茨城野菜の魅力vol.1/農業大国・茨城の おいしい野菜の秘密
茨城県は北海道に次いで全国第二位の農業大国。その茨城県で育てられた、まるで果物のような甘さの国産パプリカ農家や全国にファンがいるという甘くて栄養たっぷりのフルーツトマト生産者に会い、茨城野菜の魅力を取材。さらには、茨城野菜が食べられるレストランやカフェも紹介。おいしいものを食べに茨城県に行こう!
更新日:2018/09/11
美食の秋に訪れて食べたい茨城県の野菜たち
北海道に次ぐ農業大国・茨城の自慢の野菜たち
悠久の昔から「土地が広く、海山の産物も多く、人々は豊かに暮らし、まるで常世の国(極楽)のようだ」と評されてきた茨城県。その言い伝えは今も変わらず、温和な気候と豊かな土壌を利用して、さまざまな農作物が生産されている。
2016年の農業産出額は4900億円を超え、北海道に次ぎ全国で第2位を記録。メロンをはじめ、栗、レンコン、チンゲン菜、白菜、さつまいもの産出額は日本一を誇る。なかには、日本で育てるのが難しいと言われるパプリカを栽培する専門農園や、女性に人気の高いフルーツトマトを栽培する農家も。そんなオリジナルブランド野菜は、全国から問い合わせが来るほど人気だとか。
今回は、そんな全国有数の〝農業大国〞である茨城県から、水戸市を中心に注目の農家やお店をピックアップ。美食の秋に、ぜひ足を運んでみて。
みずみずしくてジューシー
全国でも珍しい国産パプリカ
みずみずしくて濃厚な味わいの、国産パプリカを栽培している、評判の農園がこちら。温度や水量など、栽培法を細かく数値化し、それに基づいて育てるため「理想通りのパプリカを育てられる」と代表・林俊秀さん。樹上で熟してから収穫するパプリカは甘くてとてもジューシー。まるで果物のような驚きのおいしさを味わってみて。
甘くて栄養もたっぷりな
大人気のフルーツトマト
スプーン1杯の水が品質を左右すると言われる繊細なフルーツトマトを栽培。代表の三浦綾佳さんをはじめ、女性がメインで農作業を行い、細かな気遣いと、フィルムで苗を育てるアイメック®農法を武器に、「ドロップファームの美容トマト®」を育てている。濃厚な甘みのフルーツトマトは、全国にファンがいるのも納得のおいしさ。
おすすめの宿はこちら
筑波山を望む涸沼湖畔に佇む宿。夕食に定評があり、コース料理を注文すると県産野菜をはじめ、旬の味覚を盛り込んだ20種以上の料理をバイキングスタイルで味わうことができる(宿泊時要予約)。食後は展望大浴場へ。温泉にじっくり浸かり、日々の疲れを癒そう。
いこいの村涸沼
TEL.0291-37-1171
住所/茨城県鉾田市箕輪3604
客室数/新館5
料金/新館1泊2食付き2名1室1人11000円~
アクセス/大洗鹿島線涸沼駅より送迎車(要電話)で約5分
アンケートに答えてプレゼントをもらおう!
茨城県水戸市に関するアンケートに答えた方の中から3名さまに、今回紹介したdrop farmの美容トマトジュースをプレゼント。全国にもファンがいる濃厚な甘みのフルーツトマトのジュースで茨城野菜のおいしさに触れてみては。
おいしい日本旅 茨城野菜の魅力vol.2
旬の野菜が食べれる茨城のレストラン&カフェ
茨城産の野菜を使ったレストランやカフェを紹介。新鮮な旬の素材をいただこう
PHOTO/KATSUMI SATO KAZUHITO MIURA
WRITING/AKI KOTAKE