メトロミニッツ、焼肉幸泉

次世代をになう東京町焼肉

更新日:2024/06/20

ブランド牛や等級など世間一般の基準には目もくれず、店主独自の‟焼肉とはこうあるべし”に基づいた肉選びや、肉に呼応するタレ作りが脚光を浴びています。今、食べに行くべき、ニュースタンダードの名店をご紹介

メトロミニッツ、焼肉幸泉
二代目・安龍秀さん

飲み屋街の小さな一軒家にかかる真っ白な暖簾。戸を開けるとカウンターの中から笑顔の店主が出迎えてくれます。昭和を切り取ったかのような空気感ですが、実は焼肉好きたちが惚れ込み、殺到する次世代の町焼肉の名手。「物心つく前からここで食べ、育ちました」と話す店主の安さん。立石で40 年愛されてきた焼肉店を祖母から受け継ぐが、肉の提供方法は刷新。

メトロミニッツ、藤原印刷
赤身角切1500円

サシひとつない真っ赤なロースはニンニクじょうゆを肉にまとわせ、米と一緒にかきこみたくなる味に昇華。牛タンはめんつゆを合わせた梅ダレで、角が立つほど鮮度のいいレバーは絶品コチュジャンで和えるなど、それぞれの肉に合わせて研究を重ねたという仕込みがなされ、一口ごとに感動が駆け巡ります。

メトロミニッツ、藤原印刷
アボカドキムチ400円

タレやヤンニョム、キムチまで、すべて店主の自家製。ブランド牛やA5 の肉ではないけれど、だからこそ肉の1枚1枚から店主の情熱や焼肉の美学、真摯な思いがほとばしり、肉好きの胃袋をわしづかむ。

焼肉 幸泉

創業当時から変わらない趣のある外観

やきにくこうせん
TEL.03-3694-7316 
住所/東京都葛飾区立石1-18-5 
営業時間/17:00~24:00(23:00LO) 
定休日/日・祝※要予約(2時間制。予約受付は2025年12 月末まで)

PHOTO/HIROSHI KIYONAGA WRITING/KAORI MINETSUKI
※メトロミニッツ2024年7月号より転載 

※記事は2024年6月20日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります