チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com 人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング /

スマホ片手に素足で体験!豊洲に「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」が2020年秋までオープン

更新日:2018/07/27

スマートフォンから好きな「要素」を投げ込むと光の宇宙空間が変化したり、花々が咲き誇る中で浮遊感を味わったり、水面を歩くことで魚が軌跡を描いたり・・・。非日常な空間を全身で体感できる超巨大没入空間「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」が、2020年秋までの期間限定で豊洲に登場。総面積1万㎡の巨大空間に展示されるさまざまな作品に身体ごと参加して、異次元の楽しさを満喫して。

人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People - Infinity

チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com The Infinite Crystal Universe
The Infinite Crystal Universe

世界を変える魔法みたい!専用アプリで光の宇宙空間が変化

2018年7月7日(土)から2020年秋まで、新豊洲駅前で開催される「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」。巨大空間の中にはチームラボのデジタルテクノロジーを駆使した、さまざまな体験ができる没入型の超巨大な作品群を展示する。

入場時にはスマートフォンを入れるストラップケースが渡され、ケースに付いているQRコードからチームラボアプリをダウンロードすると、光のエフェクト操作などが可能となる。

展示作品「The Infinite Crystal Universe(ジ・インフィニット・クリスタル・ユニバース)」では、光のブロックによって表現された宇宙空間が広がる。ここに、アプリを使ってスマホから「宇宙の構成要素」を投げ込むと、色や形がさまざまに変化して全方位に無限に広がっていく。手元の操作だけで周囲が一変して、ちょっと宇宙の創造主みたいな気分に。

チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com Floating in the Falling Universe of Flowers
Floating in the Falling Universe of Flowers

花の生命あふれる空間にふわり浮かんだ気分で花と溶け合う

「Floating in the Falling Universe of Flowers(フローティング・イン・ザ・フォーリング・ユニバース・オブ・フラワーズ)」は、季節の花々が咲き渡る作品。床から天井まで広がる空間には、花が生まれ、成長して開花し、そして枯れゆく姿が永遠に繰り返される。その様子を、寝転んだり座ったりして眺めていると、身体が浮遊して花の世界と溶け合うような不思議な感覚を覚えるはず。

ここでもアプリを使ってスマートフォンから「蝶」を選んで投げ込めば、花の生命があふれる宇宙に蝶が舞う。作品の中に登場する花は、あらかじめ記録された映像ではなくて、コンピュータープログラムによってリアルタイムで描かれ続けているものなので、この瞬間の空間は二度と見られない。そこへさらに、自分の選んだ蝶が加わるとオリジナル度はますます高まるというわけ。

チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com 意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 - 自由浮遊、3色と新しい9色
意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 - 自由浮遊、3色と新しい9色 / Expanding Three-dimensional Existence in Transforming Space - Free Floating, 12 Colors

ふれると色彩と音色が変わる!大きな光の球体に囲まれて

新作「意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 - 自由浮遊、3色と新しい9色」は、光の球体によって埋めつくされた空間。ここでは、人が球体をかきわけたり叩いたりして力を加えると、色が変化してその色特有の音も響く。

タイトルの3色と新しい9色というのは、日本の伝統的な 「かさねのいろめ」に基づいたもの。青、赤、緑の基本的な3色に、「水の中の光」や「たそがれ時の空」といった”光でしか表現できない色”など新しい9色をプラスして、色彩のグラデーションをさらに楽しめるようになっている。

「作品群を回る所要時間はおおよそ1時間くらいなので、平日でも休日でもランチやディナーの前後でも、気軽に楽しんでいただけます。空間内では裸足で、カメラやスマートフォン以外は持たずに回るので、全身で思いっきり没入感を味わってください」と担当者の池田さん。彼や女友達と童心に返るのもいいみたい。

チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com 坂の上にある光の滝
坂の上にある光の滝 / Waterfall of Light Particles at the Top of an Incline

水上を歩いたり足が沈み込む作品も。皮膚感覚を楽しもう

このほかに、流れる水の上を歩いて坂を上ってゆくと光の滝に出会う作品や、歩こうとすると柔らかい床に足が沈みこむ作品など、皮膚感覚で味わえる展示も登場。

身体全体でアートに没入するための素足体験だけど、いくつか注意点も。例えば、床が全面ミラーの箇所があるので、スカートはやめたほうがいいかも。また、膝の辺りまで水に浸かる作品があり、まくり上げられるズボンでないと濡れる恐れがあるとか。ただ、施設ではハーフパンツ(男性用・女性用)の貸し出しもあるそうなので、困った時は近くにいるスタッフまで。

2016年に6時間以上待ちのまま47日間で幕を閉じた「DMM.プラネッツ」を進化させた、「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」。今回は開催期間も大幅に長くなって、専用列で優先的に入場できるプライオリティレーンチケットもあるので、ビギナーもリピーターも上手に利用して楽しんで。

チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com 外観

イベントDATA

イベント名
チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com
開催場所
東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO
会期
2018/7/7(土)~2020年秋
営業時間
平日 10:00〜25:00 土・日・祝 9:00〜25:00(最終入場24:00)
※8月は、平日・休日共に 9:00~24:00(最終入場23:00)
アクセス
ゆりかもめ「新豊洲駅」より徒歩1分、東京メトロ有楽町線「豊洲駅」より徒歩10分
チケット
通常チケット 大人(18才以上)3200円、中人(12~17才)2700円、小人(4~11才)2000円、シニア(60才以上)2700円 
※専用列で優先的に入場できるプライオリティレーンチケットあり
ホームページ
チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com HP

WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)

※記事は2018年7月27日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります