もうすぐ待ちに待ったGW。でも、「子供をどこかに連れて行ってあげたいものの、どこも混んでそうだし・・・」と躊躇している人も多いはず。そんな人のために、オズモール編集部がGWに子連れで出かけたい穴場のお出かけコースをご提案。トーベ・ヤンソンの童話の世界に浸れる公園や北欧風のカフェ、立ち寄りスパなど素敵なスポットをご紹介します。電車でも車でも行ける場所なので、ぜひファミリーで出かけてみて。
【Schedule】
9:30 トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園でトーベ・ヤンソンの童話の世界観に触れる
12:00 公園内「CAFE PUISTO」にて北欧風ランチを堪能
14:00 狭山市立博物館で岩合光昭さんの写真展やワークショップを楽しむ
17:00 アクアリゾートいるまの湯でリフレッシュ
9:30 「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」でトーベ・ヤンソンの童話の世界観に触れる非日常体験を
2018年11月には「メッツァ・ヴィレッジ」、2019年3月には「ムーミンバレーパーク」がオープンし、ムーミンの世界観や北欧文化に触れられると今話題の埼玉県飯能市。実はさかのぼること20数年前の1997年、飯能市ではムーミンの童話の世界をモチーフにした「トーべ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」が開園されているのを知っていますか? この公園はムーミンの作者であるトーべ・ヤンソンとの手紙のやり取りから生まれた公園で、“子どもも、大人も、生き物も、草花もお互いを受け入れ、自由に過ごす”という思いが込められているとか。
池や小川などがそのまま生かされた森の中に、きのこのような形をした家や、トーベ・ヤンソンに関する資料が展示されている『森の家』、不思議な形をした橋など、絵本から出てきたような建物が点在する。大自然そのものの美しさに鮮やかな色の建物や橋が映えるその景色は、まさにフィンランドのよう!
小川で川遊びをするもよし、建物内を探検するもよし。さまざまな遊び方ができる「トーべ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」。大人も子どもも、さまざまな想像力を膨らませて、おとぎの国の冒険を楽しんでみて。
DATA/トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
住所/埼玉県飯能市大字阿須893番地の1
アクセス/西武池袋線「元加治駅」から徒歩20分
開園時間/9:00~17:00(※4月以降の土・日・祝日はライトアップをし、21時まで開園)
休園日/月曜日(※月曜が祝日の場合、その翌平日)
料金/無料
電話番号/042-972-7711
公式HP/https://www.city.hanno.lg.jp/akebono
12:00 トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園内の「CAFE PUISTO」にて北欧風ランチ
自然のなかで目一杯遊び、ムーミン童話の世界観を満喫した後は、公園内のカフェ「CAFE PUISTO」へ。自然の中にポツンと佇むブルーのおうちは、まさに絵本から飛び出したよう!
店名になっている“プイスト”はフィンランド語で「公園」という意味なのだとか。“森の中の公園で木と人が集い、北欧の雰囲気に包まれながらくつろいでほしい”という思いが込められているそう。
カフェ内は木のぬくもりで溢れ、家具や雑貨、ファブリックは北欧のものと、北欧の空気と時間をゆっくり感じながら食事を楽しめるのがうれしい。
メニューは北欧料理のオープンサンド「スモーブロー(850円)」を中心に、季節のフルーツタルトや地元野菜を使用したスムージーなどが楽しめる。子供には、新鮮野菜のキッシュにミートボール、パンが付いたおしゃれなキッズプレート(700円)をどうぞ。
DATA/CAFE PUISTO
住所/「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」内
営業時間/10:00~16:30 (L.O.16:00)
定休日/公園の休園日に準ずる
公式HP/https://www.cafepuisto.com
14:00 狭山市立博物館でワークショップ&岩合光昭さんの写真展を楽しむ
午後はトーべ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園のある「元加治駅」から西武池袋線を池袋方面へ乗ること3駅、「稲荷山公園駅」で下車。駅から3分ほど歩いた稲荷山公園内にある「狭山市立博物館」へ。
まずは工作のワークショップ「春のまいまい体験講座」に参加(5月12日までの土・日・祝日に開催)。毛糸を使ってネコやライオンのぽんぽんを作る「ネコライオンぽんぽん」、砂絵、まゆ玉を使って作る指人形などから体験するものを選べる。事前予約は不要だけど体験は15時までだから、時間に注意して(午前の受付は10時30分〜11時45分、午後の受付は13時30分〜14時45分まで)。参加費は200〜350円。
工作を楽しんだ後は、動物写真家・岩合光昭さんの写真展『ネコライオン』を鑑賞。人間の生活に溶け込んで暮らすネコと、百獣の王と呼ばれ、野生の世界で生きるライオン。生きる世界が違いながら、同じネコ科の動物であるネコとライオンには、なにか共通点があるはず。128点の作品を鑑賞しながら、ネコとライオンの野性味溢れる不思議な世界を垣間見ては。入館料は大人が300円、中学生以下は無料。
ほかにも狭山の生活と文化に触れられる常設展示があり、見どころ満載な狭山市立博物館。太古の時代に狭山で生息していたといわれるアケボノゾウの骨格標本、狭山に棲む昆虫類の標本などは、男の子なら特にクギ付けになりそう!
DATA/狭山市立博物館
住所/埼玉県狭山市稲荷山1-23-1
アクセス/西武池袋線「稲荷山公園駅」から徒歩3分
営業時間/9:00~17:00(※入館は16:30まで)、
休館日/月曜日(※月曜が祝日の場合は開館)
料金/大人150円、小・中学生無料(企画展により変更あり)
電話番号/04-2955-3804
公式HP/http://sayama-city-museum.com
17:00 旅の最後はアクアリゾートいるまの湯でリフレッシュ
「稲荷山公園駅」から飯能方面に1駅戻った「入間市駅」で下車。入間市コミュニティバス「てぃーろーど(北コース)※」に乗り、バス停「リバーパーク前」で降りて1分歩くと「アクアリゾードいるまの湯」に到着。遊びつくした後は、大きなお風呂で大人も子供もリフレッシュしてから帰ろう。
大浴場には、日替わりでさまざまな香りを楽しめるお風呂、電気風呂、ジェット噴射で全身をマッサージできる「爽流の湯・泡流の湯」など、多彩なお風呂が揃っている。また、外の風が気持ちのよい露天風呂も数種類あるから、のんびりとさまざまなお風呂を楽しめそう。大人は、アカスリやエステ、整体を受けて、さらに疲れを癒すのもおすすめ。
館内には食事処やお休み処が併設されており、食事に休憩にと入浴後もゆったり過ごせる。湯上がりの生ビールやソフトクリームは、また格別のおいしさ!
※日曜・年末年始は運休のため、タクシーを利用してください
DATA/アクアリゾートいるまの湯
住所/埼玉県入間市春日町1-11-10
アクセス/西武池袋線「入間市駅」より市内循環バス「てぃーろーど(北コース)」に乗車し「リバーパーク前」下車徒歩約1分。またはタクシーで約10分
営業時間/10:00~24:00(※最終入場は23:30まで)
定休日/年中無休(年に数回、設備点検のための休業あり)
料金/中学生以上430円、小学生180円、未就学児70円
電話番号/04-2966-4126
公式HP/http://www.41-26.com
まるで絵本の世界から飛び出したような公園でたくさん遊び、大自然と北欧の文化、動物の生態に触れられ、大きなお風呂でリフレッシュできるGWのお出かけコース、いかがでしたか。
どこも予約は不要で、都心から1時間かからずに行ける場所。思い立ったらふらりと訪れてみては。
※当日の状況により、このコースガイド通りに回れない場合があります
※各スポットの情報は公式サイトをご確認ください
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WRITING/KIMIKO OHKATSU