今こそ“人の役に立ちたい”!シェアリングエコノミー活動家の石山アンジュさんに聞く、自分もだれかも幸せになれる応援体験3選
私らしく、を見つけよう。スタイルのある人の前向きな選択や心地よいひとり時間の楽しみ方など、前向きになれるアイデア集2021

今こそ“人の役に立ちたい”!シェアリングエコノミー活動家の石山アンジュさんに聞く、自分もだれかも幸せになれる応援体験3選

更新日:2021/08/06

日常が大きく変わった今、自分の考え方や行動に対して自信をもつことができたら、もっと前向きになれるはず。対面で人と会うことが難しい一方で、“人の役に立ちたい”と考えている人が増加中。そこで「シェア」という新しい価値観を発信しているシェアリングエコノミー活動家の石山アンジュさんに聞いた、自分の暮らしも華やぐ応援体験のカタチをご紹介します。参考にして、自分もだれかのためにもなる幸せな応援体験をしよう。

読者942人にアンケート!コロナ禍で価値観は変わった?

読者に聞いた!コロナ禍で人のために何かしたい、役に立ちたいと感じている人が約5割

読者に聞いた!コロナ禍で人のために何かしたい、役に立ちたいと感じている人が約5割

生活様式が大きく変わった今、オズモール読者の暮らしはどう変わった? コロナ禍で人のために何かしたい、役に立ちたいと感じることがあるかどうかオズモールの会員942人に聞いてみました。

アンケートによると、「はい」と答えた人が46%と全体の約5割! 

具体的にどんな行動をしているかというと、「よく行くお店の持ち帰りメニューは積極的に買うようにしています(たかさん)」「飲食店を応援する意味も込めて贅沢なデリバリーを頼むようにしている(ユウさん)」のように「飲食店を利用することで支援している」という人が436人ともっとも多い。

続いて、「ふるさと納税でコロナ支援の返礼品を選んでいます(おなかちゃんさん)」「自分も楽しみながらやれるSDGsとして、ふるさと納税で食品を取り寄せている。地方のおいしいものを食べるチャンスになり、楽しい(ひとりでできるもんさん)」のように「ふるさと納税で自治体を支援」が245人、「コロナ禍で行き場を失った野菜を購入した(いもこさん)」「コロナ禍で困っている会社の商品を購入する(usachan77 さん)」のように「コロナ禍でのロス商品を購入することで支援」が229人、さらに「宿泊施設を使用することで支援」(170人)と続いていることから、消費の仕方を工夫してだれかを応援しようとしている人が多いようだ。

シェアリングエコノミー活動家の石山アンジュさんに聞いた、自分の暮らしも華やぐ素敵な応援体験のカタチ

おいしく食べて、生産者もハッピー! フードロスに特化したサービスでレスキュー購入
「TABETE(タベテ)レスキュー掲示板」イメージ写真

おいしく食べて、生産者もハッピー!
フードロスに特化したサービスでレスキュー購入

コロナの影響によって大ダメージを受けている飲食店や生産者さん。“おいしいものが食べられて楽しく過ごせる大好きな場所”だから何かしてあげたいけど、何をすればいいのか・・・そこで石山さんのオススメが「食べ手」と企業や生産者をつなぐフードシェアリングサービス 「TABETE(タベテ)レスキュー掲示板」。

「応援体験の中でも、いちばん気軽なのがこれ。食品ロスに特化したフードシェアリングサービスです。今注目されている、廃棄されることが分かっている食材を“消費”という形で応援する新しい消費のあり方のこと。

コロナの影響で卸先のイベントがなくなって急に食べ物が余ったり、休業の時短要請によって飲食店から仕入れを止められたり。飲食店や生産者が大変な状況下で、再開したら食べにいくっていう手もあるけれど、その前に閉店しちゃうかもしれない。これなら、普段の買い物を置き換えるだけで今すぐ応援できる。

ラインナップはお肉、魚、加工品などなんでもあり。唯一、廃棄が確定されていることが掲載条件。しかも、実際より安いことがほとんどで、お得感もばっちり。私も牛肉をまとめ買いしたり果物を買ったりと日常的に使っています」(石山さん)

人の役に立ちながら、自分も楽しめる 旅の新しいスタイルを実現したマッチングシェアサービス
「おてつたび」イメージ写真

人の役に立ちながら、自分も楽しめる
旅の新しいスタイルを実現したマッチングシェアサービス

このご時世、なかなか旅行にいけないけど、普段と違う経験ができる旅はリフレッシュに欠かせない・・・。そこで、このご時世でも行きやすい意義のある旅スタイルがこちら。

「ひらがなで『おてつたび』というんですが、地域の困り事とそれを手伝いたい人をマッチングするサービスです。例えば、おじいちゃんおばあちゃんがやっている農家さんで収穫の時だけ人が足りない。漁師さんが、お魚を加工するときに人手が足りない。古民家の解体作業で困っている人もいる。そんな地方の困っている人たちをお手伝いをしながら自分も旅行ができるというもの。

他サービスとの連携も良く、ANAの航空券が少し安くなるなど、いろんなサービスもあったりする。しかも、なんと謝礼まで貰えちゃう。

地域の人との繋がりがもてて、人の役にも立て、自分も楽しめる新しい旅のスタイルとして今すごく盛り上がっています。私はまだ利用できていないんですが、どうせなら普段の自分の仕事とかけ離れた体験がいいですね。自然と触れ合いたいし、畑だったり果物をとるだったり・・・農作業の体験なんかがいいかも」(石山さん)

世の中に出てない商品やサービスを発掘する 新しいモノ好きにぴったりなクラウドファンディング
イメージ写真

世の中に出てない商品やサービスを発掘する
新しいモノ好きにぴったりな応援購入サービス

応援体験として、パッと浮かぶものといえば「クラウドファンディング」。だれかの夢をみんながお金を出し合って応援してあげるというもの。そのなかでも、まだ世の中にない新発想のプランに参画し、リターンも楽しめる新サービスが「Makuake(マクアケ)」だそう。

「これまで世の中になかった新しい製品やサービスを扱っているアプリ・WEBどちらでも応援購入体験ができるオンラインサービスです。

まだ無名だけどすごい才能があって、こういう服を作りたい、そこには300万円必要で、達成したらその素敵な洋服が送られてくるとか、パン屋さんを出店したい。そのために1000万円必要で、そこで寄付した人だけが常連になれるとか。身近ないろんな人の夢を応援しながら、自分もその夢を実現する支援者になれるし、リターンもあるというのがMakuakeの魅力。

目新しいものが多くて新しいモノ好きにはたまりません。私も最近、全国の生産者に取材をしながら“ご当地おむすびを作りたい”という夢や、“サステナブルラボ”っていう循環型社会実現のためのシェアスペースを作りたいという夢に参加しました。

こんなサービスがあったらいいのに、みたいなものを発掘し、社会を変えていくおもしろさが味わえます」(石山さん)

こちらもチェック!コロナ禍でがんばるお店を応援する「応援体験キャンペーン」開催中

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コロナ禍でがんばるお店を応援する「応援体験キャンペーン」を開催中。密を避けたひとりor少人数でのおこもり旅や、プロの味をお家で楽しむレストランのテイクアウト、プライベート空間で過ごす至極のマッサージなど、自分らしい応援の形で、がんばるお店にエールを!
さらに今なら、予約で使える最大5000円クーポンを先着順でプレゼント。

こちらもチェック!自分にも地球にもやさしい、 #サステナブルチャレンジ のアイデア集

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SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。ぜひ参考にして、できることから始めてみて。

石山アンジュさん

PROFILE

石山アンジュさん
一般社団法人Public Meets Innovation代表、一般社団法人シェアリングエコノミー協会 常任理事。1989年生まれ。「シェア(共有)」の概念に親しみながら育つ。シェアリングエコノミーを通じた新しいライフスタイルを提案する活動を行うほか、政府と民間のパイプ役として規制緩和や政策推進にも従事。2018年ミレニアル世代のシンクタンク一般社団法人Public Meets Innovationを設立。シェアリングエコノミー活動家としてテレビや講演など多方面で活躍している。
一般社団法人シェアリングエコノミー協会公式HP:https://sharing-economy.jp/ja/
石山アンジュさんの公式Twitter:https://twitter.com/Anjurian
石山アンジュさんの公式Instagram:https://www.instagram.com/anjuishiyama/?hl=ja
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一般社団法人シェアリングエコノミー協会は、日本最大のシェアカンファレンス「SHARE SUMMIT 2021」を、2021年10月5日(火) に虎ノ門ヒルズフォーラムとオンラインによる初のハイブリッドで開催! 気になる人はぜひチェックして。
シェアサミット2021特設サイト
ホームページ
石山アンジュさんの公式HP

意志のある暮らしを楽しもう。前向きになれるアイデア集2021

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日常が大きく変わった今、自分の考え方や行動に対して自信をもつことができたら、今よりもっと前向きになれるはず。自分はもちろんだれかや未来のためになる選択をしたり、理想の暮らしや心地よいひとり時間の楽しみ方を見つけてみたり。今回はコロナ禍で働き方や生き方の意識が変わり、前向きに人生を楽しむ人たちを取材。オズモール読者932人に、価値観の変化についてもアンケート。

※アンケート/オズモール調べ 期間2021/6/29~7/6、N=942人 一部複数回答可

WRITTING/KANO NUMATA

※記事は2021年8月6日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります