2022年のバレンタイン。「予算は?」「贈る相手は?」「どこで購入する?」「サステナブルは意識する?」など、気になるバレンタイン事情についてオズモール会員のみなさんに教えてもらいました。“大切な人に想いを届けたい”、そんな気持ちが見えるイベントシーズンになりそうです。
2022年のバレンタインチョコ予算額は5000円~1万円。自分よりも大切な人へ想いを届けるイベント
【誰にあげる?】パートナーや家族、愛する人に贈りたい
2人に1人が今年のバレインタインにチョコを贈ると回答。“贈る相手”の最多は「彼や夫、好きな人」、次いで「家族」、3位「自分」。割合は昨年と同等の結果に(2021年オズモール調べと比較)。
近年、自分へのご褒美チョコレートの増加、チョコレート好きのための祭典ともいわれるが、やはり“大切にしたい人”に贈るイベントとしての位置付けがうかがえる。
【チョコレート予算は?】好きな人用と自分用、購入予算額は同じくらい!?その真意とは
購入するチョコは2~3個、総予算5000円~1万円未満がボリュームゾーン。また「チョコ1個当たりの予算」は、職場は1000円未満、それ以外の相手・自分には1000~2000円未満が最多だった。
彼や夫向けには「自分が食べたいチョコレートを買う」という意見が多く、贈った相手と一緒に食べることを想定すると、彼や夫と自分用とで予算は大きく変わらないよう。一方で、10人に1人は自分用に1個あたり5000円以上かけるという結果も見えた。
【どんなチョコレートを買う?サステナブルは意識する?】ボンボンショコラよりチョコレート菓子に注目が!
バレンタインチョコレートのギフトといえば、ひと口サイズのボンボンショコラが定番だけれど、贈る相手によって割合が違えど「チョコレート菓子」が最も多かった。チョコサンドクッキーやウエハース、オランジェットなど、チョコレートスイーツを楽しみにしているよう。
また、『地球環境に配慮して生産されている、カカオ農家に正しく還元されるなど、「エシカル」「サステナブル」なチョコレートに興味はありますか』という質問には、7割が“興味あり”とSDGsに対する高い関心度をうかがえる。ただ“購入するかは分からない”が 6割で、実際はスイーツとして惹かれるかが最優先という本音も垣間見える。
Q.チョコ選びのポイントやおすすめのチョコを教えてください
・夫・両親・自分には、値段が高くても普段は買わないようなおいしいチョコレートを買いたい。甥と姪には、見た目がかわいくて食べるのがもったいないと思うようなチョコレートを買いたい。夫とは、毎年百貨店のイベントに一緒に行き、気に入ったものを買うようにしている。チョコレートを食べるのも楽しみだが、一緒に選ぶことも楽しみだ。コロナ感染者が増えてきているので、今年は行けるかどうかわからない。(dさん)
・義理チョコは500円未満、気持ちのこもった相手には5000円程度の物を用意する。(かめちゃん)
・父兄だけでなく、母や妹、家族みんなで食べて欲しいので、数があって、日持ちするようにナマモノは避ける。(ちょこりーなさん)
・この時期にしか買えないブランドや限定の高級チョコレート。(Megさん)
・家族はよく知られているブランドのチョコが好きなので、ゴディバかデメルのチョコを贈る予定です。職場は予算500円でチョコの数が多いもの、恋人は高級チョコを贈る予定です。(みつばちさん)
・好きな人用は2000円前後のもの。男の人はGODIVAしか知らない。(sさん)
・主人はチョコレートをそんなに食べないので、毎年私が食べたいチョコレートを買って、一緒に、むしろ私の方が多めに食べます。(いもこさん)
・お気に入りはダスカのレーズンチョコです!あとはトリュフも特別感があって気になります!(エミエミさん)
・海外旅行ができない中「今まで食べた中でいちばんおいしいチョコレートはノイハウス」と思うようになった。(Who子さん)
【どこで購入する?】オンラインストアよりも、百貨店・商業施設などリアルで購入したい人が9割
昨今の情勢もさることながら、百貨店や商業施設、ショコラトリーなどいずれかのリアルなショップで購入したいという人が89%(重複者除く)。
百貨店のバレンタインフェアに行く予定があるかは、行く22%・行かない41%・まだ決めていない37%。実際に目で見て商品を選びたいという声が多い一方で、気持ちと世の中の状況でまだ様子を見ている人が多数のようだ。
【職場でチョコを配る慣習はある?】リモートワークの普及で16%→11%とさらに減少傾向に
ひと昔前まで当たり前のように浸透していた日本の義理チョコ文化。アンケートによると、職場でチョコレートをあげる風土があるのは11%。昨年の16%からさらに減少傾向になり、多くの会社ではすでになくなっている模様。
職場で配り合う風土に対するコメント(下部)では、強制されるのではなく「自分が贈りたい、感謝を伝えたいのならアリ」という意見が多数。日頃の感謝を伝えたり、コミュニケーションをとるいい機会にしている人が多いよう。また、やめたい派からは「お互い負担だし面倒だと思う」と、双方の気持ちを汲んでの意見が。職場の年齢層や男女比によっても捉え方は変わってくるので、チームを管理する立場の人がうまくコントロールして欲しいところ。
Q.会社の部署やチームでチョコレートをあげる風土についてどう思いますか?
■あげる風土が「ある」職場の人の声
・廃止と言いながらあるのが現状。(りりかさん)
・お互いに負担になっている気がするので廃止してほしい。(さきっこさん)
・社内営業ということで、仕方ない。(ちゃんりなさん)
・自分がチームを持っているので、男女関係なく、感謝の気持ちとしてチームメンバー全員にあげています。(トマトさん)
・バレンタインに限らず、差し入れをし合う職場なので、特になにも思わない。むしろ、自分の知らないものを知れたり楽しい。(うさぎさん)
・強制ではないし、コミュニケーションの一つとなればそれはそれでいいと思っています。むしろお返しが豪華なのでラッキーです。(モンモンさん)
・義務となると不要だと思うが、お世話になっている人に個人的に感謝の気持ちを伝える分は良いと思う。(めもさん)
■あげる風土が「ない」職場の人の声
・あげたい人はあげればいい。みんなであげようという半強制的なものはよくないと思う。(ともさん)
・なくていいと思う。女性が多い職場なので、男性のお返しの負担が申し訳ないから。(Megさん)
・女性が少ない職場なのと、男性にお返しなど気を遣わせてしまうので、ないままで良いと思う。(ももゆさん)
・義理でやることにあまり意味を感じないし、ご時世上も口に入るものをあげることに抵抗があるのでこの先もなくていい。(nanさん)
・チームの人数や職場の雰囲気や、普段からお世話になっているかどうかで、状況次第・臨機応変。あっても無くても良いと思う。他の会社に勤める友人の話で、いやいややっている話も聞くが、いやだと思うならあげなければ良い。(れんこんぱいさん)
■廃止された人の声
・廃止大賛成!テレワークさまさま!(りんごさん)
・みんなが渋々やっていたので廃止されてよかった。(ゆーちさん)
・年1回のお礼周りだったのでなくなってしまったのは残念に思ってます。今年は本当にお世話になっている近しい方に数名のみ渡す予定です。(ききさん)
・チョコレートを送る風土は数年前に廃止されました。若手社員がバレンタイン時期になると、大勢に配ってまわる必要があったので、なくなってとても楽になりました。また集金したり、その他の手間も減っていいと思います。(おーずさん)
Q.バレンタインデーにまつわる悩みがあれば教えてください
・チョコはやっぱり日持ちがしにくいのと、エアコンが効きすぎる場所では、溶けやすいのとパッケージデザインや包装紙を店員さんが包むときに丁寧に対応してくれないのとで、よれてしまったり、傷がついてしまうのが嫌です。(ちゃんちぃさん)
・やはりチョコが主流なので、あまり甘くない商品のラインナップが少なく、探すのに手間がかかる事。(mmmさん)
・遠距離なのに、コロナで外出自粛となると会える口実イベントが流れてしまう。去年は「宅急便は何か違うので気持ちだけ貰っておく」という感じでした。(ハルさん)
・子どもが手作りしたいと言うが毎年なのでネタが尽きてきたこと。(チェリームーンさん)
・夫が安い義理チョコをたくさんもらってくるので、私が食べて太る。どうせなら高いチョコを食べたいのに、義理チョコばかり。(ろんろん62さん)
・年々チョコレートが高くて、差し上げるのにちょっといいな~と思うものは高くて・・・。とはいえ大きければいいというものでもなく。おいしくて値段もちょうどいいというの段々少なくなってきて、高級志向になっている様な気がします。(ぴのりさん)
・夫がチョコレート大嫌いなので、なにをあげるかいつも悩みます。(えねるすさん)
・チョコだけで購入金額が2万こえる年もあるのですがお返しがクッキーだらけで全部食べたら太るし糖尿病も怖い。ハンドクリームとかヘアケア用品だと助かります。(ライチさん)
・転勤族でよく職場が変わるので、その場の雰囲気を毎年考えたり見計らったりするのが面倒。(mime♪さん)
世界が一変して、当たり前は壊れ、普通も変わり、私たちにとって大切な人、モノ、コトがとてもシャープになったこの数年。同時に、大切なそれらに愛を感じ、感謝する想いが常に宿るようなりました。
チョコレートを贈る“儀式”や“面倒なタスク”としてのバレンタインはもう終わり。
けれど、あなたにとって大切な人がいるのなら、「好き」「ありがとう」の想いをカタチにすること、行動に表すことをしてみませんか?
パートナーだけじゃない。家族、職場の同僚、友人。日頃、お世話になっている人に“感謝の気持ちを伝える”。そんなコミニュケーションのきっかけとして、イベントを利用して欲しいとオズモールは思っています。もちろん、自分への労いもお忘れなく。2022年もどうぞバレンタインシーズンを楽しんでください。
アンケート/オズモール調べ「2022年のバレンタインチョコについて教えて」 期間:2022/1/18~2022/1/25、n=819
WRITING/ASAMI TAYA(OZmall)