週末、旅に出なくても都内や東京近郊で旅気分を味わえる、イベントやフェス、お祭りなどを紹介。日本全国のグルメ・伝統・文化に触れながら、遠い地域へ想いを馳せて。今回は、2019年7月7日(日)に東京・神楽坂にオープンした青森県つがる市のアンテナショップ「果房 メロンとロマン」をご紹介。こちらでは特産品であるメロンを使ったメニューを味わったり感じたり、さまざまな体験をすることができる。まずは覗いてみて。
日本初の“メロン工房”が登場!かき氷にパフェなど季節ごとの絶品メロンスイーツが味わえる
青森県つがる市のアンテナショップとして、2019年7月7日(日)、東京・神楽坂の一角にオープンした「果房 メロンとロマン」。通常イメージするアンテナショップとはまったく違い、一見スイーツショップのような佇まいで、店内も、1階がスイーツを販売するショップと工房、2階がカフェスペースという構成。メロンが同市が誇る特産品であることから、五感で体験する日本初の“メロン工房”として誕生した。“五感”と聞いて、まず気になるのはやっぱり“味覚”。どんなお楽しみが待っているのか、早速チェックしてみよう。
2階のカフェスペースで味わえるスイーツメニューは、全部で7種類。中でも、夏に味わいたいのが、ふわふわのかき氷に100%メロン果汁のエスプーマ(泡)をふんだんに盛りつけた「エスプーマメロンかき氷」(1296円)。生果とはまったく違う食感ながら、メロンの濃厚な甘みと香りはそのままに楽しめる。季節限定メニューなので、気になったなら早めにショップへ立ち寄って。
ほかに、より甘みの強い赤い果肉とさわやかな甘さの青い果肉の2種類を食べ比べることのできるメニューもおすすめ。「赤と青のメロンパフェ」(1890円)は、赤と青の生果だけでなく、クリーム、シャーベット、ゼリーのさまざまな状態のメロンが盛り込まれていて、なんとも贅沢。
ランチにおすすめなのは、テイクアウトが可能な「生メロンのフルーツサンド」(594円)。自家製の生クリームと大きめにカットされた生メロンをレーズンパンにはさんだ1品。クリームのほどよい甘さがフレッシュな果肉の濃厚な風味を際立たせ、さらにレーズンのやわらかな酸味が加わると上品な味わいに。メロンは2品種からお好みのものをどうぞ。両方味わうなら、「生メロンのフルーツサンド 2種セット」(1080円)がお得。
また、3品種を一度に食べ比べできる「3種のメロンテイスティング(特製メロン生クリーム付き)」(734円)があるのも、メロン工房ならでは! 同市特産の品種はタカミ、キスミー、ホームラン、アスコット、レノンの5種類。7月から9月の旬以外の時季には、国内外から旬の生果を仕入れて提供してくれるそう。
サンドイッチのほかにテイクアウト可能なメニューは、「メロンジェラートフラッペ」(918円)と「なめらかメロンプリン」(734円)。氷結した生メロンと赤い果肉のジュレを使ったというフラッペは素材の味を手軽に楽しめるので、夏の神楽坂散歩のお供にぴったり。また、果肉入りのメロンジュレがのったプリンは、口溶けがよくメロンの香りが口いっぱいに広がり幸せな気分に。果肉のトッピングも華やかで、手土産にすれば、話が弾むこと間違いなし。
メニューに使われるメロンもまた、同市特産の5種類を中心に各地の旬のものを調達。季節ごとにそれぞれの品種に合うメニューが開発され、リニューアルされていくので、その時々の新たなおいしさに出会えるのもうれしい。
ショップのお楽しみはまだまだある! 1階店舗に旬のメロンをレモングラスやグレープフルーツなどで割ったフレーバーウォーターを無料で楽しめるサーバーが設置されていたり、2階カフェにはテーブルにメロンの塗り絵と特産5品種をイメージした5色のマーカーや、5品種の皮の模様が型押しされたコースターが添えられていたり。より多くの人にメロンの魅力を知ってもらいたいという思いから、五感に訴えかけるさまざまな試みが施されている。季節によってはメロンそのものを販売するそうで、まさにとことんメロンづくしのショップといえる。メロンはおいしいだけでなく、ビタミン豊富なのもうれしいポイント。そんなメロンを存分に味わえる「果房 メロンとロマン」にぜひ一度立ち寄ってみて。
メロン工房「果房 メロンとロマン」
- 電話番号
- 0362807020 0362807020
- 住所
- 東京都新宿区神楽坂3-6-92
- 営業時間
- 11:30~17:30
- 定休日
- 月・火、年末年始
- 交通アクセス
- 東京メトロ東西線「神楽坂駅」1出口より徒歩9分、東京メトロ有楽町線・南北線「飯田橋駅」B3出口より徒歩6分ほか
- ホームページ
- 果房 メロンとロマン
WRITING/KAZU SASAKI