三宅島
トレッキングやダイビング、バードウォッチングが楽しめる自然豊かな三宅島。島の中央にある雄山をはじめ、火山活動で変化する姿に自然の力を感じる。大地のパワーあふれる圧巻の絶景スポットをめぐったり、地元の食材を使った話題のグルメをいただいてエネルギーをチャージしよう
更新日:2023/06/13
三宅島の縁結びポイント
縁結びの笠地観音と珍木
子供に恵まれない夫婦が椎(シイ)の木に願ったところ、子宝に恵まれたことから立てられたといわれる観音様。子授けや縁結びのご利益がある珍木もあるので、願いを込めて触れてみて。
住所/東京都三宅村阿古地区
アクセス/阿古漁港より車で約30分
三宅島の縁結び 島旅スポット
ギャラリー&カフェCanon
島の風景画が展示されたギャラリー併設のカフェでひと休み。島のパッションフルーツを種ごと練り込んだチーズケーキのセット700円、島のテングサで作ったところてんに手作りの明日葉アイスを添えたカノンあんみつ500円を。やさしい甘さに癒されそう。
TEL.04994-2-1239
住所/東京都三宅島三宅村伊豆36
営業時間/金・土11:00~17:00、火・水・木12:00~16:00 ※GW・夏季は特別営業、ギャラリーの見学は随時可
定休日/日・月
カード/不可
アクセス/伊豆岬入口バス停よりすぐ
公式HP/ギャラリー&カフェCanon
サバサンドカフェ
島で利用されていなかったゴマサバを活用しようと店主が考案したサバサンド500円が名物に。蒲焼風味の身の厚いゴマサバに、島野菜をたっぷりのせ、酸味の効いたドレッシングで味付け。一度食べたらやみつきに。島特産の明日葉茶と相性抜群。
TEL.04994-2-1433
住所/東京都三宅島三宅村阿古672-3 阿古漁港船客待合所ここぽーと2F
営業時間/11:30~13:30(船の発着時のみ)
定休日/不定休
カード/可
アクセス/阿古漁港よりすぐ
公式Twitter/三宅島サバサンド
土屋食品
食品から生活用品まで揃う、島の人の暮らしを支える商店。人気ののり弁は、今では貴重な地のりをごはんの上に敷き詰めた贅沢なお弁当で、口いっぱいに広がる海苔の香りがたまらない! 通常サイズ550円のほか、ミニサイズ400円も。あらかじめ予約しておけば、できたてを受け取ることができる。
TEL.04994-5-0331
住所/東京都三宅島三宅村阿古683
営業時間/7:00~19:00
定休日/月
アクセス/錆ヶ浜港より徒歩約3分、三宅島空港より車で約15分
詳細情報/三宅島観光協会HP
リターノ
地元の人にも人気のイタリアン。店主の両親が島内で営む菊地農園で栽培する野菜や、奥様が釣ってきた魚介類など、島の素材を使ったメニューが楽しめる。イチオシは、新鮮な野菜たっぷりのとれたてサラダ1000円や、地魚カルパッチョ1100円など。
TEL.04994-2-1245
住所/東京都三宅島三宅村神着421-5
営業時間/18:00~24:00
定休日/日
アクセス/神着バス停より徒歩約10分
公式Twitter/リターノ
築穴製菓
三宅島唯一のパン工場。レトロかわいいパッケージが目印で、いちばん人気のあげあんパンをはじめ、チョココロネやカレーパンなど種類も豊富。工場で焼かれたパンはその日のうちに島内の商店へ出荷される。できたてパンをゲットするなら、各店に配達される午前11時以降がねらい目。
TEL.04994-6-0316
パンの販売店舗/築穴商店、はせがわ商店、ヤマシタなど島内7店舗
Terrace cafe Restaurant GIZMO
白い外観が目印の海を望む絶景カフェ。フォトジェニックな日替わりサンドイッチはボリュームも満点で、おなかもしっかり満たされる。テイクアウトもOKだから、島をめぐりながらいただくのも◎。ふわふわのフレンチトーストや濃厚なデミグラスソースがかかったオムライスもおすすめ。
TEL.04994-8-5853
住所/東京都三宅島三宅村坪田2891
営業時間/12:00~16:00(15:30LO)、18:00~22:00(21:00LO)
定休日/火・水 ※不定休あり
アクセス/三宅島空港より車で約4分
詳細情報/三宅島観光協会HP
椎取神社
2000(平成12)年の噴火の泥流で、社殿と鳥居がのみこまれてしまった神社。上部だけ残った鳥居が噴火のすさまじさを物語る。噴火によって周辺の木々は枯れてしまったが、森が再生していく姿から生命のエネルギーを分けてもらえそう。
住所/東京都三宅島三宅村神着2420 -1
アクセス/椎取神社前バス停よりすぐ
詳細情報/三宅島観光協会HP
ふるさとの湯
三宅村ふるさと体験ビレッジ内にある温泉施設。2面ガラス張りの開放的な内湯や岩盤浴のほか、太平洋に沈む夕日が望める露天風呂も。入浴後は、敷地内のふるさと味覚館へ。三色海鮮丼など地元の新鮮な食材を使った料理をいただいてお腹も満たして。
TEL.04994-5-0426
住所/東京都三宅島三宅村阿古644
営業時間/4~9月11:00~21:00、10~3月~20:00
定休日/水
入浴料/500円(岩盤浴90分500円)
カード/不可
アクセス/二島バス停より徒歩2分
詳細情報/三宅島観光協会HP
伊豆岬
純白ランプ式のレトロな灯台がロマンティックな伊豆岬。神津島などが望める海辺で夕日や星空を眺めたい。時期によってはウミガメが見られる。
住所/東京都三宅島三宅村
アクセス/三宅島空港より車で23分
詳細情報/三宅島観光協会HP
火山体験遊歩道
溶岩流跡に造られた火山体験遊歩道。1983(昭和58)年の噴火で溶岩に大部分がのみ込まれた阿古小中学校跡を目にすると、自然のパワーを実感。
住所/東京都三宅島三宅村
アクセス/三宅島空港より車で約18分
詳細情報/三宅島観光協会HP
メガネ岩
溶岩流が波で侵食され眼鏡形になったメガネ岩。1959(昭和34)年の伊勢湾台風の際に片方が壊れてしまったが、岩間から三本岳が見られる。
住所/東京都三宅島三宅村阿古
アクセス/三宅島空港より車で19分
詳細情報/三宅島観光協会HP
新鼻新山
新鼻新山は1983年の噴火時に一夜でできた山。海岸線に突き出す幾層にも重なる岸壁はダイナミック。
住所/東京都三宅島三宅村阿古
アクセス/三宅島空港より車で10分
詳細情報/三宅島観光協会HP
七島展望台
天候がよければ富士山から八丈島まで望むことのできる七島展望台。陸側には溶岩が広がり、大噴火の爪痕が残る。
住所/東京都三宅島三宅村
アクセス/三宅島空港より車で34分
詳細情報/三宅島観光協会HP
雄山
2000(平成12)年に噴火した雄山。山頂には雲がかかっていることが多いので、山の姿を見ることができたら幸運のしるし。
住所/東京都三宅島三宅村
アクセス/三宅島空港より車で32分
大路池
伊豆諸島最大の淡水池・大路池。斜面一帯が天然の照葉樹林で、アカコッコをはじめ希少な野鳥に出会える。
住所/東京都三宅島三宅村坪田
アクセス/三宅島空港より車で8分
詳細情報/三宅島観光協会HP
サタドー岬
海面から約20mの高さでそびえる絶壁・サタドー岬は、海に突き出るように立つ白い灯台が目印。夕焼けや星がきれいに見られるほか、ウミガメや釣りのスポットとしても有名。
住所/東京都三宅島三宅村坪田
アクセス/御子敷バス停より徒歩約3分
詳細情報/三宅島観光協会HP
今崎海岸
メガネ岩から続く海岸で、三本岳に沈む夕日を眺めたり、満天の星空を眺めるには絶好のスポット。毎年6月、10月の週末のみ海中アーチなどが見られるダイビングが解禁される。
住所/東京都三宅島三宅村阿古
アクセス/錆ヶ浜港より徒歩約10分
岡太楼本舗
島で50年以上続く牛乳せんべいの老舗。小麦粉や卵、砂糖など、シンプルな素材で作られる牛乳せんべいはほんのり甘く、素朴なおいしさ。午前中、早い時間帯に足を運べば、できたてアツアツが味わえるかも。
TEL.04994-2-0051
住所/東京都三宅島三宅村神着1168
営業時間/8:00~17:00
店休日/不定休
アクセス/ナダードバス停より徒歩約3分、三宅島空港より車で約10分
詳細情報/三宅島観光協会HP
三宅村レクリエーションセンター
廃校となった中学校の体育館を再利用したこちらは、公共施設としては日本最大級のボルダリングスポット。壁一面を占める巨大ウォールは、初心者でも安心なルートも多い。用具をすべて借りられるので、運動のできる服装であれば手ぶらでOK。
TEL.04994-8-5681
住所/東京都三宅島三宅村坪田3034
営業時間/月~土11:00~20:00 日・祝10:00~19:00
定休日/木
利用料金/1日500円
カード/不可
アクセス/坪田バス停より徒歩5分
公式HP/三宅村役場
レンタルサイクル
マイペースに島を巡って楽しむなら、三宅島観光協会で貸し出しているレンタルサイクルがおすすめ。どこにも立ち寄らなければ約2時間半で1周できる。電動アシスト付きだから、坂道でもラクラク。
TEL.04994-5-1144
住所/東京都三宅島三宅村阿古683(三宅島観光協会)
営業時間/8:30~17:30
料金/半日1500円、1日2500円 ※完全予約制、貸出は9:00~17:00
アクセス/錆ヶ浜港よりすぐ
公式HP/三宅島観光協会
ドルフィンスイム
野生のバンドウイルカと一緒に泳ぐドルフィンスイムは、シュノーケリング経験があれば、中学生~70歳まで体験可能。申し込みは島内のダイビングショップか三宅島観光協会へ。未経験者のためのトレーニングや、器材レンタルなどプラン内容も充実。
TEL.04994-5-1144(三宅島観光協会)
体験場所/御蔵島周辺
詳細情報/三宅島観光協会HP
※体験期間は毎年3/15~11/15のみ。天候によっては体験できない場合があります
※初めて体験する場合、シュノーケリングスクールの受講が必須となります
ペンション・サントモ
もともとはレストランだったという料理がイチオシの宿。おなじみの明日葉をはじめ、トビウオやカメノテなど島ならではの食材を使ったメニューが楽しめる。バス付きの洋室は、ゆったりとくつろげる雰囲気。
TEL.04994-5-0532
住所/東京三宅島三宅村阿古525
料金/2名1室13000円~(洋室)
アクセス/錆ヶ浜港より徒歩約10分、三宅島空港より車で約20分
公式HP/ペンション・サントモ
オーシャンクラブNumber3
ダイビングのインストラクターでもあるオーナーが運営するアットホームな民宿。ダイビング、ドルフィンスイム、シュノーケリングなど体験プランが充実。客室はすべてコテージだから、ふたりきりで島の夜を満喫できる。
TEL.04994-5-0050
住所/東京三宅島三宅村阿古759-2
料金/2名1室8100円~
アクセス/錆ヶ浜港より徒歩約10分、三宅島空港より車で20分
公式HP/オーシャンクラブNumber3
民宿夕景
女子旅で嬉しい、バス・トイレ付きの洋室を備える民宿。三宅島の海で獲れた新鮮な地魚が並ぶ夕食が評判で、釣り宿としても人気が高いため早めの予約が吉。宿名の由来にもなっている、展望デッキから望む美しい夕景は必見。
TEL.04994-5-0118
住所/東京都三宅島三宅村阿古541-1
料金/1泊1名12500円(2名利用・夕朝食付き)※料金は時期によって異なります
カード利用/不可
アクセス/三宅島空港より車で約18分
公式HP/民宿夕景
三宅島 MAP&INFO
面積約55平方メートル、山手線の内側とほぼ同じサイズの三宅島は、火山活動で変化してきた島。雄山は1983年と2000年に噴火し、その威力はダイナミックな溶岩流跡で感じることができる。年間平均気温は17.7度、1年を通して温暖な気候なため野鳥の生息密度がとても高く、“バードアイランド”の別名も。地球の息吹をあちこちで感じながら、トレッキングやダイビング、バードウォッチングなどのアクティビティも楽しんでみて。
【行き方】
東京・竹芝桟橋より大型客船で約6時間30分8350円~、1日1便
調布飛行場発の小型飛行機なら、約50分17200円(往復割引あり)、1日3便
※料金・運行回数は時期により異なる
【回り方】
島内は村営バスや、レンタバイク、レンタサイクルがあり、大半の観光スポットを回ることができる。アクティブに動くなら、レンタカーかタクシーが便利
問い合わせ:三宅島観光協会 TEL.04994-5-1144
東京離島のひとつ三宅島では、大地のパワーを感じる絶景めぐりを。溶岩流跡に造られた「火山体験遊歩道」、溶岩流が波で侵食され眼鏡形になった「メガネ岩」、1983年の噴火時に一夜でできた山「新鼻新山」、伊豆諸島最大の淡水池「大路池」、2000年に噴火した「雄山」、2000年の噴火で泥流によって社殿と鳥居がのみこまれた「椎取神社」では、上部だけが残った鳥居がみられるなど火山と隣り合わせの三宅島らしい風景に出会える。三宅島の特色ある自然をさらに深く知るなら「アカコッコ館」へ。うっそうとしたスダジイの森の中にあり、自然を満喫できる。三宅島にはちょっと変わった施設も。「三宅村レクリエーションセンター」は、日本最大級のボルダリングスポット。初心者でも動きやすい服装で行けば、手ぶらで楽しく遊べる。ボルダリングで汗をかいたら「三宅村ふるさと体験ビレッジ」内にある「ふるさとの湯」に行こう。夕日の時間帯に行けば、ロマンティックなサンセットが見られるかも