韓国、台湾、中国・・・、お隣の国・地域にも豊かなスープ文化があります。ここでは朝食に食べたいおだやかで優しいスープから、疲れを吹き飛ばしたいときや元気になりたいときに食べたい滋養系スープまで。東京でいただける注目の東アジアの6つのスープをご紹介します!
【東銀座/たらちゃん】
二日酔いの朝にもGOOD!
韓国の干しダラのスープ
干しスケトウダラを使った韓国のスープ、プゴク。たんぱく質やビタミンなどが豊富で、酔い覚ましのスープ「ヘジャンク」の1 種としても愛されています。2021年12月にオープンした専門店『たらちゃん』のプゴク1200円は、昆布やいりこなど日本の乾物も使う独自のレシピ。マイルドな塩気の中に深いうまみが広がり、溶き卵がまろやかな風味もプラス。自家製キムチやアミの塩辛で味の変化も楽しんで。
【御徒町/老酒舗】
ほのかに甘いお粥と肉まんで
気分は北京にトリップ!
「味坊(あじぼう)集団」のオーナーシェフ・梁宝璋(りょうほうしょう)さんが手がける北京風大衆酒場『老酒舗』。7時から味わえる朝食のひとつが、現地でもおなじみの包子+白米粥500円。生米をお湯で炊いた素朴な粥は、お米のポタージュ風でほのかな甘みが広がります。もちもちの自家製生地の肉まんが相性抜群。別売りの烏龍茶葉で煮た味付け卵100円もお供にぜひ。
老酒舗
ろうしゅほ
TEL03-6284-2694
住所/東京都台東区上野5-10-12
営業時間/7:00~10:00、11:00~23:00 土7:00~11:00、12:00~ 日・祝7:00~11:00、12:00~22:00
定休日/無休
【五反田/東京豆漿生活】
店内搾りの新鮮豆乳を使用!
台湾の朝の定番スープ
豆漿(トウジャン)=豆乳は台湾の朝食の定番。『東京豆漿生活』の鹹豆漿(シェントウジャン)550 円は、干しエビや塩漬け大根と、酢や醤油のたれに店内で搾った宮城県産大豆の豆乳を注いだスープです。酢の作用でゆるりと固まり、食感の変化も楽しめます。甘く味付けたピーナッツ入りの花生餅(フォアシェンビン)280 円、豚ミンチの蔥肉酥餅(ツォンロンスービン)310 円などの台湾パンが最高のコンビ。
【月島/韓灯】
薬味で花開く力強いうまみ!
ほろほろのドジョウのスープ
韓国では夏バテ防止に好んで食べる人も多いというドジョウ汁、チュオタン。本場では丸のままやミキサーですりつぶすお店が多いそうですが、『韓灯』のチュオタン3000円は1匹1匹、オモニが手作業で骨を取り除くことで滑らかな舌触りと、ほろほろの食感が両立。力強いうまみがやさしい醤油の味付けで引き立ちます。隠し味に和牛の脂をほんの少し。青唐辛子やえごま粉などの薬味やヤンニョムダレでお好みの味に調整して、ご飯(小)200円と。
韓灯
はんどぅん
TEL03-3536-6635
住所/東京都中央区月島2-8-12 B1F
営業時間/17:30~23:30(22:30最終入店、23:00LO)
定休日/月
※チュオタンは要問い合わせ
【池袋/食彩雲南 西池袋店】
蒸気で味と栄養を凝縮!
黄金色の薬膳スープ
雲南省の伝統料理、汽鍋。中央の穴を通して水蒸気が循環し、数時間かけて具材が蒸され、味と栄養が溶け込んだスープが染み出してきます。『食彩雲南』の汽鍋鶏(チーグォジー)1518 円はぶつ切りにした丸鶏やクコの実などが具で、味付けは塩のみ。麻辣ダレと薬味もやしはお店オリジナルの工夫。米の麺、米線(ミーシェン)330円と一緒に味わうのもおすすめです。
食彩雲南 西池袋店
しょくさいうんなん
にしいけぶくろてん
TEL03-6914-1633
住所/東京都豊島区西池袋1-38-3 D:vort池袋8F
営業時間/11:30 ~ 23:30(22:30LO)
定休日/無休
【高田馬場/羊貴妃羊湯館 高田馬場店】
意外にクセなくあっさり!
体の芯から温まる羊の滋味
中国全土で愛される羊のスープが味わえる『羊貴妃羊湯館』。羊雑湯(ヤンズオタン)968円(ランチセット価格)はオーストラリア産ラムの肉や骨を12 時間煮込んだスープを使い、ハツやタン、センマイなどの内臓がどっさり。濃厚だけれど意外にあっさり。酢や特製の羊の脂を使ったラー油で好みの味に。ネギを練り込んだナンといただくのが本場流。
ようきひやんたんかん たかだのばばてん
TEL03-6279-1191
住所/東京都新宿区高田馬場4-2-31 SSTビル1F
営業時間/11:30~15:00(14:30LO)17:00~23:00(22:30LO) 土・日・祝11:30~23:00(22:30LO)
定休日/無休
PHOTO/DAISUKE YANAGI Text/ATSUSHI SATO
※メトロミニッツ2023年1月号特集「人生に、スープを」より転載