愛媛県のアンテナショップ「シン・エヒメ」(丸の内)
地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 東京の丸の内にある愛媛のアンテナショップ「シン・エヒメ」は、温かみのあるみかん色が印象的な空間。愛媛の名産品や工芸品がセンスよく並び、蛇口から出るみかんジュースも味わえる。ショップの売れ筋ベスト3や、レアなアイテムをご紹介
更新日:2018/06/26
アンテナショップのスタッフに聞く、「シン・エヒメ」のここがスゴイ
遊び心いっぱいに愛媛の魅力を発信
愛媛のアンテナショップ「シン・エヒメ」は、タオル専門店「伊織」との複合ショップ。左半分が「シン・エヒメ」のスペースになっている。ユーモラスなキャラクター“シン・ボッチャン”は、愛媛在住の漫画家・和田ラヂヲさんによるもの。
「柑橘類のジュースや鯛めしセットなどのグルメをはじめ、砥部焼の器や伊予水引ののし袋など地元企業のオリジナル商品も充実しています。奥のイートインスペースは、道後温泉本館で湯上りにくつろぐ畳のスペースをイメージしているんですよ。ビル外の緑に囲まれてリラックスできると好評です」(スタッフ・伊藤奈緒美さん)。
アンテナショップに行くべき3つの魅力
【1】ウワサの“蛇口みかんジュース”が体験できる!
「愛媛では蛇口からみかんジュースが出るらしい」。そんなウワサを耳にしたことのある人も多いのでは。「シン・エヒメ」では、みかんジュースが出る蛇口が3つも! それぞれに異なった柑橘類のジュースが出るので、飲み比べが楽しめる。もっとも甘みの強い温州みかん、和製グレープフルーツともいわれる河内晩柑、ほろ苦さがたまらない甘夏など、それぞれの個性を実感できる。
【2】東京ではここだけ! みかん味のヴィーガンソフト
愛媛県産みかんを使った、ここでしか味わえないグルメ「ヴィーガンソフトクリームwithみかん」にも注目。アメリカ発のココナッツミルクで作られたヴィーガンソフトクリームに愛媛産温州みかんジュースを配合。ヴィーガンソフトクリームといえば豆乳を使ったものが多いけれど、これは豆の匂いが苦手な人にも好評。温州みかんの甘酸っぱさも効いている。
【3】愛媛名産・今治タオルのラインアップが豊富
吸水性にすぐれ、やわらかい風合いと丈夫さを兼ね備えた今治タオルは100年以上前から作られ続けてきた特産品。地元ではタオルのいただきものも多く、どの家にもたいてい常備してあるのだとか。「伊織」のスペースでは、約100数社ある今治タオルメーカーのうち約20社の製品を扱っている。伊織オリジナルのタオルをはじめ、ガーゼやオーガニックコットンのタオルまで幅広いラインアップ。
人気ランキング
愛媛のアンテナショップ「シン・エヒメ」の物販コーナーの売れ筋商品ベスト3をピックアップしてご紹介!
一つひとつ手作業で作られるみかん大福。味の詰まった愛媛県南予産の小玉みかんの甘酸っぱさと、白あんの上品な甘さが絶妙の相性。「まるごとみかん大福」(400円)
愛媛のこだわり卵やはちみつを使ったレモンケーキ。瀬戸内産レモンピールが爽やかなアクセント。「瀬戸内レモンケーキ」(195円)「青いレモンケーキ」(216円)
十勝産の小豆を練り上げたこしあんを、透き通るような薄皮で包んだひと口サイズのおまんじゅう。凍らせて食べてもおいしい。「山田屋まんじゅう」(3個351円)
東京に住む地元民のご指名NO.1、ご当地LOVEグルメ
【愛媛県・東温市】四国乳業の「ホームアップ」
愛媛県民ならほぼ誰もが知っているクリームソーダ。発売は1968年なので、幅広い世代に親しまれてきた。ソフトな口当たりで飲みやすく、味わいはまろやかで、のどごしはすっきり爽やか。
SHOP DATA_シン・エヒメ(丸の内)
TEL. 03-6551-2030
住所/東京都千代田区丸の内2-7-2KITTE丸の内2F 伊織/シン・エヒメ内
営業時間/11:00〜21:00(日・祝日は〜20:00)
定休日/施設に準ずる
アクセス/JRほか東京駅丸の内地下南口よりすぐ
愛媛県ってどんなところ?
四国の北西部を占める愛媛県。東西を横切るように四国山地が連なり、瀬戸内海にはたくさんの島々、宇和海にはサンゴが育つ海中公園があり、美しい自然風景が楽しめる。日本三古湯のひとつ、道後温泉や松山城も必見! 郷土料理の鯛めしもぜひ味わいたい。
PHOTO/AYA MORIMOTO TEXT/MIYO YOSHINAGA