「作曲家が音に託したパワーを全部受け止めて演奏し、客席とも共有したい」と話すのは、今、若手ピアニストとして注目されている實川風。気取らなく、誠実な人柄がそのまま演奏に現れ、心地よく爽やかな音楽を奏でてくれる。今回は、そんな實川風が演奏するショパン「幻想即興曲」をオンラインでご紹介。おうち時間やランチタイム、ちょっとした休憩時間に、クラシック音楽の魅力に触れてみては？
数々の賞を総ナメ！イケメン・ピアニストが奏でる、ショパンの「幻想即興曲」
音楽家の家庭ではなく、一般的な習い事として3歳からピアノを始め、ピアニストになることを意識したのは大学に入ってからという實川風。「ロン・ティボー・クレスパン国際コンクール」をはじめ数々のコンクールで、賞を獲得し、若手ピアニストとして注目されている。そんな彼が奏でる曲だからこそ、親しみを感じ聴く人を音楽の世界へ自然と惹き込んでいく。今回、動画で演奏するのは、誰もが耳にしたことのある名曲、ショパンの「幻想即興曲」。感情がたっぷりと込められた美しい響きとロマンティックな音色に、思いっきり浸って。
實川風（じつかわ かおる）
千葉県出身。東京藝術大学音楽学部首席卒業後、同大学院修士課程、グラーツ国立音楽大学ポストグラデュエート課程を修了。2015年パリのシャンゼリゼ劇場で行われたロン・ティボー・クレスパン国際コンクールにて第3位（最高位なし）、最優秀リサイタル賞、最優秀新曲演奏賞を受賞。2016年イタリアのカラーリョ国際ピアノコンクールにて第1位および聴衆賞を受賞。現在、日本の若手を代表するピアニストの1人として、国内外での演奏活動を広げる。2016年には初めてのアルバム「The Debut（ザ・デビュー）」が、2017年には2枚目のアルバム「Plays Chopin（プレイズ・ショパン）」がリリースされた。
『實川風 ピアノ・リサイタル』開催決定！
- 日時
- 2020年8月22日（土）19:00開演（18:30開場）
- 場所
- フィリアホール（青葉台）
- プログラム
- モーツァルト：ピアノソナタ第16番 ハ長調 KV.545
ベートーヴェン：ピアノソナタ第23番 ヘ短調「熱情」op.57
ショパン：アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22
ショパン：ノクターン第8番 op.27-2
ショパン：幻想曲 ヘ短調 op.49
リスト：ダンテを読んで ～ソナタ風幻想曲～ （巡礼の年 第2年「イタリア」より）
- チケット
- 全席指定3500円、学生席2000円
- 主催
- オフィス諷雅
- 協力
- MIYAZAWA & Co.
- 特別協力
- 横浜市青葉区民センター／フィリアホール
- ホームページ
- 『實川風 ピアノ・リサイタル』
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WRITING／MAKIKO FUNASAKA
