モデルの武智志穂が、全国各地に伝わる郷土料理を地元の人に習いに行く、OZmagazine TRIPの連載企画。今回は京都府・京都市の梅体験専門店「蝶矢」で、オリジナル梅酒作りに挑戦。おうちで作るときに嬉しいおさらいレシピ付き。
6月に収穫の最盛期を迎える梅。そんな季節だからこそ、梅に親しむ体験を。訪れたのは「チョーヤ梅酒」がプロデュースする、京都の梅体験専門店「蝶矢(ちょうや)」。白を基調にしたモダン空間で梅酒と梅シロップ作りが体験できる。「梅酒は家庭でも作られてきましたが、もっと気軽に楽しんでいただきたくて、梅1粒からできるレシピを考案しました」と、梅マイスターの菅健太郎さん。
まずはスタッフから梅の特徴などを聞きながら、素材の異なる梅ドリンクをテイスティング。素材となる梅と砂糖は5種、お酒は4種が揃い、梅シロップは25通り、梅酒なら100通りから好みで選べるのが楽しい。冷凍梅を使うのも特徴。生梅の梅酒は半年以上かかるが、冷凍梅は浸透率が高いため、梅酒は1カ月、梅シロップは1週間で飲み頃に。クエン酸豊富で暑さ対策にもぴったりの梅。この夏は、お手製の梅ドリンクで暑さをしのいでみては?
梅酒(蝶矢オリジナル)の作り方
■材料(1杯分)
冷凍梅/1粒(1粒28gが目安)、砂糖(氷砂糖・こんぺい糖・てんさい糖など)/28g、お酒(ウォッカ・ブランデー・ホワイトラム・ジンなど)/40ml
※砂糖の代わりにはちみつ、アガペシロップを使う場合は36gを目安に。2杯分以上作る場合は、作りたい杯数(6杯分まで)×1杯分の材料で。梅は凍った状態で販売している冷凍梅を用意するか、生梅(7月頃まで)を自分で冷凍して使用を。水でやさしく洗い水気を拭き取り、よく乾燥させて密閉袋に入れ、ひと晩以上冷凍庫で凍らせる。変色しなければ約1年保存可
■作り方
(1)冷凍梅のヘタを竹串などで取る(取れない場合は、そのままでも)
(2)煮沸などで消毒&乾燥させた保存瓶に梅と砂糖を入れ(2杯分以上の場合は梅と砂糖を交互に)、酒を注ぐ
(3)ふたを閉め冷暗所で保存。初めの2週間は1日1回、瓶を静かに回しよく混ぜる。1カ月で完成
※お酒を入れなければ梅シロップに。シロップは約1週間で完成
梅体験専門店「蝶矢」
- 住所
- 京都府京都市中京区六角通堺町東入堀之上町108 CASA ALA MODE ROKKAKU 1F
- 営業時間
- 11:00~19:00 ※予約優先。予約は公式HPから
- 定休日
- 不定休
- 料金
- Sサイズ(1杯分)1000円~、Mサイズ(3杯分)2000円~、Lサイズ(6杯分)3000円~
- アクセス
- 地下鉄烏丸御池駅より徒歩7分、阪急烏丸駅または地下鉄四条駅より徒歩8分
- ホームページ
- 梅体験専門店「蝶矢」
PROFILE
武智志穂(たけち・しほ)
ファッション誌・TV・CM・ラジオなどモデル発のタレントとして10年以上のキャリアを持つ。現在は、ファッションだけでなく、美容・グルメ・インテリア・アウトドア・音楽・旅行などのライフスタイルをSNSで発信し、同世代の女性から高い支持を集めている。
- @shiho_takechi
この記事をもっと詳しく! オズマガジントリップ「夏の電車旅」発売中
「オズマガジントリップ」最新号は「夏の電車旅」大特集! 気軽に乗りに行けるローカル線から、今年デビューした新しいレストラン列車、夏ならではの絶景が眺められる観光列車まで、乗って楽しい電車・列車を紹介します。もちろん、終点や途中駅のグルメ&立ち寄りスポット情報もしっかり網羅。電車に乗っている間も降りてからも、充実した旅ができますよ!
OZmagazine TRIP「夏の電車旅」特集
発売日/2019年6月7日(金)
価格/648円+税
販売場所/全国の書店、コンビニエンスストア、駅売店などで発売
PHOTO/AYA MORIMOTO MODEL/SHIHO TAKECHI WRITING/MIE NAKAMURA
※OZmagazine TRIP(2019年6月7日発売)の情報を転用して掲載しています。掲載情報は、2019年6月7日時点のものです。その後、変更が生じる場合があります。また各店の営業時間や定休日などは時期によって変わる場合もありますのでご了承ください