新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館は、その名が示すように洋画家・東郷青児のコレクションがもとになった美術館。ゴッホの《ひまわり》をはじめ、ポスト印象派の画家たちの世界的にメジャーな作品も収蔵品の目玉となっている。高層ビル42階にあるので、美術館の東側にある展望回廊から都心の眺望が楽しめるのも素敵な特典。展覧会で心に栄養を与えた後は、東京の大パノラマを眺めて心を開放させて。
教科書でみたことのある世界的にメジャーな名作がここに
甘く夢見るような美しい女性像で有名な洋画家・東郷青児からコレクションを提供するという申し出を受けて、1976年に開館した東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館。東郷青児の作品と彼が収集したコレクション345点が、収蔵品の核になっている。
収蔵品の目玉はポスト印象派の代表的な画家たちによる作品で、ゴッホの《ひまわり》やセザンヌ《りんごとナプキン》など、どれも教科書で見たことのある名作揃い。これらを中心に、企画展を年に5回開催している。
「高層ビルの42階にあるため、展覧会とともに展望回廊から都心の景色をお楽しみいただけます。晴れた日の東京都心から房総半島にかけての雄大な眺望は必見です」と美術館スタッフ。お天気のいい日に美術鑑賞をするなら、高層階の美術館を選ぶのも素敵かも。
ショップではゴッホ《ひまわり》の高品質な複製画も
美術館フロアにあるミュージアムショップでは、ゴッホ《ひまわり》の複製画(6000円~10万円)などゴッホ関連のグッズをはじめ、東郷青児のオリジナルグッズなど、ここでしか手に入らないアイテムが多数揃う。印刷された画面に、油絵特有の絵の具の盛り上がりを特殊な樹脂で1枚1枚筆で再現したというクオリティの高い複製画は、いつも本物のアートを身近に感じていたい人におすすめ。
もっと身近にアートを感じられるグッズを手に入れたいなら、東郷青児の幻想的な女性像やゴッホ《ひまわり》、セザンヌ《りんごとナプキン》などのプリントが美しい「ミラー」(980円)や「マスキングテープ」(550円~600円)なども。目的に合わせて、お好みのグッズをチョイスして。
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館近くのおすすめレストラン
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館のおでかけ前後に素敵なレストランで食事はいかが? 編集部が実際に足を運んで女性目線で厳選した、ハズさないレストランをご紹介します。
【東京都・新宿(新宿区)】東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
- スポット名
- 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
- 電話番号
- 0357778600 0357778600 (ハローダイヤル)
- 住所
- 東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階 Map
- 交通アクセス
- JR「新宿駅」西口、丸ノ内線「新宿駅・西新宿駅」、大江戸線「新宿西口駅」より徒歩5分
- 開館時間
- 10:00~18:00まで
※入館は閉館の30分前まで
- 休館日
- 月(祝日・振替休日の場合は開館)、展示替期間、年末年始
※2019年9月30日(月)~2020年2月14日(金)は、移転準備のため休館予定
- 備考
- ※2020年春に、本社ビルの敷地内に新築される新美術館に移転予定
- ホームページ
- 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館の詳細はこちら
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WRITING/NAOKO YOSHIDA(はちどり)