東京にある47都道府県のアンテナショップを巡って出会った、お土産にもぴったりのローカルおやつを紹介する連載「スイーツなかの MEETS ローカルおやつ」。今回は鹿児島県のアンテナショップ「かごしま遊楽館」（有楽町）で手に入る、鹿児島ユタカの「まるごとしろくまプリン」、風月堂の「さつまどりサブレ」、菓匠田中の「チーズ饅頭」の3品を選んでお届け！
【01】鹿児島ユタカの「まるごとしろくまプリン」
名物しろくまが練乳プリンになった！
練乳のかかったかき氷に、フルーツや小豆をトッピングした、鹿児島名物のしろくま。東京でもコンビニで売っていたりと、全国的にも知名度が高いですよね。僕もいつか本場で食べてみたいと思っていますが、しろくまをモチーフにしたスイーツもたくさんあります。なかでも「まるごとしろくまプリン」は、見た目もかわいく、手土産にもおすすめ！ 小分けになった袋をあけると、ひとくちサイズの練乳プリンが入っています。
柔らかくつるんとした喉越しで、暑い季節にぴったりの口あたりがナイスィーツ！ みかん、メロン、いちご、小豆の角切りゼリーが入って、しろくまのように華やかな彩りが楽しるのも嬉しいところ。パッケージも可愛いので、お子さまといっしょに食べるのもおすすめです。
鹿児島ユタカの「まるごとしろくまプリン」
4個入り432円
【02】風月堂の「さつまどりサブレ」
天然記念物がモデル！鹿児島を代表するサブレ！
大正8（1919）年創業の風月堂さんでは、地元鹿児島の魅力が詰まったお菓子を多く手がけています。なかでも代表的な「さつまどりサブレ」は、その名の通り、天然記念物の薩摩鶏をモチーフにしたもの。鎌倉に鳩サブレーがあるように、全国各地に鳥をかたどったサブレがたくさんあるので、探すのがひそかな楽しみです。過去には昭和天皇にも献上された「さつまどりサブレ」は、誕生してから50年以上という、長く愛されてきたお菓子。
やさしい曲線で描いた薩摩鶏がいとしく、ほっこりとするシルエットです。高千穂産のバター、知覧の卵など地元の食材を使ったサブレは、サクサクっとした心地よい食感で、生地の焼き具合がナイスィーツ！ 香ばしく素朴な甘みで、何度でも食べたくなるようなおいしさです。
風月堂の「さつまどりサブレ」
12枚入り1458円
【03】菓匠田中の「チーズまん」
鹿児島で有名なチョコチップ入りチーズ饅頭！
チーズ饅頭は宮崎県のイメージが強いですが、鹿児島でもつくってるお店が多いのです。中でも有名なのが、菓匠田中さんの「チーズまん」。こんがりと焼き目のついたルックスは、見てるだけで食欲をそそられますよね。サクサクっとしたクッキー生地で、中にはたっぷりとチーズクリームを包んでいます。焼きたてを急速冷凍しているので、解凍してもさっくりとした食感を楽しめるのがナイスィーツ！
生地からはほんのりと甘み、クリームからはコクと塩気が楽しめる、このバランスが素晴らしい。ほかのチーズ饅頭と違って、生地にチョコチップを合わせているのもユニークで、チョコの甘みもいいアクセント。チーズをしっかりと感じるつくりなので、お酒好きな方にはおつまみとしてもおすすめです。
菓匠田中の「チーズまん」
1個173円
今回のスイーツに出会える東京にあるアンテナショップはこちら
鹿児島県のアンテナショップ「かごしま遊楽館」（有楽町）
食品を扱うショップと観光案内、レストラン、工芸品ショップの3つのフロアからさまざまな魅力を発信。鹿児島の地元グルメや文化に出会える。
SHOP DATA
TEL.03-3580-8821（1F食品販売） TEL.03-3506-9174（1F観光案内） TEL.03-3501-3123（2Fレストラン） TEL.03-3506-9171（3F工芸品展示・販売）
住所／東京都千代田区有楽町1-6-4千代田ビル 1-3F
営業時間／1F食品販売10:00～19:00 1F観光案内10:00～18:00 2Fレストラン11:30～22:30（21:45LO） 土日祝～22:00（21:15LO） 3F工芸品10:00～18:00
定休日／無休（年末年始を除く）
アクセス／地下鉄東京メトロ日比谷駅A4出口より徒歩すぐ、JR有楽町駅日比谷口より徒歩2分
ご当地スイーツを紹介してくれたのは
スイーツ芸人・スイーツなかのさん
東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数テレビ番組に出演。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動している。
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PHOTO/KATSUMI SATO TEXT/SWEETS NAKANO
