半数以上は帰省を断念
理由は「コロナが不安」
今年の年末年始に実家に帰省すると答えた人は3割弱。半数以上が今年は帰省しないと決めているよう。
理由は、「もし感染していたらコロナを家族に移してしまわないか心配」「毎年帰省はしていたけれど、今年はやめておく」「新幹線に乗るのが怖いから」など、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、家族のことや自分の安全を考えて断念する人が多いみたい。中には「PCR検査を受けて大丈夫だったら帰る」という人も。
「今後あと何回会えるかわからないから帰りたいけど我慢」と、たまにしか会えない家族と会いたい気持ちをこらえている人の声が多く聞かれました。
みんなの"オンライン帰省"事情
"オンライン帰省"経験者は少ないが
9割が「よかった」の声
オンライン帰省をしたことがある人は約1割程度。オンライン帰省の経験者は多くはないけれど、実際にやってみた人は、満足度が高かったよう。
「顔が見れると、音声だけと違って帰った気になった」「お互いのその時の様子がわかって、嬉しかった」など、顔を見て話すことができたり、普段住んでいる家の様子がわかったりと、普段の電話やメッセージのやり取りよりも充実したコミュニケーションが取れたみたい。
あまり満足しなかった人は、「顔を合わせて話すよさには勝てない」「実際の手伝いができないため」など、やはり実際に会わないと出来ないこともあるから、といったことが理由にあがっていた。でも離れて暮らす家族と会いたい気持ちはみんな同じなよう。
オンライン帰省をしてよかった人の声
・ただひたすらしゃべったり、日常の様子を映したりでした。でも、お互いのその時の様子がわかって、嬉しかったです
・顔をみれるので、帰省感はある
・離れていてもみんなの顔を見ることができ、予定を合わせるのも簡単だったから
・ずっと会えていない為、動く顔の表情を見られるだけでお互い嬉しかった
・お互いに顔が見えると安心します。毎回ビデオ通話ではないですが、時々ならいいと思います
おしゃべりやお互いの近況報告がメイン
お互いが楽しめる工夫をする人も
実際にどんなことをすればいいの? と思う人も多いかもしれないけれど、オンライン帰省をした人のほとんどは、他愛のないおしゃべりや、お互いの近況報告をしたみたい。とくに子供がいる人は、孫の顔を見せることができた、と満足の声。
また、「事前にお酒を送っておき、同じお酒を飲みながら話した」「実家から送ってもらった食材を使った料理を見せた」など、お互いに共有できることを見つけて楽しんでいる人もちらほら。
おしゃべりや近況報告だけでも十分だけど、一緒に楽しめることを見つけて工夫することで、もっと楽しい時間がすごせそう。
オンライン帰省でどんなことをした?
・事前にお酒を送っておいて、同じお酒を飲みながら話しました
・自分達の食べている物や飲んでいる物の話をしながら、近況報告も出来てよかった!
・オンライン飲み会をやっていました。実家から送ってもらった食材を使った料理を動画で見せて報告するのが毎週恒例になっていました
・遠方の母と飲み会をして、お互い独り暮らしなので、賑やかに飲めて楽しかった
・娘の成長を見せるため、私の実家とテレビ電話をしました
・離れていますが、今何をしているか話したり、一緒のテレビを見たりする事で、同じ空間にいるかのような雰囲気がして、落ち着きました
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