実感できるような息を飲む美しさ。東京大水槽の裏側には小さな丸い窓があり、海の中をのぞけるようになっている。
18:00以降は館内の照明を落とし、青く幻想的な夜の照明の中で泳ぐ魚たちや、ぴったりと寄り添って眠るペンギンカップルの姿も見られる。水槽前のベンチに腰掛け、ゆったりと生き物たちを眺めながら、ロマンティックなひとときを過ごして。
すみだ水族館
住所:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F
電話:03-5619-1821(9:00~21:00)
営業時間:9:00~21:00
※入場は閉館の1時間前まで
※季節により変動あり
定休日:年中無休
料金:大人2050円、高校生1500円、小・中学生1000円、3歳以上600円
※2才以下無料
アクセス:東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」すぐ、メトロ半蔵門線ほか「押上(スカイツリー前)駅」すぐ
HP:http://www.sumida-aquarium.com/
4つの水族館が楽しめる「横浜・八景島シーパラダイス」のアクアチューブで海中散歩気分を味わおう
「大海原に生きる群れと輝きの魚たち」と名付けられた大水槽は高さ8mの大迫力。7万尾のイワシの大群が見られ、向きを変えながら瞬時に形を変えながら絵画を描くように目まぐるしく動く姿は、ずっと見ていたくなる。
イワシの群れと一緒に泳いでいるのは、エイやシロワニという大型のサメなどの大きな生きものや、カラフルな熱帯魚など様々な種類な魚たち。そして、なんと言っても、水槽のトンネルの中を移動できる3階に続くアクアチューブに感激。神秘的で美しい海の世界を体感できる。
ほかにも、イルカたちのパフォーマンスが楽しめる「アクアスタジアム」や海の生きものたちとふれあいが楽しめる「ふれあいラグーン」など、異なる4つの水族館はどれも魅力満載だから、ゆっくり時間をかけてデートを楽しみたい。
横浜・八景島シーパラダイス
住所:神奈川県横浜市金沢区八景島
電話:045-788-8888(インフォメーション)
営業時間:9:30~20:00
※日・季節・施設により変動あり
定休日:年中無休
料金:アクアリゾーツパス(水族館4施設) 大人(高校生以上)3000円、小・中学生1750円、幼児(4歳以上)850円、65歳以上2450円
※3歳以下無料
※ほか、ワンデーパス(水族館4施設+アトラクション)大人5050円など各種チケットあり
アクセス:シーサイドライン「八景島駅」から徒歩すぐ
HP:http://www.seaparadise.co.jp/
迫力満点の群泳!ドーナツ型の大水槽でクロマグロを間近で見られる「葛西臨海水族園」
入口からエスカレーターを降りると、大きな水槽がある。最初のコーナーには、アカシュモクザメやマイワシの群れ、ウシバナトビエイなどが泳ぐ。ドーナツ型の大水槽の内側はアクアシアターと呼ばれ、1匹約75kgある大きなクロマグロが。
大きな体で勢いよく、それでいて優雅に泳ぐ姿は圧巻で、これだけ多くの泳いでいるマグロは、ほかではなかなか見られない。ほかにも東京の海や世界の海など、異なるテーマの展示や日本最大級のペンギンの展示場など、見どころがいっぱい。
迫力のあるクロマグロを目の前にしたら、きっと会話も盛り上がりそう。葛西臨海公園内には日本最大級の観覧車「ダイヤと花の大観覧車」もあるから、水族園を楽しんだ後に行ってみるのもおすすめ。
葛西臨海水族園
住所:東京都江戸川区臨海町6-2-3
電話:03-3869-5152
営業時間:9:30~17:00(入園および入園券・年間パスポートの発売は16:00まで)
※開園時間は変更する可能性あり
定休日:毎週水曜(祝日や振替休日、都民の日の場合は、その翌日が休園日)、年末年始(12月29日~翌年1月1日)
料金:一般(高校生以上)700円、中学生250円、65歳以上350円
※小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料
アクセス:JR京葉線「葛西臨海公園駅」から徒歩5分
HP:http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/
【特集】ひんやり癒される。東京&関東近郊の水族館・アクアリウム2019
天候に左右されないクールなお出かけスポットといえば、水族館。涼しげに泳ぐクラゲや魚たちは、見ているだけで暑さをクールダウンしてくれる。そこで今回は、人気の水族館ランキングから、夏のデートや飲み会で訪れたいおしゃれなアクアリウム・ダイニングまで、都内&東京近郊の水族館・アクアリウム情報を総まとめしてご紹介します。デートや家族、ひとりで、ひんやり癒しのお出かけを楽しんで。
WRITING/AYAKO OKABE PHOTO/AYUMI OOSAKI