栃木県のアンテナショップ「とちまるショップ」 (押上)
地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 東京の押上・東京ソラマチにあるアンテナショップ「とちまるショップ」は、いちごをはじめとする栃木の特産品、レモン牛乳など人気みやげ、益子焼などの工芸品と、栃木の魅力がギュッと集結。ショップの人気ランキングからレアな商品までご紹介
更新日:2018/06/26
アンテナショップのスタッフに聞く、「とちまるショップ」のここがスゴイ
定番からディープな商品まで揃う!
「東京ソラマチという場所柄、“なんの店かわからないけど入ってみた”というお客様も多くて。そこで、もっと栃木の魅力を知ってもらおうと、2017年12月にお店をリニューアル。
ご当地グルメが食べられるイートインスペースを設けたり、インテリアに伝統工芸を施したりと、全身で栃木を感じてもらえるようになりました。もちろん、伝統工芸品の販売もしています。“伝統”と聞くと敷居が高く感じるかもしれないですが、数千円で買える益子焼の食器など、意外と手に取りやすい価格帯のものもあるんですよ。
また、栃木=いちごをイメージされる方が多いと思いますが、野菜全般もおいしいんです。週に3回ほど農家直送の旬野菜を販売しているので、フレッシュな栃木産野菜もぜひ試してもらいたいですね」(加藤惠三さん)
アンテナショップに行くべき3つの魅力
【1】いちご王国ならでは! いちご商品が充実
栃木と言えばやっぱりいちご。店内には、いちごのお菓子やドリンクなど、いちご関連商品が目白押し。「ミルキー」や「カントリーマアム」など、馴染みのあるお菓子のいちご味も用意。テイクアウトコーナーでは、いちごのスムージーやジェラートなど、通年でいただけるいちごのスイーツメニューも。夏からは、特製のいちごシロップをかけたかき氷が登場予定!
【2】地元の味を楽しみながら、栃木の観光情報をゲット!
店内奥にある全7席のイートインコーナーでは、「日光ゆばあんかけ丼」(850円)などのランチや、とちぎ和牛ローストビーフを使ったおにぎりなどを提供。食事は益子焼の器で提供されるのも好ポイント! また、スペース内には栃木の観光リーフレットや、観光情報を調べられるタブレットが置いてあり、食事をしながら観光情報を手に入れられる。
【3】いくつ知ってる? 店中に栃木の伝統工芸がたくさん
栃木は県の面積の半分以上が森林で、国産木材の製品生産量は関東NO.1。なので、栃木の伝統工芸品も木を使ったものが多い。例えば、日光東照宮にも取り入れられた「鹿沼組子」もそのひとつ。店内には、そんな栃木の伝統工芸があちこちに。木だけでなく、国の選択無形文化財に指定されている「烏山手すき和紙」の照明カバーなど、さりげないところに匠の技が。店内をじっくり見て、栃木の文化に触れてみて。
人気ランキング
栃木県のアンテナショップ「とちまるショップ」で売れ筋商品ベスト3をピックアップしてご紹介。
「レモン牛乳」の愛称で親しまれている「関東・栃木レモン」(180円)。レモン色をした乳飲料で、実はレモンは不使用。酸味と甘みが調和した爽やかな後味で、リピーター率も高いそう。
併設のショップで販売する「スカイベリ―スムージー」(500円)は、栃木産の新品種のいちご「スカイベリ―」を贅沢に使用。いちご本来の甘さを感じる、濃厚でフレッシュな味わいに感動!
「カツ煮まん」(400円)は、いま注目したい人気急上昇中の一品。地元で人気の食堂が手掛ける中華まんで、中には煮カツが丸ごとイン! 甘めの煮カツともちもち生地が相性抜群。
東京に住む地元民のご指名NO.1、ご当地LOVEグルメ
【栃木県全域】 大関商店の「しもつかれ」
大根やニンジン鮭などを細切りにし、酒粕で煮込んだ栃木の郷土料理。ごはんにのせたり、鍋に入れてスープにすることも。家庭によって味が大きく異なるけれど、独特な香りと外見から、県民の中でも好き嫌いが分れるのだそう。7軒の家のしもつかれを食べると、病気にならないと言われている。
SHOP DATA_とちまるショップ(押上)
TEL.03-5809-7280
住所/東京都墨田区押上1-1-2東京スカイツリータウン・ソラマチ イーストヤード4F
営業時間/10:00~21:00
定休日/無休
アクセス/東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」、半蔵門線「押上(スカイツリー前)駅」より徒歩すぐ
栃木県ってどんなとこ?
北関東の、群馬と茨城に挟まれた場所にある県。関東地域の中でも農業が盛んで、いちごやニラ、生乳、米など、生産量で全国上位を占めるものも多い。また、世界遺産の「日光の社寺」があったり、那須温泉などの歴史ある温泉地があったりと、のんびり過ごせる観光地としても人気。
PHOTO/AYUMI OOSAKI TEXT/CHIAKI ISHIBE