働きながら妊娠・子育てすることについて

更新日:2017/08/09

「働く女子の保健室」は、オズモールとオムロン式美人が“働く女性の体と心を応援したい”という思いで、一緒に始めた活動です。今月のメールマガジン「働く女子の保健室だより」のテーマは、仕事と妊娠・出産について。女性ならではのこの課題に対して、少しでも気持ちがラクになるヒントが見つかればいいなと思います。

働く女性700人に聞いた、仕事と子供の将来

オズモールのアンケートによると、子供がいない働く女性の約6割が、子供がほしいと回答。ただし、妊娠中の「つわりなどの体調不良で仕事を休んで周りに迷惑をかけてしまわないか」「通勤ラッシュに耐えられるか」などを心配する声が多数。さらに、出産後も子育てと仕事の両立ができるかという心配を抱えている人もたくさん。女性の生き方が多様化しているけれど、すべての企業がそれについていけてないのが実情なのかもしれません。

みんなの不安や疑問は?

・今の職場は妊婦さんへの理解や配慮がされているので身体の不安はない。ただし、責任ある仕事から外れざるを得ない状況(なっしーさん/20代・経理)
・妊娠したらいつ頃会社に言えばいいのか。つわりが辛い人も辛くない人もいるのでどのくらい辛かったら休めばいいか(ネネットさん/30代・専門職)
・自分の代わりがいないので、体調不良で休んだ場合、誰もフォローしてくれる人がいない。おそらく結婚・妊娠という状況に直面しないと組織も動けないのだろうと感じます(さらさん/30代・クリエイター)
・妊娠初期こそ体調が不安定なはずなのに、安定期に入ってからの報告…何かあったらと思うと報告すべきではないのも理解できるが、一番しんどいときに周りのフォローを得られないのは大変(真生さん/20代・研究)
・現在妊娠中だが、つわりがひどく休職しているため、出産後仕事復帰をするのにどのように人に思われるかなど不安(りんださん30代/専門職)
・近くに両親がいない場合、出産後仕事を続けていくことは難しいと思う。後輩の子供は保育園に入れなくて辞めていった(ちぃさん/30代・事務)
・小さい頃は病気などで呼び出されることが多く見られるので、大変そうだとは思う。周りのフォローが必要だが、本人も周囲への負担を申し訳なく思ってることが非常に強く感じる。もっと当り前になってほしい(ぴーさん/30代・事務)
・自分は専業主婦の母に育てられたので、出産後働くことが想像つかない。母と同じ子育てができないことに罪悪感を感じるかもしれない(hanano.kさん/20代・事務)
・想定外の事が沢山あると思っただけで、現在の職場で働くのは無理だなと実感。先輩ママさんがいる職場や、託児所完備の会社、実績のある会社であれば良いなと思う(RKさん/30代・営業事務)

他の立場からのコメント

【先輩ママの立場から】
上司や周りの方との信頼関係は大事にしてほしい。困ったときはお互い様と思って、頼るだけではなく自分にできる仕事は積極的に関わって(ゆうさん/30代・事務)
【医療の立場から】
一番は子供のことを考えるべきと思います。会社や仕事の代わりはいますが、お腹の子を守れるのは自分だけです。ハードワークで子供になにかあっても、気遣ってはくれるかもしれませんが、責任はとってもらえません(めぐさん/30代・医療)

あなたの職場は妊婦・子育てに協力的?

職場によってかなり差があるようで、制度の整った会社では産休・育休や復帰後の時短など、働きながら子育てができる環境がかなりしっかりしていて安心。中には「就職活動の時に産休・育休制度の整ったところを選んだ」「出産後、制度の整ったところに転職してよかった」という女性も。前例として出産後復職して働いている先輩がいると心強いけれど、会社で子育て制度向上のために女性が集まって現在奮闘中という先輩ママもいました。

出産後の仕事、こうしたい

・同じ会社に復帰したい(フルタイム):出産は人生の一つの通過点。出産・子育てでそれまで積み重ねたものを変えるのはもったいないと思う(グリケットさん/40代・営業)
・同じ会社に復帰したい(フルタイム):時短勤務の制度があり利用したいが、給料やボーナスが大幅にカットされるためフルタイムで働かざるを得ない(にゃにゃさん/20代・事務)
・同じ会社に復帰したい(時短):フルで働くには身体もきついし子供の面倒も見れないと思うので時短が良いです。人間関係も良好なので、今の職場で復帰するのが一番理想です(まゆさん/30代・事務)
・同じ会社に復帰したい(時短):新卒からずっと働いている会社で、待遇等は恵まれているほうだと思うので、違う会社という選択肢はないです。子供には社会に出て得た経験を伝えたいと思うし、その姿を見せたいです(ドーレくん/30代・事務)
・同じ会社に復帰したい(時短):収入がなくなるのは経済的に不安。やりがいのある仕事だし、一度やめたら今以上の条件で再就職はできないと思うので、できるところまで続けたい(つくしさん/30代・教員)
・同じ会社に復帰したい(時短):とりあえず今の職場に復帰してみて、家事育児との両立が難しければ転職する(よしさん/30代・専門職)
・転職したい:子供がいると勤務が難しい職種のため。土日は必ず出社なので、子供の行事などには出席できないことが多い(あかさん/20代・接客)
・働くつもりはない:なによりも子供との時間を充実させたい。すぐに保育園に預ける今の時代に疑問を感じています。愛情いっぱいに育てたいです(チャペさん/30代・講師)
・分からない:とりあえず自分で管理できるお金は欲しいので働きたいが、できる気がしない。体力と、メンタルが持たなそう(まりあさん/20代・営業)

他の立場からのコメント

【先輩ママの立場から】
復帰後しばらくは時短にするなど配慮していただき大変助かりました。保育園のお迎えギリギリまで働き、帰りは全速力でいつも疲れていました。産休・育休制度が整っている会社に勤めているかどうかで、その先の人生が大きく変わります!(みるしんさん/40代・設計)
【先輩ママの立場から】
いろいろ大変だけど、産んだことを後悔したことはありません。子供はかわいいいです。迷っている方は、年齢が上がると妊娠しにくくなるので、早めにパートナーと検討した方がいいです(ぷにさん/40代・事務)

妊娠・出産は、女性ならではの特別な体験。仕事との付き合い方は難しいけれどポジティブにとらえている先輩もたくさんいます。女性の美と健康を応援する「オムロン式美人」が妊娠に関する体のお悩みについてのQ&Aやコラムなど様々な記事を紹介しています。ぜひ、働く女子の保健室とあわせて参考にしてくださいね。

女性の美と健康を応援する「オムロン式美人」

2011年にスタートし、多くの女性の体の悩みを解決するヒントを提供してきたWEBサイト「オムロン式美人」。Q&Aを中心に、月経/妊娠・出産/更年期/ライフスタイルの4つのパートから情報を発信。また、オムロンの運営サイト「Rhythm(リズム)」と連携して、レシピやエクササイズなど、女性の生活に役立つ情報もお届け。いつでもどこでもアクセスして、心と体のパートナーとして活用して。

PR/オムロンヘルスケア
※働く女子の保健室~わたしマネジメント~は、「オズモール」と「オムロン式美人」のコラボレーション企画で、働く女性の体と心を応援する記事を連載しています。
「妊娠・出産についてのアンケート」(2017年7月 オズモール調べ 701人)

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※記事は2017年8月9日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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