浪速のえぇもんうまいもん 大阪百貨店(有楽町)の「もみじの天ぷら」「黒蜜醤油ポン」「岩おこし」

【大阪府】おなじみのせんべいや“えっ?”と驚く意外なお菓子も!

更新日:2021/10/15

東京にある47都道府県のアンテナショップを巡って出会った、お土産にもぴったりのローカルおやつを紹介する連載「スイーツなかの MEETS ローカルおやつ」。今回は大阪府のアンテナショップ「浪速のえぇもんうまいもん 大阪百貨店」(有楽町)で手に入る、久國紅仙堂の「もみじの天ぷら」、松岡製菓の「黒蜜醤油ポン」、あみだ池大黒の「岩おこし」の3品を選んでお届け!

【01】久國紅仙堂の「もみじの天ぷら」

浪速のえぇもんうまいもん 大阪百貨店(有楽町)の「もみじの天ぷら」

箕面の紅葉を揚げた!もみじの天ぷら!

昔バイトしていたときの店長が、大阪の箕面(みのお)出身の方で、地元のお菓子だよと、紅葉の天ぷらをいただいた思い出があります。そのときに、箕面は紅葉が有名なこと、こんなお菓子があるのかと驚きました。久國紅仙堂(ひさくにこうせんどう)さんは、創業80年を超える老舗で、名物の「もみじの天ぷら」は地元でも有名。

浪速のえぇもんうまいもん 大阪百貨店(有楽町)の「もみじの天ぷら」

紅葉へのこだわりもすごく、お店では食用の紅葉の木を育てていて、葉っぱを塩漬けにして、通年で販売できるように保存しているのだそう。綺麗に揚がった天ぷらは、バリバリッと力強い食感! ほどよい甘さにほんのりと塩気が合わさった、子供から大人までみんな好きな味だと思います。衣に包まれた小さな紅葉もどこか愛しく、風情を感じるつくりがナイスィーツ!秋にもぴったりのお菓子です。

久國紅仙堂の「もみじの天ぷら」

1袋(60g)450円

【02】松岡製菓の「黒蜜醤油ポン」

浪速のえぇもんうまいもん 大阪百貨店(有楽町)の「黒蜜醤油ポン」

大阪下町の懐かしの味!ポンせんべい!“”

初めて食べたのに、なんだか懐かしい。いろいろなお菓子を食べていると、そんな体験があります。大阪の下町で売ってた「ポンせんべい」に出会ったときも、まさにそのような気持ちになりました。昭和33年(1958年)創業、松岡製菓さんが手がける名物「満月ポン」は、名前の通り、満月のように丸いフォルムで、サクサクッとしたおせんべい。

浪速のえぇもんうまいもん 大阪百貨店(有楽町)の「黒蜜醤油ポン」

僕が好きな「黒蜜醤油ポン」は、定番の醤油味の満月ポンに、黒蜜の甘さをかけあわせ、みたらしのようなあまじょっぱいフレーバー。1枚1枚しっかり食べ応えあるのに、心地よい食感と共にどんどん食べられちゃう、ノンストップのおいしさがナイスィーツ! クリームチーズをのせて食べるアレンジもおすすめです。

松岡製菓の「黒蜜醤油ポン」

1袋(80g)210円

【03】あみだ池大黒の「岩おこし」

浪速のえぇもんうまいもん 大阪百貨店(有楽町)の「岩おこし」

ザクザク食感がたまらない!大阪名物岩おこし!

僕は東京出身だけど、子供の頃に食べたことがあったような、食べるとなんだか懐かしさを覚える、あの固いお菓子。この「岩おこし」は、200年以上にわたり、おこしをつくり続けている、老舗のあみだ池大黒さんが手がけたもの。パッケージからも歴史を感じますが、このレトロなデザインがとっても好きです。

浪速のえぇもんうまいもん 大阪百貨店(有楽町)の「岩おこし」

細かく砕いたお米に水飴を合わせ、ショウガ、ゴマ、黒糖を入れて固めたのが「岩おこし」。バリバリ、ザクザクとした食感も、食べれば食べるほどクセになり、食べ終わったときには、もうこの固さの虜に。最後まで飽きさせない、甘さの中に感じるピリッとしたショウガのスパイシーな風味もナイスィーツ! 食べ応えあるので、ちょっとした軽食にもぴったりです。

あみだ池大黒の「岩おこし」

10枚入り756円

今回のスイーツに出会える東京にあるアンテナショップはこちら

浪速のえぇもんうまいもん 大阪百貨店(有楽町)

大阪名物のたこ焼きやお好み焼きはもちろん、ユーモアあふれるおもしろグッズまで大阪の魅力が集結。地元の食と文化に触れ、大阪を体感できる!

SHOP DATA

TEL.03-5220-1333
住所/東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館1F
営業時間/10:00~22:00 日祝~20:00  
定休日/不定休(交通会館の休館日に準ずる)
アクセス/JRほか有楽町駅京橋口・中央口(銀座側)より徒歩すぐ

ご当地スイーツを紹介してくれたのは

スイーツ芸人・スイーツなかのさん

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数テレビ番組に出演。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動している。

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PHOTO/KAZUHITO MIURA TEXT/SWEETS NAKANO

※記事は2021年10月15日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります