有名シェフによるレストラン&浜のおかあさんの食堂。Reborn-Art Festival 2017

更新日:2017/08/23

大自然の中に夢のようなレストランが出現
「Reborn-Art DINING」

現在、会期真っ最中の「Reborn-Art Festival 2017」は、石巻市街、牡鹿半島を舞台にした「現代アート」「音楽」「食」の一大祭典。このイベントの拠点になる牡鹿ビレッジにできた、スペシャルなレストラン「Reborn-Art DINING」が話題沸騰中。有名シェフがほぼ週替わりでやってきて、地元の新鮮な食材をふんだんに使った贅沢な料理を振る舞ってくれる。シェフイベントは事前予約制(※)だけど、今からでも間に合う注目のキュイジーヌをご紹介。
※席に空きがある場合は当日の電話予約も可能。TEL.070-1143-0053

8/25(金)・26(土)はミシュラン2ツ星シェフが登場

東京・西麻布にあるミシュラン二ツ星フレンチレストラン「レフェルヴェソンス」。食材を求めて生産者やシェフを訪ねたり、講演をしたりと世界中で活躍する生江史伸シェフが、この日のためだけに手がける料理を堪能できる貴重な機会。アミューズ、前菜2種、メイン、デザートの全5品は、地元で獲れるジビエや新鮮な海鮮などを使い、芸術的なコースになること間違いなし。

DATA

日時/8月25日(金)11:00~の回、14:00~の回
8月26日(土)11:00~の回、14:00~の回(各日2回)
会場/牡鹿ビレッジ内「Reborn-Art DINING」
料金/7800円(税・サ込)
定員/各30名

9/3(日)は、東京と岩手の名シェフによる饗宴!

世界的にも注目を浴びる東京・外苑前のフレンチ「Florilege」川手寛康シェフの回では、岩手のフレンチレストラン「ロレオール」伊藤勝康シェフも一緒に参加。「東北・宮城と岩手の表現」と題して、アミューズ、前菜4皿、メイン、デセールの全7皿のコースが登場。新進気鋭のシェフ2人のタッグで、地元の食材がどのように生まれ変わるか楽しみ!

DATA

日時/9月3日(日)11:00~の回、14:00~の回 全2回
会場/牡鹿ビレッジ内「Reborn-Art DINING」
料金/7800円(税・サ込)
定員/各30名

地元のお母さんによる心づくしの料理を「はまさいさい」で

気軽に地元の料理をいただくなら、牡鹿ビレッジ内の食堂「はまさいさい」へ。東京・清澄白河にある、地方の食材を取り入れた料理が人気の「山食堂」が、コンセプトとメニューのアイデアを提供。“牡鹿半島の明るく元気な浜のお母さんたちの、浜の営みを感じてもらえる食堂”として地元に伝わる郷土料理を家庭の味として提供してくれる。

牡蠣の養殖が盛んなこの荻浜でつくられる名物料理は、南インドの豆カレー「ダルカレー」をベースにした「カキーマカレー」。たっぷりの牡蠣とその日採れた旬の野菜を具材にしたカレーは、海の香りと山の幸が見事なハーモニーを奏でて、訪れる人々にも大人気。そのほかに定食や丼もの、スイーツやドリンクなどもあるので、ランチのほかカフェとしても利用できる。会期が終わってもみんなで育てて、土地に根付くような食堂になりそう。

DATA

営業/10:00~18:00(L.O.17:30) 9/10(日)までの期間中は不定休(お休みの場合は、SNSなどで告知)
会場/牡鹿ビレッジ内「はまさいさい」
価格/ランチメニューは1000~1500円程度
席数/20席(屋外にも席あり)
予約不可

Reborn-Art Festival 2017

会場/宮城県石巻市(牡鹿半島、市内中心部)
提携会場/松島湾(塩竈市、東松島市、松島町)、女川町
会期/開催中~2017年9月10日(日)※作品、プログラムにより異なる
料金/パスポート(2日間有効)3000円、3日券4000円ほか各種あり
アクセス/JR東京駅より石巻駅まで約2時間30分、石巻より牡鹿半島まで約1時間

Reborn-Art Festivalは公式ガイドブックを持って

Reborn-Art Festival 2017の公式ガイドブックには、いろんな思いがつまっていて、有名アーティストをはじめ、地元の方々のエッセイ集としても楽しめる1冊に。全アーティスト・作品を紹介するアートガイド、各イベントの日程やマップの付いた詳細ガイドとしてはもちろん、石巻エリアのグルメや体験スポットなど、通常の旅のお供にもぜひ。

PHOTO/HIROMI FURUSATO(はまさいさい)

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※記事は2017年8月23日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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