夏ならではの「氷×ワイン」にはカレーが合う!?
「ワインに氷を入れるなんて邪道!」なんて言う人も、もしかしたら最近は少なくなってきたのかも。酷暑が続く日本の夏だからこそ、ワインもクールに飲むのがトレンドに。
その名も「氷と楽しむおいしいワイン。(酸化防止剤無添加)」は、氷を入れて気軽に楽しめるワイン。赤ワインベースでベリー系の甘酸っぱい爽やかな味わいの「ベリー&フルーツMIX」と、パイナップルや柑橘がフルーティーな白ワインベースの「トロピカルフルーツMIX」の2種類がこの夏発売。サングリアが好きな人は味わいを想像しやすいはず。
このワインにもっともおすすめのペアリングフードは、なんと「カレー」。フルーツの味わいはスパイスと相性がよく、適度なワインの甘さと氷を入れて飲む冷たさがホットなカレーを和らげてくれるのだとか。特に白はココナッツミルクが入ったアジアンスタイルのカレー、赤はお肉を煮込んだトラディショナルなカレーがおすすめ。
ほかにも、白はガパオライスやヤムウンセンなどのピリ辛エスニック料理、赤は角煮やチーズケーキなどの甘さのあるものともよく合うのだそう。食後のデザートタイムにはドライフルーツと合わせてもおいしい。
カジュアルに&パーソナルに。「缶」で楽しむワイン
シュワシュワ水玉模様の缶がかわいい「ボッリチーニ」は、イタリア品種のぶどうを中心につくられた、白とロゼの本格スパークリングワイン。グラス2~3杯分の飲みきりサイズは、ひとりでも少人数でもOKで、スパークリングワインのボトルを開けるのがちょっと怖いという人にも安心。
このフレッシュでフルーティな味わいのボッリチーニに合わせたいのが「ピザ」。イタリアン同士の相性は抜群で、白ならチーズやホワイトソース系、ロゼはサラミやハムなどのトッピングがおすすめ。さらに、白は枝豆やサーモンのマリネ、赤はトマトソースパスタや点心などにも合うそう。おつまみならナッツと一緒に楽しんで。
そして、今年2月に発売された「ワインサワー」は、ワインを炭酸水で割ってレモンをひと搾りした、缶入りのお酒。すっきりと飲みやすく、アルコール度数も一般的なワインと比べて低めなので、ワイン初心者におすすめ。
こちらに合うイチオシメニューは、「お好み焼き」。軽快な泡立ちとレモンの爽やかな後口が、口の中をスッキリさせてくれる。特に赤はソース味と好相性で、ほかにも餃子やカツサンドなどのガッツリこってり系、白は海鮮系の鶏のから揚げやバンバンジーなど。意外に思えるけれど、合わせてみると新しい発見があるかも? スナックタイムはチップス系と合わせてカジュアルに。
レモンフレーバーのワインに「追いレモン」で爽やかに
レモンサワーがブームになりやがて定番化したように、シュワシュワとしてさっぱりと酸味のあるお酒は食中酒として最適。ワインの世界でも、夏はレモンや柑橘系フレーバーのものが人気になるそう。
「カルロ ロッシ ICE スパークリング」や「モマンドール アイスレモン」は、氷を入れたグラスで爽やかに飲みたいスパークリングワイン。ここにさらに「追いレモン」してみるのもおすすめ。生のレモンをカットして冷凍しておくと、好きな時に楽しめて、お酒も冷えて一石二鳥。
また、白ワインに和の柑橘を加えた和テイストのスパークリングワイン「雫音(しずね)」はゆず、すだちに続いて、この夏シークヮーサーが新登場。キリリとした味わいは醤油や出汁のきいた和食に合うので、夏の晩酌にぴったり。
「ワインは特別な時に飲むもの」「赤ワインは常温で飲むのが当たり前」「白は魚・赤は肉」などの常識にとらわれずに、もっと自由に気軽に楽しめるワインの世界。まずは、氷を入れたグラスで「サマーワイン」デビューしてみては?
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PHOTO/KAZUHITO MIURA