東京国立博物館ミュージアムショップのスタッフおすすめ“日本美術を身に着ける”アートグッズ3選
名画から飛び出してきた精巧なブローチ
歌川国芳の浮世絵の一部をピンブローチにしたこちらは、身に着けてもかわいいけれど、元の絵が描かれた箱に入れて飾っておいてもステキ。キャラクターが立体的に、そして精巧に作られており、浮世絵そのものとは違った角度から楽しめそう。
「歌川国芳の猫や金魚をモチーフにしたグッズは常に人気です。ほかに扇子やトートバッグなども揃っているので、お好みのものを探してみてください」と、店長の齊藤智恵子さん。
伝統芸能の繊細な衣装がコロンとしたがま口に
「伝統工芸とコラボしたグッズもオリジナルで作っています。こちらのコイン入れは、所蔵品の能装束『茶地枝垂桜飛鳥模様厚板唐織』を元にデザインしたものです」と齊藤さん。
老舗の職人が織り上げた生地は、凛としながらも華やか。このがま口のコイン入れのほかに、名刺入れや札入れ、ネクタイなども用意。使っている生地の部分によってそれぞれ表情が異なるので、吟味して選びたい。
よく見ると“はにわ!?”なアクセサリー
多彩なグッズが揃うこちらのショップでは、肌身離さず持っていられるアクセサリーも豊富。
「当館で所蔵している『埴輪 踊る人々』のモチーフは特に人気。アクセサリーは女性に限らず男性からも好評で、プレゼントに選ぶ方もいらっしゃいますよ」(齊藤さん)。
金メッキを古代風に仕上げているそうで、出土品のような古めかしさが感じられるのもポイント。
編集部が見つけたひとめぼれアイテム
オフィスでもはにわと過ごせるグッズ
はにわグッズはまだまだ! 思わずクスリと笑ってしまうようなユニークなアイテムがショップ内にズラリ。はにわのシルエットをかたどったクリップやマスキングテープは、オフィスなどでも話題になりそう。マスコットの「おすわりはにわ」は、カップ麺を作っている間、ふたが開かないように乗せておける優れもの。
ほかにも、美術品をデザインしたパッケージに東京の老舗の菓子を詰めたコラボ品は、東京土産としても人気。また、日本の作品が多いため“和”を感じるグッズも多く、海外への土産にもぴったりなものが見つかりそう。多彩なアイテムからお気に入りを見つければ、美術や考古学が身近に感じられるはず。
東京国立博物館ミュージアムショップ
- 電話番号
- 0338220088 0338220088
- 住所
- 東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館内
- 営業時間
- 9:30~17:00、金・土曜~21:00
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌日平日に休館)
- 交通アクセス
- JR上野駅公園口から徒歩約10分
- ホームページ
- 東京国立博物館ミュージアムショップ
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PHOTO/TAKASHI KATO TEXT/MARIA KAWASHIMA