圧倒的な刺激が待ってる!迫力満点の岡本太郎アートに会いに大阪へ行こう「万博記念公園《太陽の塔》」

更新日:2018/08/10

1970年アジア初の国際博覧会として大阪で開催され、日本中が熱狂した日本万国博覧会(大阪万博)。そのテーマ館の一部として建てられた岡本太郎の代表作《太陽の塔》の内部が今春、耐震補強と復元を経て48年ぶりに公開された。見事に再現された内部は、アート好きのみならず日本人として一度は訪れたい場所。

芸術が爆発する!太陽の塔の内部を大公開

33種183体の生物のオブジェが連なる《生命の樹》。塔内では階段を登りながら、オブジェを間近で鑑賞できる

岡本太郎の世界に浸る。荘厳で圧倒的な《太陽の塔》内部へ

2018年3月より内部が公開され、予約制で見学が可能に。中心には高さ約41mの《生命の樹》がそびえ、その枝には原生生物から爬虫類、恐竜、人類に至るまでさまざまな生物の進化の過程が表現されている。大阪万博開催時と同じBGM「生命の讃歌」も力強く鳴り響き、荘厳な世界観に圧倒される。

行方不明になっている第4の顔《地底の太陽》も復元され、万博から48年経った今、岡本太郎の想いが現代人の中に色鮮やかによみがえる。

太陽の塔の見どころをチェック

《生命の樹》の装飾は復元・再現されたものだが、その中でゴリラの模型だけが手を加えず当時のまま残されている

岡本太郎による構想段階のデザインスケッチ

人の精神世界を表す第4の顔《地底の太陽》の復元

併設のショップも要チェック!ここでしか手に入らないお土産をゲット

シンボリックな塔をミニチュアにしたキーホルダー(650円)

《黒い太陽》《太陽の顔》《黄金の顔》をモチーフにしたマスキングテープ(1190円)

内側に『《生命の樹》をデザインしたマグカップ(2375円)

あわせて立ち寄りたい!万博記念公園周辺のよりみちスポット

万博食堂

大阪万博がコンセプトのららぽーとEXPOCITY内にあるレストラン。当時パビリオンで提供されていたメニューや流行していた洋食を提供する。万博で話題となったボルシチや、ローストビーフバーガー、生ハムサラダなど、各国料理を盛り合わせた万博プレートは1922円。太陽の塔へ訪れる際はぜひよりみちを。

住所/大阪府吹田市千里万博公園2-1
TEL.06-4860-6399
営業時間/11:00~22:00 無休
アクセス/万博記念公園駅より徒歩2分

EXPO'70 パビリオン

大阪万博の出展施設であった前川國男設計の鉄鋼館を利用し博覧会の記念館として2010年に開館。当時の熱気を印刷物や衣装、映像資料などで伝える。万博に関する企画展も。

住所/大阪府吹田市千里万博公園 万博記念公園内
TEL.06-6877-4737
開館時間/10:00~17:00(最終入館16:30) 水定休(ほか不定休あり)
入館料/200円(別途自然文化園入園料が必要)
アクセス/万博記念公園駅または公園東口駅より徒歩10分


※大阪「太陽の塔」紹介記事の詳細は2018年8月10日発売のオズマガジン「楽しいアート特集」P.22~23、P.28に掲載されています。

万博記念公園《太陽の塔》

電話番号
0120197089 0120197089
住所
吹田市千里万博公園 万博記念公園内
営業時間
10:00~17:00(最終入館16:30)
定休日
水定休
交通アクセス
万博記念公園駅または公園東口駅より徒歩5分
入館料
大人700円(別途自然文化園入園料が必要)

東京近郊で開催!心ときめくアートの世界へ

2018年都内&東京近郊のアートイベント情報をOZmallが厳選してご紹介。今週末行ける美術館・美術展情報や、1泊2日で行けるアートをめぐる旅、デートや子連れでも楽しめるおすすめアートスポット・イベントなども。一人や彼、女友達、家族一緒にアートな1日を過ごそう。

撮影/伊藤信、田中陽介、わたなべよしこ 取材・文/木薮愛

※記事は2018年8月10日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります