リンゴの収穫量日本一として知られる青森県が、開発・育成に24年の歳月をかけ、2019年に誕生したのが新品種のさくらんぼ「ジュノハート」。大粒で糖度が高く、かわいいハートの形をしたこのさくらんぼが旬を迎えて、7月に全国デビュー。注目は、新宿のタカノフルーツパーラーで2020年7月1日（水）～10日（金）限定で登場するジュノハートのパフェとケーキ。貴重なさくらんぼを贅沢に味わえるこの機会をお見逃しなく！
ころんとしたハート形がかわいい！“幸運のさくらんぼ”
1996年から青森県で手がけてきたオリジナルのサクランボ「ジュノハート」。果樹の品質改良は1年毎に14～15品種を組み合わせて交配を行い、150種類ほどにも及んだとか。1998年に、甘みの強い「紅秀峰」と果実の大きい「サミット」を交配して、ひと際大きく、ハート形をした果実・ジュノハートが誕生した。
2005年5月には、近隣で山火事が発生し、県内果樹部の実生のうち2/3が焼失する大規模な火災が発生。ジュノハートの原木の1歩手前で鎮火して被害を逃れたそう。幸運を持ち合わせたこのさくらんぼはその後、家庭の幸福をつかさどるローマの神話の女神“JUNO”と、果実がハート形であることからジュノハートと名付けられることに！
ジュノハートは、佐藤錦でもLサイズ（直径2.2cm以上）から2Lサイズ（2.5cm以上）が大玉と言われる中で、ジュノハートは3Lサイズ（直径2.8cm以上）と驚きの大きさ。さらに糖度も、佐藤錦の平均的な糖度が16～18度に対し、ジュノハートは約20度。酸度は約0.5度と少ないため、より甘さを実感できる。果肉は硬めで、適度な果実があり、種が離れやすく食べやすい。そして最大の特徴は、名前の由来になったハート形であること。手に取るだけで幸せ気分に浸れる、まさに幸運のさくらんぼ！
ジュノハートの３つの特徴
１.ハート形のかわいいルックス
２.直径2.8cm以上の大きさ
３.糖度約20度の甘さ
上品な甘さの秘密は、丹精込めた栽培にあり！
標高615mの名久井岳がそびえる丘陵地帯の南部町は、リンゴをはじめ、洋ナシ、桃など果物栽培が盛んな地域。なかでも、冷たい季節風「ヤマセ」に影響を受けにくいのがサクランボ栽培だったそう。今回取材で訪れたのは、数種類のサクランボの木も栽培する、生産者・沼畑俊一さんの果樹園。
「鮮やかなルビー色が特徴のジュノハートはとてもデリケートな果物です。果実同士が触れて傷が付くのを防いだり、陽の光がしっかり当たるよう、一つひとつ表情を見ながら摘果を行います。手間をかけたぶん、糖度の高く、艶のある果実に成熟します」。採れたてを1粒いただくと、驚くほど甘くてジューシーな味わい。
ジュノハートのなかでも4Lサイズ（直径3.1cm以上）の上位等級品を「青森ハートビート」と命名。沼畑さんのハウスでは約2割ほど。気品あるハート形と贅沢で高級感のある味わいは、大切な人へのギフトにぴったり。ピンクのオリジナルケースに入った「青森ハートビート」は、昨年青森県内限定2粒1080円で販売され、すぐに完売する人気ぶり。
7月1日から10日間限定！タカノフルーツパーラーでジュノハートのパフェとケーキが登場
今回は、おいしいフルーツで人気の「タカノフルーツパーラー」と、旬を迎えたジュノハートが期間限定コラボ。さくらんぼ尽くしのパフェとケーキがお目見えする。「青森県産ジュノハートのパフェ」は、さくらんぼを使ったシャーベット、グラニテ、ソースに、濃厚なフロマージュムース、爽やかなヨーグルトアイスを組み合わせ、甘さと酸味のバランスが絶妙！ 「コンセルフリュイ～ジュノハート～」は、ムースやゼリーにさくらんぼを使い、オレンジソースの酸味がアクセントになった初夏にぴったりのケーキ。旬の10日間だけの特別なスイーツを、ぜひ味わってみて。
また、同期間、伊勢丹新宿本店など都内各所にてジュノハートの販売も行われる。大切な人への贈り物や自分へのご褒美フルーツとして、こちらも要チェック。
DATA
【パフェ・ケーキ】
■新宿高野本店・タカノフルーツパーラー本店
期間 :2020年7月1日（水）～10日（金）※無くなり次第終了
住所 : 東京都新宿区新宿3-26-11 B2F・5F
営業時間：（B2F)10:00～20:00 （5F)10:00～20:00 ※変更になる場合があります
アクセス : JRほか新宿東口よりすぐ、東京メトロ丸ノ内線新宿駅A６出口直結
新宿本店 タカノフルーツパーラー公式HP
【販売】
■伊勢丹新宿本店 B1Fフレッシュマーケットほか
期間：2020年7月1日（水）より10日間程度
住所: :東京都新宿区新宿3-14-1
営業時間：10:00～20:00
アクセス： JRほか新宿東口より5分、東京メトロ丸ノ内線新宿三丁目駅出口直結
伊勢丹新宿本店公式HP
※詳しくは下記ジュノハート公式HPをご覧ください
※天候等の事情により取扱のない場合があります。予めご了承ください
PR/青森県
PHOTO/MANABU SANO WRITING/NAOMI TERAKAWA
