付き合いたての恋人や、気になる彼との距離が近づく魔法のひと言「ひとくちちょーだい!」。思わずそんなフレーズを言いたくなる、東京の島でしか食べられない“島スイーツ”をご紹介。今回は、採れたての島レモンや島バナナをはじめ、“ここにしかない”食材がいっぱいの小笠原諸島・父島&母島で食べるべきスイーツをピックアップ。ゼリーやかき氷など、トロピカルフルーツをとことん活かしたスイーツを2人でのんびり味わおう。
【父島】甘くてジューシー!初めて出会うトロピカルフルーツのおやつ
約20種類のフルーツを自家栽培している「おやつのにわ」ではずせないのは、南国フルーツを使ったアイスクリームやかき氷などのスイーツ。なかでも、果汁を凍らせた氷で作る台湾風かき氷は、果汁たっぷりのジュースを凍らせているから、溶けても風味が変わることなく、最後までフレッシュなおいしさが楽しめる。採れたてのフルーツを新鮮なまますぐに冷凍することで、季節問わずいろいろなフルーツを提供できるように工夫しているそう。アナナやシャシャップなど本州ではなかなか食べられないフルーツも多いので、食べたことがないものを2人でシェアして。
おやつのにわ
TEL.04998-2-2295
住所/東京都小笠原村父島字西町
営業時間/入・出港日 13:00~14:00、入・出港日以外 14:00~16:00
定休日/不定休
カード/不可
アクセス/二見港船客待合所より徒歩8分
【父島】アットホームなカフェでいただく、素朴でやさしい島パフェ
みかんとれもん、2匹の看板猫が出迎えてくれる「きまぐれカフェ」は、恋人とくつろぐのにぴったりのカフェ。ユニークな店名は、食材が揃いにくい島ならではの事情と、猫の気まぐれさに由来しているそう。こちらでいただきたいのは、どこか懐かしいチョコバナナパフェや、パッションフルーツや島バナナなど、季節ごとに変わる旬のフルーツをたっぷり使ったきまぐれフルーツパフェ。このほか、食用ハイビスカスの花をジャムにしたローゼルを使ったパイは、島ならではのユニークな1品。オリジナルレシピで作る、グリーンカレーやガパオライスもどうぞ。
きまぐれカフェ
TEL.090-5307-1297
住所/東京都小笠原村父島字宮之浜道
営業時間/12:00~17:00
定休日/不定休
カード/不可
アクセス/二見港船客待合所より徒歩15分
※年1~2回、地元ミュージシャンによるライブを開催
【父島】島素材のおいしさをほっこり楽しむ、手作りのパウンドケーキ
移動式カフェ「Mermaid Cafe(マーメイドカフェ)」の名物は、父島産の素材を使ったパウンドケーキ。島バナナや島レモンなど、それぞれのおいしさが引き立つよう、素材に合わせて粉や砂糖の配合を変えているというこだわりの1品。1年を通して人気があるのは、コクのある味わいと、カリッとした食感が楽しい島バナナとくるみ。また、店主イチオシの小笠原の塩きゃらめるは、砂糖を丁寧に焦がして作った自家製キャラメルクリームに、小笠原の塩で甘さを引き締めたオトナの味わい。島レモンスカッシュや、手作りマンゴーアイスがのったトロピカルフロートなどドリンクも充実。テイクアウト専門なので、2人で近くのベンチに座って海を眺めながら食べるのもおすすめ。
Mermaid Cafe
マーメイドカフェ
TEL.090-5820-2422
出店場所/海岸通りにある「かがや亭」と「ボニーナ」の間
営業時間/11:30~17:00頃
定休日/不定休
カード/不可
アクセス/二見港船客待合所より徒歩3分
【母島】島レモンがどっさり!ほどよいすっぱさがやみつきのご当地スイーツ
生鮮食品から文房具まで取り揃える母島の「前田商店」は、島の人の生活にはなくてはならないお店。注文に応じてお弁当を作ってくれたり、季節によってもつ煮込みや肉豆腐などの手作り惣菜が店頭に並ぶことも。そんなローカル感いっぱいのこちらで恋人と一緒に食べたいのは、母島産のレモンを使ったオリジナルの「前田さんちの島れもんシリーズ」。現在はゼリー、ジャム、パウンドケーキ、れもん酒の全4種類を展開。夏限定のゼリーは、凍らせてかき氷のようにかいて食べるのもおすすめ。島レモンの爽やかな甘酸っぱさを、大好きな人と一緒に堪能しよう!
前田商店
まえだしょうてん
TEL.04998-3-2221
住所/東京都小笠原村母島元地
営業時間/8:00~18:00
定休日/日(入港日が日曜にあたる日は営業、その翌週不定休)
カード/不可
アクセス/沖港より徒歩5分