夏の終わりに食べたい。都内の絶品カレー!
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涼しい風が吹く日が増えてきて、秋本番ももうすぐそこ! となると、急に過ぎ行く夏が惜しくなってきますよね。そんなときは、グルメで夏を思い出すのはいかがですか? 今回は、夏の終わりに行きたい都内の絶品カレーを5店、一挙に紹介します。
更新日:2016/09/17
【1】スパイスの効果で身体を活性化!辛みの効いた南インドカレー
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まずは、三軒茶屋といったらこのお店「シバカリーワラ」。「インドの旅で体験した『おいしい!』『すごい!』をカレーや内装、音楽に取り入れたお店にしようと思いました。インドの魅力をいろんな人と共有したかったんです」と、店主の山登(やまと)伸介さん。
会社員時代に訪れたタイ旅行が転機となり、一念発起して移動販売をスタート。その後、本格的にインドカレーやスパイスを勉強するためにインドを訪れたり、銀座の名店「グルガオン」で働きながら経験値を積み重ねていったと言う。
店主によれば「カレーは春夏秋冬どの季節でも辛さや香り、旬の食材をバランスよく工夫することで一年中楽しめます。とくに夏は、南インドのさらっとして辛みの効いたカレーがおすすめですね。」ということなので、夏の終わりにぜひ!
【2】パイナップルの器がインパクト大!マッサマンカレー
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世界一おいしい料理に選ばれたことで、その名を聞いたことがある人も多いであろう「マッサマンカレー」。こちら目白にある「ホワイトジャスミン」では、写真に撮りたくなること間違いナシ!なインパクト抜群のパイナップルの器でいただけます。
タイカレーにはスパイシーなものが多い印象ですが、マッサマンカレーはココナッツミルクたっぷりの優しい味わい。具材は、牛肉やじゃがいもがゴロゴロとたっぷり入っており、ボリュームも満点です!
また、このお店で注目したいのがライス。通常のジャスミンライスではなく、なんと黒米入り! 黒米は、アントシアニンを含みアンチエイジングに期待ができるというから、美容を気にする女子にも、嬉しいですよね。ライスはお代わりもOKなので、〆のひと皿としてみんなでシェアして食べるのもオススメです。
【3】とろ~りチーズに女子は釘付け!キーマカレー
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ぱっと見、巨大な目玉焼きのように見えるコイツの正体。それは原宿の「MOKUBAZA」でいただける、モッツァレラチーズで覆われたキーマカレーなのでした。
こちらのカレー、見かけだおしではありませんよ! 結構スパイシーで、食べ進むうちに、額にほんのり汗が出るほど。粒感を残したカルダモンに、コリアンダーやピンクペッパー、十数種をブレンドしているというスパイスがキーンと効いています。
ランチタイムは、平日でも12時を過ぎると行列必至。なので、早めの時間に来店するか、夜のBARタイムがおすすめですよ。
【4】元バンドマンの店主が作る、音楽のようなスパイスカレー
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元バンドマンの店主が作るカレーがいただけるのは、カレー激戦区・西荻窪にあるカレーバー「シューベル」。こちらは元バンドマンの店主や音楽好きの常連さんにおすすめの音楽を教えてもらえたり、若手作家のハンドメイド作品が展示されていたり、何気ない会話から限定メニューが生まれたりと、訪れるたびに新しい出会いがあるのも魅力。
肝心のカレーのお味はというと、21種類ものスパイスが使われている「季節野菜の素揚げチキンカリー」(写真)など、本格派。「100種類以上もあるスパイスから組み合わせを選び、少しずつ配分を変えて味を作っていく作業は、音楽作りに似ているんです」と話す店主・高木修一さん。
「職場と家の往復ばかりでマンネリ気味の毎日を変えたい!」そんな人はぜひ、こちらで夏の〆カレーはいかがですか?
【5】会社帰りに旅ごはん気分を味わえる。ポークビンダルーカレー
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高円寺駅北口から徒歩2分、純情商店街の手前の細い路地を入ったところに現れる、「大一市場」。中に入ると、ベトナム料理屋、韓国料理屋、多国籍料理のレストランなど、小さなお店が10軒ほどひしめきあい、まるでアジアの屋台村のようなんです。
その中でも注目したいカレースポットがカレーバル「くじら」。名物は、なんといっても写真の「ポークビンダル―カレー」。耳慣れない名前のこのカレーは、南インドのゴア州の郷土料理だそう。赤ワインビネガーの酸味とスパイスの辛味、具材の玉ねぎの甘みも相まって、かなり個性的、そして相当癖になる味です。サイズはS、M、Lの3種類あり、全体的にごはんの量が少なめ。お腹は空いてるけど、夜遅いし食べ過ぎたくないときに、Sがチョイスできるのも女子に優しい。
日本とは思えないその空間に最初は驚くものの、夜遅い時間でも女性ひとりのお客さんが案外多く、安心して入れますよ。