父島(小笠原諸島)
写真提供/小笠原村観光局
豊かな自然に恵まれ、世界自然遺産に登録された小笠原諸島。父島は海でのアクティビティはもちろんのこと、多彩なトレッキングコースでは、固有種の動植物も発見できる。父島から船で約20分の、海が美しい無人島・南島に上陸して、大切な人とのんびり過ごすのもおすすめ
更新日:2023/06/14
父島の縁結びポイント
港を一望!高台に立つ大神山神社
町の高台にある大神山神社は、遊歩道を登ると展望台があり、島の繁華街とエメラルドグリーンの海を一望できる。町を見守る小笠原の神様に参拝して、大切な人との発展を願ってみては?
TEL.04998-2-2251
住所/東京都小笠原村父島字東町
アクセス/二見港より展望台まで徒歩20分
父島の縁結びスポット
USK COFFEE
天井の麻袋がおしゃれなオープンデッキカフェ。自家農園で収穫・焙煎したボニンアイランドコーヒー900円のほか、世界のスペシャリティコーヒーをホームメイドスイーツとともに楽しめる。南国の農園のようなのんびりとした雰囲気に癒されよう。
TEL.04998-2-2338
住所/東京都小笠原村父島字北袋沢
営業時間/11:00~17:00(おがさわら丸入港中)
営業日/土・日とおがさわら丸入港中のみ営業(臨時営業あり)
アクセス/二見港より車で約15分
公式HP/USK COFFEE
TOMATON
島の食材をふんだんに使用した手作りのスイーツが並ぶ、島のパティスリー。こちらのイチ押しは、素材をじっくりと煮詰めたフルーツジャム。季節限定の島トマトジャムや、定番人気のパッションフルーツの種ジャムなど、種類も豊富。テイクアウトOKの添加物不使用のアイスは、島散策のおともにぴったり。
TEL.04998-2-7790
住所/東京都小笠原村父島字西町
営業時間/9:30〜18:00
定休日/おがさわら丸出港中の土・日・祝
アクセス/二見港船客待合所より徒歩7分
公式HP/TOMATON
おやつのにわ
敷地内で栽培された約20種類の南国フルーツを提供する島のフルーツパーラー。採れたての果物を新鮮な状態で冷凍保存しているため、アナナやスターフルーツといっためずらしい果物を季節問わず楽しむことができる。たっぷりの果汁で作る台湾風かき氷やアイスキャンディなど、フルーツ本来の味をしっかりと感じられるおやつがおすすめ。
TEL.04998-2-2295
住所/東京都小笠原村父島字西町
営業時間/入・出港日 13:00~14:00、入・出港日以外 14:00~16:00
定休日/不定休
カード/不可
アクセス/二見港船客待合所より徒歩8分
公式HP/おやつのにわ
きまぐれカフェ
メニューはその日の仕入れ次第という、気まぐれさが楽しいユニークなカフェ。ランチタイムに登場する店主オリジナルレシピのグリーンカレーやガパオライスは島民からも人気が高い。食後には旬のフルーツとホイップがたっぷりのったきまぐれフルーツパフェや、島ではおなじみのローゼルがぎっしり詰まったパイをどうぞ。
TEL.090-5307-1297
住所/東京都小笠原村父島字宮之浜道
営業時間/12:00~17:00
定休日/不定休
カード/不可
アクセス/二見港船客待合所より徒歩15分
※年1~2回、地元ミュージシャンによるライブを開催
公式Facebook/きまぐれカフェ
Mermaid Cafe
豊富なドリンクメニューと、オーナーがひとつずつ丁寧に焼き上げる焼き菓子が名物の移動式カフェスタンド。シュワッと甘酸っぱい島レモンスカッシュや、手作りマンゴーアイスがトッピングされたトロピカルフロートと一緒に注文したいのは、島バナナや小笠原の塩など父島産の素材を使って作るパウンドケーキ。季節限定フレーバーはぜひゲットして。
TEL.090-5820-2422
出店場所/海岸通りにある「かがや亭」と「ボニーナ」の間
営業時間/11:30~17:00頃
定休日/不定休
カード/不可
アクセス/二見港船客待合所より徒歩3分
公式HP/Mermaid Cafe
千尋岩
沖から見るとハート形をしていることから「ハートロック」と呼ばれる円縁湾に面した断崖絶壁。ピンク色の岩肌もキュートで恋愛運が上がるかも!? 山頂から見る南島などの景色も絶景。
アクセス/二見港より登山口まで車で約15分(登山には入林許可を得たガイドの同行が必要)
ガラス工房TARA
小笠原の海をイメージしたガラス製品を手がける工房。普段使いができるようにとの心づかいから、作品はグラスを中心に販売している。ハンドメイドの作品は1つとして同じ形のものがなく、いろいろな青が織りなす美しい色合いがポイント。季節によって吹きガラス体験も行っているので、訪れる前に電話で確認してみて。
TEL.04998-2-7200
※不在のこともあるため連絡してからの訪問がベター
住所/小笠原村父島字小曲
定休日/不定休
アクセス/二見港船客待合所より村営バス扇浦線「亜熱帯農業センター」下車、徒歩10分
公式HP/ガラス工房TARA
JA農産物観光直売所
小笠原諸島で採れるフルーツ・野菜などの農産物をはじめ、調味料やスイーツまで幅広く商品を取りそろえるお土産の宝庫。特に人気なのは、本州ではなかなか手に入らない、島トマト・島レモンといったトロピカルフルーツ。生産者から直接納品されるため鮮度も高く、生産地だからこそのお手頃プライスで購入できるのも嬉しいポイント。
TEL.04998-2-2940
住所/東京都小笠原村父島字東町
営業時間/8:00〜17:30
定休日/おがさわら丸出港翌日
アクセス/二見港船客待合所より徒歩5分
公式Facebook/JA農産物観光直売所父島支店
Nose's Farm Garden
1200本ものコーヒーの木を自然栽培で育てるコーヒー農園。コーヒー豆の収穫から豆の焙煎、コーヒーを淹れるまでの体験ができる農園見学ツアーを行っている。ツアーに参加者限定で、農園で収穫されたコーヒー豆も購入可能。すっきりとした味わいが特徴の記帳な小笠原コーヒーをぜひ持ち帰って。農園見学ツアーは事前申し込みが必要。
TEL.04998-2-3485(コーヒーツアー予約/080-2098-9560)
住所/東京都小笠原村父島字長谷
農園見学ツアー開催時間/おがさわら丸の入港翌日と出港日10:00〜、14:00〜(前日の午前中までに要予約)
アクセス/二見港船客待合所より車で約15分
公式HP/Nose's Farm Garden
森・山のガイドツアー
大陸と一度も陸続きになったことのない小笠原諸島では、独自の進化を遂げた固有種を目にすることができる。ガイドを頼むと、珍しい動植物との遭遇率もアップ。
詳細情報/小笠原村観光協会
ドルフィンスイム
海域には野生のイルカが生息しており、イルカを見つけたらそっと船を近づけて一緒に泳ぐこともできる。フィーリングが合えば、イルカから近寄ってくれるかも!?
詳細情報/小笠原村観光協会
ホエールウォッチング
船で行くツアーに申し込んで参加を。2~4月はザトウクジラに、5~11月にはマッコウクジラに出会える。ジャンプしたり、尾ビレで海面をたたく迫力の姿を間近で見たい。
詳細情報/小笠原村観光協会
スターウォッチング
周囲に遮るものがなく、夏以外でも天の川が見られるのが魅力。父島は小港海岸とウェザーステーション展望台が満天の星を満喫できるスポット。
詳細情報/小笠原村観光協会
HOTEL PAT INN
B&B形式の2015年オープンのホテル。白を基調としたスタイリッシュな客室は居心地抜群で、小笠原の食材を使用した朝食も好評だ。オーナーのご先祖は小笠原初期の外国人開拓者のひとりとか。ホテル主催の小笠原の歴史をたどるツアーにもぜひ参加して。
TEL.04998-2-3711
住所/東京都小笠原村父島字奥村
料金/2名1室1泊朝食付き1名12960円~
カード/可
アクセス/二見港より車で約5分
公式HP/HOTEL PAT INN
父島 MAP&INFO
2011年に世界自然遺産に登録された小笠原諸島の島。一度も大陸と陸続きになったことがないため、独自の進化を遂げた固有種が多く生息している。ホエールウォッチングやドルフィンスイムなどのアクティビティのほか、珍しい動植物と出会える森と山のガイドツアーなど、わくわくする体験が待っている。周囲に遮るものがなく、夏以外でも天の川が見られるスポットも。島へのアクセスは片道24時間の定期船のみ。往復の船旅も貴重な体験に。
【行き方】
東京・竹芝桟橋より週に1便の定期船「おがさわら丸」で約24時間 ※燃料油価格変動調整金設定のため、乗船運賃は毎月変動、夏期やGWは増便
【回り方】
島内の移動はレンタカーやレンタバイクのほか、村営バスを利用するのも可
問い合わせ:小笠原村観光協会 TEL.04998-2-2587
小笠原諸島にあり東京の離島のひとつの父島。ユネスコ世界遺産にも登録された注目の島だ。ここでは、自然の雄大さに触れられるスポットがおすすめ。沖から見るとハート形にみえることからハートロックと呼ばれる「千尋岩」、ウミガメに触れられる「小笠原海洋センター」、夕日を望む絶景ポイントの「三日月山ウェザーステーション展望台」がイチオシ。父島の海も美しく、その美しさを感じるならおすすめの3つのビーチへ。メイン通りからも行きやすく綺麗な海岸と高い透明度を誇る「大村海岸」、白い砂浜が美しい「ジョンビーチ」、さらには海からしかアクセスできない秘境のビーチで父島最南西端にある「ジニービーチ」は父島で訪れたい美しいビーチだ。「ジニービーチ」の秘境感に勝るとも劣らない場所なら、国の天然記念物に指定された沈水カルスト地形が特徴の「南島」もチェック。ガイド同行でないと行くことができないので、行く際は必ず確認を。「ジョンビーチ」への遊歩道の途中にある「中山峠展望台」からは、北側に小港海岸やコペペ海岸、南側にブタ海岸や南島周辺の島々を見渡すことができる。観光客が少なく静かにゆっくりと海を楽しめる隠れ家的スポット。さらに、エメラルドグリーンの海が一望できる神社「大神山神社」は大切な人と訪れればいい思い出になるはず