旅先での楽しみのひとつ、お土産選び。渡したときに最高の笑顔を見たいなら、その人の好みを意識してチョイスするのがお約束。そこで島中をめぐった編集部が自信を持っておすすめする、きっと喜ばれるお土産を“相手の好み別”にピックアップ。気になるあの人との仲を深めたいという人も要チェック!
【父島】グルメな彼におすすめ!TOMATONのフルーツジャム
主婦のかたわら小説家として本を出版したこともあるという異色の経歴を持つ店主が開いた島のパティスリー。“島の食材を使って”がコンセプトで、焼き菓子やゼリー、アイスなど手作りのおやつがずらり。チョイスしたのはじっくり煮詰めて食材本来の味が凝縮した、ゴロゴロの果肉もおいしいフルーツジャム。サクサクした種の食感が楽しいパッションフルーツの種ジャム378円をはじめ、島レモンの果汁入りカスタードクリーム・島レモンカード680円、店名の由来になったフルーティな完熟島トマトジャム659円(1月頃に登場)も人気。ジャムはすべて手作りで無添加だから、食べ物にこだわりのある彼も夢中になること間違いなし!
TOMATON
トマトン
TEL.04998-2-7790
住所/東京都小笠原村父島字西町
営業時間/9:30〜18:00
定休日/おがさわら丸出港中の土・日・祝
アクセス/二見港船客待合所より徒歩7分
【父島】海好きな彼におすすめ!ガラス工房 TARAの島グラス
「なにか父島土産になるものを作りたい」との思いから、30年以上前に移住したオーナーが島の空き瓶を再利用し、小笠原の海をイメージしたガラス製品作りをスタート。透明ガラスをメインにいろいろな青を混ぜて作る美しい色合いと、手作りの温もりあふれるぽってりしたカタチが魅力で、世界にひとつしかないガラス製品は大切な相手への贈り物にぴったり。普段使いしてもらえるようにと作品はグラスが中心で、ゆるやかな島時間が流れる工房では秋以降に吹きガラス体験を再開予定(1人3500円。受け渡しは翌日、事前予約必須)。ふたつ制作できるので、彼とお揃いのペアグラス作りに挑戦してみては?
ガラス工房 TARA
タラ
TEL.04998-2-7200
※不在のこともあるため連絡してからの訪問がベター
住所/小笠原村父島字小曲
定休日/不定休
アクセス/二見港船客待合所より村営バス扇浦線「亜熱帯農業センター」下車、徒歩10分
【父島】ヘルシー志向の彼におすすめ!JA農産物観光直売所の南国フルーツ
父島・母島で採れた旬のフルーツや野菜に、島の塩や島ラー油などの調味料とお菓子も揃う「JA農産物観光直売所父島支店」はお土産の宝庫。なかでも人気は小笠原の太陽をたっぷり浴びた栄養満点のフルーツで、狙い目は12〜2月の島トマト、5~6月のパッションフルーツ、本州ではなかなか手に入らない9~10月の島レモン。ただし納品される数はそれほど多くないので、翌日には売り切れてしまうことも。宿に冷蔵庫がない場合は料金を先払いしてお店で保管してもらい、出航日に取りに行くのが確実。また隠れた人気商品の島はちみつは入荷するとすぐに売り切れてしまうので、見つけたら即ゲットしよう。
JA農産物観光直売所父島支店
TEL.04998-2-2940
住所/東京都小笠原村父島字東町
営業時間/8:00〜17:30
定休日/おがさわら丸出港翌日
アクセス/二見港船客待合所より徒歩5分
【父島】カフェ好きの彼におすすめ!Nose's Farm Gardenのコーヒー豆&コーヒーの葉茶
小笠原は、日本ではじめてコーヒー豆が試験栽培された場所。その後、戦争などで野放しにされていたコーヒーの木を農園主が見つけて世話をはじめ、今では7種1200本を自然栽培するまでに。小笠原コーヒーは酸味が少なく、すっきりとした味わいが特徴。農園を見学するコーヒーツアーの参加者だけが貴重な焙煎豆50g1080円(1人2袋まで)を購入できるから、自然いっぱいのコーヒー農園の思い出話と一緒にプレゼントするのが◎。コーヒーが苦手な彼にはコーヒーの木の新葉から作られる、ルイボスティーのように甘く爽やかなリーフティ(ティーバッグ5包入り)1296円をぜひ。
Nose's Farm Garden
ノセファームガーデン
TEL.04998-2-3485(コーヒーツアー予約/080-2098-9560)
住所/東京都小笠原村父島字長谷
農園見学ツアー開催時間/おがさわら丸の入港翌日と出港日10:00〜、14:00〜(前日の午前中までに要予約)
アクセス/二見港船客待合所より車で約15分
【母島】お酒好きの彼におすすめ!小笠原母島観光協会の海底熟成ラム Mother
サトウキビから作られる小笠原の地酒の中でも、母島で作られるラム酒・海底熟成ラム Mother(マザー)300ml/4500円は海底で約1年かけて熟成し、ダイバーが海から引き揚げる“海底熟成”の特別なラム酒。冬はザトウクジラが子育てに、初夏にはアオウミガメが産卵にやってくる小笠原の海の底で、適度な水温と穏やかな波の揺らぎによって熟成することで味や香りがまろやかになるそう。注文してからラムを海に沈める、ラムオーナー制度での購入もできるから、1年後に彼と乾杯するのもおすすめ。ロックでサトウキビの甘さを楽しんだり、島レモンやパッションフルーツをたっぷり入れたカクテルにしても。
小笠原母島観光協会(海底熟成ラム Motherに関するお問い合わせ)
おがさわらははじまかんこうきょうかい
TEL.04998-3-2300
母島内販売店舗/JA東京島しょ小笠原母島支店、前田商店、ルシエル
【番外編】アートな彼におすすめ!ショップドルフィンのおがさわら丸50周年記念 ミニ画用紙
竹芝桟橋と父島を結ぶ定期船・おがさわら丸の船内にある売店「ショップドルフィン」で見つけた、手のひらサイズのミニ画用紙500円もかわいくておすすめ。スケッチブックでおなじみのマルマンとコラボしたもので、表紙にはボーダーの煙突が特徴のおがさわら丸が描かれ、中にはぬりえも。絵を描くのが好きな彼にプレゼントしたらきっと喜ばれるはず。船旅の合間にぜひチェックして。