甘いマスクと鍛え上げられた美しい肉体、そして端正な踊りから、観るものを物語の中へ引き込んでいくバレエダンサー、アレクセイ・チュチュニク。芸術の都・キエフで150年の歴史と伝統を誇るバレエ団、「キエフ・バレエ」のプリンシパルとして、ワイルドな役から王子まで幅広く活躍している。そんな彼が出演した『海賊』のワンシーンを動画でご紹介。通勤時間やおうちでのリラックスした時間にその魅力を楽しんでみて。
鍛え上げられた肉体にほれぼれ。ウクライナの貴公子から目が離せない!
バレエダンサー、アレクセイ・チュチュニクとは
1994年ウクライナのキエフに生まれる。2012年にキエフ国立バレエ学校を卒業し、同年キエフ・バレエに入団し、ファーストソリストとして『くるみ割り人形』『ドン・キホーテ』『ロミオとジュリエット』で主要な役を踊る。2013年から2017年までマリインスキー・バレエに所属。その後、ノヴォシビルスク・バレエにファーストソリストとして入団。2019年から故郷キエフに戻り、現在はキエフ・バレエのプリンシパルとして活躍している。主なレパートリーは『白鳥の湖』ジークフリート王子、『ジゼル』アルベルト、『眠りの森の美女』デジレ王子、「スパルタクス』クラッスス、「ドン・キホーテ』エスパーダなど。
エレガントでスピードある跳躍や回転に注目!バレエ『海賊』でのヴァリエーション
海賊の首領とギリシャの美女の恋、仲間の裏切り、ハーレムに送られた美女の救出、乱闘・・・と、ハラハラドキドキが詰まった『海賊』。肉体美を誇る男性ダンサーたちの跳躍や回転など見せ場が多く、アレクセイ・チュチュニクの得意とする作品でもある。今回は、『海賊』で、アレクセイ・チュチュニクが主役のヴァリエーションを踊ったシーンをご紹介。エレガントでスピード感あるダンスにうっとりするはず。
※ヴァリエーションとは、舞台の真ん中で1人で踊る、バレエの見せ場のこと
「キエフ・バレエ」(タラス・シェフチェンコ記念 ウクライナ国立バレエ)
ロシアのボリショイバレエやマリインスキーバレエと並んで、ウクライナトップの格式を誇る「キエフ・バレエ」。芸術を愛し芸術家を育むウクライナの首都・キエフは、作曲家チャイコフスキーとも縁が深く、ニジンスキー、リファールらバレエの革新者を輩出している。また、ザハーロワやサラファーノフなど、世界にその名を轟かせるスター・ダンサーも多い。ウクライナは美意識の高さだけでなく美男美女が多いことでも知られ、「キエフ・バレエ」もスラリとした長身で、整った顔立ちのダンサーが多く所属している。毎年、日本にも来日しているおなじみのバレエ団なので、ぜひ注目してみて。
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WRITING/MAKIKO FUNASAKA