昨年は2万人以上の来場者を楽しませた「アフリカンフェスティバルよこはま」が今年も開催! 2019年4月5日(金)から7日(日)までの3日間、横浜赤レンガ倉庫がアフリカ一色に染まる。音楽や踊りのステージ、フード、民芸などの多彩な文化に触れられるから、まるでアフリカに訪れたような気分に。
魂に響くアフリカ音楽で盛り上がろう
さまざまな催しを開催している中で、まず注目したいのがステージ。3階のメインステージでは、毎日ファッションショーや音楽パフォーマンスを実施。特にライブステージは、多種多様なアフリカ音楽の奥深さを知ることができそう。
例えば、手と棒で演奏するセネガルの太鼓・サバール奏者のワガン・ンジャエ・ローズの演奏は、スピード感とドラムのグルーブが大迫力。また、コートジボワール出身のイブライム・コナテのジェンベ演奏はトラディショナルで躍動感たっぷり。このほかにも、タンザニア出身のリードボーカル・フレッシュが歌うポップなど、本場の音楽を聞けば、アフリカンスピリッツに触れられるかも。
間近でパフォーマンスを楽しむと、自分でもやってみたくなるもの。会場では西アフリカの太鼓「ジャンベ」と指で金属を弾いて演奏する「ムビラ」のワークショップを開催予定。楽器もレンタルできるから、気軽に挑戦してみよう。また、ジャンベダンスのワークショップも体験できる。ジャンベの陽気なリズムに合わせて踊るのも楽しそう。
おすすめはコスメ&グルメ!マーケットも充実
ショッピングもフェスティバルの目玉のひとつ。2階のマーケットには、アフリカ各国の自慢の品を用意。民族楽器や民芸品なども並ぶけれど、特に女性にオススメなのがコスメ。アルガンオイルやシアバターなどハイクオリティ品が揃う。また、紅茶やコーヒーなどのアフリカが原産の食品は、お土産にぴったり。
ショッピングで疲れたら、フードコートへ。ガーナ料理が登場し、ガーナ風炊き込みご飯のジョロフライスやオクラシチューなどで来場者の舌を楽しませる。また、南アフリカ産のマンゴーやグアバのジュースからお酒まで多彩なドリンクが。現地のビールやヤシの樹液を発酵させたヤシ酒などの珍しい1杯も堪能できる。
歴史を知ればアフリカへの理解も深まる
音楽や食などのアフリカ文化に触れると、もっと深く知りたくなってくるはず。そんなときは、歴史や習俗などを紹介する展示スペースへ。2020年の東京五輪で横浜市がホストタウンとなり迎えるチュニジア共和国、ベナン共和国、ボツワナ共和国、コートジボワール共和国は、各国の五輪に向けた取り組みを発信する。もちろん、観光に役立つ情報も満載。アフリカの人々とコミュニケーションが取れる機会でもあるので、ぜひ積極的に話しかけてみて。
アフリカンフェスティバルよこはまはガーナの人が中心となって開催しているイベント。アフリカに暮らす人の視点からアフリカを紹介しているため、本場の雰囲気が段違いで感じられる。明るく豊かなアフリカ文化を味わえば、すっかりアフリカに魅了されそう。
イベントDATA
- イベント名
- 第12回アフリカンフェスティバルよこはま2019
- 開催場所
- 神奈川県横浜市中区新港1-1-1 横浜赤レンガ倉庫1号館
- 開催日程
- 2019/4/5(金)~4/7(日)
- 開催時間
- 11:00~19:00(最終日は~17:00)
- アクセス
- 横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道駅」「日本大通り駅」より徒歩約6分、JR京浜東北線、根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町駅」「関内駅」より徒歩約15分
- 入場料
- 無料
※民族楽器のワークショップは1000円(楽器レンタル代込み)、ダンスは500円
- 電話番号
- 0453177890 0453177890 アフリカンフェスティバルよこはま実行委員会事務局 アフリキコ内
- ホームページ
- 第12回アフリカンフェスティバルよこはま2019
WRITING/MARIA KAWASHIMA