【福岡県・福岡市】気ままに巡りたい、ほろよい屋台天国の旅
東京から飛行機で約2時間。福岡県福岡市は日本でいちばん屋台が多い街。中洲と天神を中心に約100軒が出店し、近頃は若い世代の店主が営む屋台も登場。戦後間もない頃から始まり、今もなお人々に愛される屋台文化を体験しよう
更新日:2020/06/23
【STORY】福岡市の夜をにぎわす屋台ものがたり
自分らしい屋台にしたいと、 1年かけて造った屋台は、ブルーを基調にしたかわいらしい趣。メニューもタンドリーチキンの鉄串焼き、ブルスケッタのほか、スイーツ&コーヒーも揃い、ワインなどドリンクも多彩。屋台のイメージが大きく変わる。「旬の果物を使った自家製シロップのソーダ割りだけを飲みに来る若い女性客もいます。屋台の魅力は、じっくり腰を据えてというよりも、気軽にサクッと利用できること。だから、いろいろな屋台をはしごして、福岡の夜を満喫してください」
店の人とお客さん、さらにお客さん同士の距離の近さも、屋台ならではの楽しさ。店主とおしゃべりしたり、たまたま隣り合わせたお客さんと乾杯して仲よくなったり。この日、このときだけの出会いが旅をいっそう盛り上げてくれるはず。
Telas & mico yatai
ロンドンの星付きレストランで経験 を積んだ店主が腕を振るう。福岡県産 の肉、魚、野菜などを使用し、エスニ ック、フレンチのエッセンスを取り入 れた多国籍料理を提供している。
TEL.092-731-4917(春吉本店)
住所/福岡県福岡市中央区渡辺通4-9 天神ロフト前
営業時間/18:45~24:00
定休日/日・月
席数/12
アクセス/福岡天神駅または天神南駅よりすぐ
福岡県・福岡市 ACCESS, PLAN & MAP
ACCESS
羽田空港より福岡空港まで飛行機で約2時間。空港からは、福岡空港駅より地下鉄空港線で博多駅まで約5分、天神駅まで約10分。バス、タクシーの場合は博多まで約20分、天神まで約30分。市街地は、空港線・箱崎線・七隈線からなる地下鉄または西鉄天神大牟田線の利用と徒歩で周遊できる。博多駅エリアと天神エリアを起点に発着する市内バスも便利
TRAVEL PLAN
■1日目
10:00頃 羽田空港を出発
12:00頃 福岡空港に到着
12:30 地下鉄で福岡市街地へ
13:00 福岡市内でランチ
14:30「HIGHTIDE STORE」でお買い物
16:00「パンとエスプレッソと博多っと」でカフェタイム
18:00「Telas & mico yatai」「大衆鉄板屋台 ナカナカナカ」「エリアOKUNI」「megane coffee & spirits」「小島商店 feat シラチャンラーメン」など、はしごしながら屋台を楽しむ
22:00「三井ガーデンホテル福岡中洲」に宿泊
■2日目
08:00「三井ガーデンホテル福岡中洲」で朝食
10:00「博多の食と文化の博物館 ハクハク」を見学
13:00 中州~天神~大名~大濠公園をさんぽ
17:00「チロリアンショップ 空港店」でお買い物
19:00頃 福岡空港を出発
21:00頃 羽田空港に到着
朝食も楽しみなくつろぎホテルがOPEN
中洲川端駅から徒歩2分の地に、2020年7月1日グランドオープン。シックでいてモダンな趣の外観、ロビー、客室は、中洲を囲むようにして流れる川の水面のゆらぎをイメージ。落ち着いた雰囲気で、街の喧騒を忘れてゆったりと過ごせる。館内には、福岡で人気の料理店「小野の離れ 博多本店」が出店し、九州・玄海の食材を使った贅沢な朝食が楽しめる。さらに、最上階には宿泊者専用の大浴場と、湯上がりにくつろげるラウンジが完備。ルームウェアブランド「narue(ナルエー)」のオリジナルパジャマ付きのレディースプランも登場予定だから、旅行中でもゆったりとお風呂時間を満喫したい人はぜひ利用して。
PHOTO/MANABU SANO WRITING/MIE NAKAMURA(JAM SESSION)