アートイベント「パビリオン・トウキョウ2021」が、新国際競技場を中心に東京都内各所にて2021年9月5日(日)まで開催中! 国内外で活躍する建築家やアーティストがそれぞれのパビリオンを設計、都内各所に設置することで東京の新しいランドスケープを提案しているので注目だ。
駅や公園に突然現れる、ふわふわ浮かぶパビリオン。 Cloud pavillion(雲のパビリオン)設計:藤本壮介(本プロジェクト案)
パビリオン・トウキョウ2021って?
東京を文化の面から盛り上げる13のプログラム「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」のひとつ。新国立競技場周辺を中心とする複数の場所に、世界で活躍する建築家やアーティストが設計する建物やオブジェを設置することで、新しい風景を生み出そうとするもの。それぞれのパビリオンを巡ることで、東京の新しい見え方に気付くことができる。
パビリオン・トウキョウ2021がよくわかるQ&A
answered by ワタリウム美術館館長・和多利恵津子さんよりご回答
Q.設置場所は誰が決めたの?
A.実際に現地を訪ね「この場所に」と設置場所を決めたクリエイターがほとんどです。なので、パビリオンと設置された場所との関係は非常に濃密。「あのクリエイターは、この作品をどうしてここに置こうと思ったのだろう」と考えながら鑑賞してみてください。
Q.参加作家はどんなふうに決まったの?
A.国内外で注目を集めているものの、東京で見られる実作品や建築物が少ない方、東京の風景や空気に敏感なクリエイターを中心にお願いしました。東京という同じテーマなのに、それぞれがまったく異なるプランを作り上げていて、非常に驚いています。
Q.この企画のテーマを教えて
A.大型の再開発が続き、姿を変えている東京で、「生きている東京」の姿をたくさんの人に実感してもらいたいと考えています。新国立競技場を中心に複数の場所にパビリオン(建物やオブジェ)を設置することで、東京の新しいランドスケープを提案していきます。
Q.パビリオンはどう楽しむもの?
A.東京の街をのんびり散歩しながら、気になるパビリオンをハシゴするのがおすすめです。パビリオンがあることで、見慣れていた東京の風景が、自分の心の中でどのように変化するかを確かめてみてください。この時期は暑いので、こまめな水分補給をお忘れなく。
【OZmallからのお願い】
新型コロナウイルスの影響により、イベントの中止・変更、ならびに施設の休業、営業時間の変更、提供内容の変更が発生しております。日々状況が変化しておりますので、ご不明点がございましたら各施設・店舗へお問い合わせください。
外出時は、ご自身の体調と向き合いマスク着用のうえ、各施設の3密対策・ソーシャルディスタンス確保などの衛生対策にご協力のうえ、思いやりを持った行動をお願いします。
※オズマガジン2021年8月号「アートなおでかけ」の記事を一部転載
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もございますので、ご了承ください
イベントDATA
- イベント名
- パビリオン・トウキョウ2021
- 開催場所
- 都内各所
- 開催日程
- 開催中~9/5(日)
- チケット
- 各パビリオンごとに異なる ※詳細は公式HP 参照
- 問い合わせ先
- contact@paviliontokyo.jp
- ホームページ
- https://paviliontokyo.jp/
オズマガジン2021年8月号は「アートなおでかけ」特集
見て楽しい美術館、触れて驚きの展覧会、わくわくが止まらない芸術祭など、今絶対に見逃したくないとびきりのアートをご案内します。アートの見方をちょっと知ると、世界の味わいは大きく変わる!? 奥深くも楽しいアートの世界を、一緒に体験してみませんか。
●今行きたいアートなおでかけ
●ハリー杉山さん&長濱ねるさんと実践するアートの楽しみ方
●チームラボが手がけるアート×サウナの没入体験
●美術漫画の金字塔『ブルーピリオド』の世界
●青森、金沢、越後妻有ほか“アートな旅”
オズマガジン掲載の関連記事を見る
WRITING/MOYO URASHIMA