
仲間を集めておしゃれなおつまみとドリンクでのんびりと“ほろ酔いBBQ”を楽しむ「うすい会」のおふたり。そんなBBQ達人のふたりが、簡単にできて、しかもお酒に合うBBQ料理の作り方を伝授。ほろ酔いBBQがもっと楽しくなるアイデアもぜひチェックして。

準備も調理もみんなでゆる~く楽しむ、それが“ほろ酔いBBQ”の極意
「うすい会」は外ごはんをこよなく愛するBBQユニットのご夫婦。日頃から自宅の庭やキャンプ場などでバーベキューを楽しむことも多いそう。「外ごはんの醍醐味は、空気や景色も一緒に味わえて、食事がより一層おいしく感じられること!」と声を揃えるふたり。
さらにお酒や音楽が加われば、ほろ酔い気分で心身ともにのんびりリラックスできるのだとか。役割分担を細かく決めず、みんなでゆる~く楽しむのがうすい会流。「なんにもせず、食べる専門という人がいてもいいんです」という大らかさが、たくさんの仲間を引き寄せる。
“ほろ酔いBBQ”をゆったり楽しむ最大のコツは、料理の下ごしらえを家ですませておくこと。食材はあらかじめ包装を外し、料理に合わせてカットしたうえで、ジッパー付きの袋に入れて持参すればすぐに調理に取りかかれるし、ゴミも減らせる。
ドリンクを片手に音楽に身をゆだねながら、肩の力を抜いて楽しむバーベキューは、参加した全員が満足できること間違いなし!
うすい会の“ほろ酔いBBQ”に潜入して当日の模様をレポート

AM10:00【準備】
割れない素材などこだわりの食器を持参する
食器類はプラスチックやホーロー、アルミなど、軽くて割れない素材がおすすめ。竹製の器も、ナチュラルな雰囲気を演出してくれる。うすい会では、食器やこまごまとしたアイテムはバスケットに入れて持参する。「ひとまとめにして持ち運びやすく、見た目にもかわいくてテンションが上がりますよ」

AM10:10【準備】
テーブルにクロスを敷く
まずはテーブルセッティング。アウトドア用のテーブルにクロスを敷くだけで、外ごはんはぐっとおしゃれな印象に。クロスは四隅をクリップでテーブルに固定するといい。クロスが風で浮き上がって食器が倒れるというハプニングも防げる。

AM10:30【準備】
タープを張りカラフルなガーランドで飾る
タープテントは日除けになり、万が一の天気の変化にも対応できて、のんびりゆったりとした時間の流れを楽しみたい“ほろ酔いBBQ”におすすめ。カラフルなガーランド(フラッグ状の装飾)を付ければ、手軽におしゃれな雰囲気を出せる。タープを張る前に、ポールの先端にガーランドを引っかけておこう。うすい会のガーランドは、ハギレや着なくなった洋服を利用した手作り。いろんな柄を組み合わせるのが、かわいく仕上げるコツ。


PM12:00【食事スタート】
青空の下で「いただきま~す!」
料理ができたら、みんなでにぎやかに食事を楽しもう。お手軽メニューも、大勢でわいわい作って外で食べれば、この上ないごちそうに。早めに乾杯をして、お酒を飲みながらのんびりと準備や調理をするのもいい。ただし、飲みすぎてしまうと後片付けが億劫になってしまうのでご注意。「ほろ酔い」気分で楽しむのが大切。使い終わった食器や調理器具はウェットティッシュで汚れをふき取っておくと、後の洗い物が楽になる。
ほろ酔いBBQをもっと楽しくする3つのアイデア
準備や調理にひと工夫を加えるだけで、さらにおしゃれで楽しいほろ酔いBBQが実現! さっそく真似してみて。

今回取材にご協力いただいた方_うすい会さん
夫・うすいさん、妻・まなみさんのBBQユニット。小江戸バーベキュー協会主宰。外ごはんのエキスパートとして、雑誌などのメディアにたびたび登場。BBQ料理を中心としたフードイベントを主催するほか、野外音楽フェスへのケータリングも多数行い、外ごはんの魅力を発信している。長男のみつきくんも外ごはんが大好き! 著書に「週末ごはんフェス-外でつくって食べるアイデアレシピ」(DU BOOKS)がある。
- ホームページ
- うすい会HP
【特集】おしゃれ&手ぶらバーベキューで大人の休日

今年もアウトドアシーズンが到来。爽やかな日差しのもと、新緑を眺めつつ、おしゃれなバーベキューを楽しんで。特集では、フードスタイリスト直伝の“ちょい足し”で手ぶらバーベキューをフォトジェニックにする技をはじめ、“BBQの達人”の極意やレシピをご紹介。バーベキューの便利グッズほか、手ぶらバーベキュー場を中心に女性目線でセレクトした都内や東京近郊のBBQスポットリストも必見です。
PHTO/KAZUHITO MIURA WRITING/AYA ITO