いいローカル旅の仕方は、町を知り尽くしたリトルプレスの編集部が教えてくれる。岩手県・盛岡市をこよなく愛す『盛岡という星で』編集部の毎日は、町をもっと知るための“道草”がキーワード。路地裏を歩いてみたり、いつものお店で立ち話をしてみたり。日常の風景から町の姿を切り取る編集部に、町の歩き方とおすすめスポットを教えてもらいました。
盛岡の道草ストーリー&町歩きスポット
『盛岡という星で』は、盛岡という町を小さく丸いひとつの星に例え、日常をさまざまな角度から見つめ直すプロジェクト。
盛岡の暮らしや風景をフォトエッセー形式で紹介するSNS アカウントや、離れていても盛岡と繋がれるイベントを運営するほか、盛岡の“今”を伝えるビジュアルブックも制作しています。盛岡に暮らし、日々町を歩く編集部が思うのは、盛岡らしさはなんでもない日常にこそあるということ。特に、個性豊かな店主たちとのなに気ない会話は、日々に彩りと新鮮な発見を与えてくれます。
家具と雑貨「Holz」の店主・平山さんは、自称マラソンジャンキー。家具の相談はもちろん、盛岡を走る話がしたい人はぜひ。ひと味違う盛岡を知りたいなら、店主・菊池さんのディープな地元話が楽しい、筆記具のセレクトショップ「pen.」へ。岩手の漆を100%使用したボールペン・japenにも心惹かれます。
「select shop OZ」では、旅好きなカゴ職人・佐々木さんの東北旅トークに耳を傾けてみて。ほかにも、わんこそばの老舗「東家」の味を気軽に味わえるかけそばや、プチ現実逃避ができる「愛宕山展望台」、盛岡城に思いを馳せる「盛岡八幡宮」からの景色、古きよき「喫茶店パァク」のカウンターに立つママの笑顔も、愛すべき日常です。あてもなく歩く時間の中にこそ光る盛岡の魅力、ぜひ探しに来てください。
町の案内人/『盛岡という星で』編集部
- 県外の盛岡出身者へ宛てたビジュアルブック。懐かしさを感じさせる写真と、盛岡の今を伝えるコンテンツが満載
- 不定期発行 0 円
発行元/ 「盛岡という星で」プロジェクト
配布場所/各種関連イベントほか
※現在3冊目を制作中
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PHOTO/MICHI MURAKAMI WRITING/MARI SUGAWARA
※メトロミニッツ2021年3月号特集「リトルプレスで旅するローカル」より転載