【ホテルクルーズ(夜遊び編)】気分はパリジェンヌ。銀座の愛らしいプチホテルに平日ステイ
【土曜日 21:00更新】
日々企画を出しあって、シティホテルの特集やニュース記事を作っているプレミアム予約のホテル編集部。私たちがいつも思うのは、ホテルには「敷居が高い」イメージがあるということ。でも楽しみ方を知れば気軽に利用できるんです。このコーナーでは、そんなホテルの楽しみ方を知ってもらうべく、編集の南波&長野が実際に利用した体験レポートをお届け。
更新日:2017/03/18
今回編集・長野が訪れたのは、銀座通りから1本入ったところにある愛らしいプチホテル「ホテルモントレ ラ・スールギンザ」。編集部のオフィスからも近く、前を通る度ヨーロッパの街角を連想させる小粋な佇まいが印象的です。編集部内でも「かわいい!」と評判だったこともあり、一度泊まってみたかったのです。
ちなみにこちらはホテルモントレグループが手掛けたホテルで、コンセプトは「パリのアパルトマン」。モントレのホテルは、エリアの姉妹都市や街の雰囲気に合わせてコンセプトを決めて展開されているため、施設ごとに雰囲気が違うのも特徴だそうです。そんなこだわりを詰めこんだホテルだからこそ、期待度も増します。
会社のすぐ側なので、今回は同僚と平日ステイを楽しむことに。仕事後に銀座で食事を済ませて、ホテルへ。エントランスの横には、ひときわ存在感のある開放的なレストラン「サン・ミケーレ」があります。ガラス張りのテラスとペパーミントグリーンの外観はとってもオシャレ。
ロビーでは、フランスの有名芸術家ジャン・コクトーによる3つのアート作品がゲストを出迎えてくれます。アール・デコの調度品やアンティークの香水瓶コレクション。これらは、男性オーナーが趣味で集めたものも多いんだとか。女子のハートを鷲掴むハイセンスで乙女なインテリアに囲まれながら、チェックインの手続きを完了。
チェックイン時にはフロントでホテルメイドのウェルカムクッキーを頂きました。こういうさりげない気遣いも嬉しいですね。
お部屋に向かうエレベーターでも、キュートな仕掛けを発見。懐かしい時計形の階数表示や、動く矢印が指す階数表示など、細部までかわいらしい仕掛けはもはや素晴らしいの一言です。
エレベーターを降りて、本日のお部屋「スタンダードツイン」ルームへ。お部屋は、広めのシングルベッドが2台配された、パステルグリーンを基調としたかわいらしい内装。アンティーク風のツタ模様をあしらった天蓋風ベッドの間には、猫脚のライティングテーブルとエレガントなチェアが置かれ、その前の壁には身支度にも便利そうな大きな鏡が。乙女心をくすぐるものばかりで、世界観はコンセプト通りパリのプチホテルそのもの。これらの調度品の数々は、このホテルのために特別にあつらえたものなんだそう。細部まですべてがため息が出るほどのかわいさ!
部屋は20平米とそこまで広くはないけれど、プチホテルならでは心地よさがあってくつろぎ感たっぷりです。もちろんWIFI環境も整っているので、ビジネスでの利用も問題なし。私もパリで仕事を片付けているような幸せな錯覚に陥りながら、残っていた仕事を片付けましたよ(笑)。もちろんその後はガールズトークに華を咲かせました。
ひと区切りしたら、順番にバスタイム。バスルームも期待を裏切ることなく、部屋の内装とテイストを合わせたタイル張りのキュートな空間が広がります。淡いブルーのタイルや鏡の形、さりげなくクラシックな形をしている蛇口など、乙女のつぼを押さえたパーツも魅力的で、全体的にも明るい雰囲気。
お風呂あがりにはお部屋に用意されているセパレートスタイルのルームウエアを着用。個人的にははだけてしまうワンピースタイプよりセパレートタイプが好みなので地味に嬉しい。実はグンゼと共同開発されたもので綿100%・・・これは着心地のよさにも納得です。さらにベッドはシモンズ社のマットレスというのもポイント高い! アットホームな雰囲気のなか、こだわりポイントも満載でかなり満足度高めです。寝るギリギリまでおしゃべりを楽しみながら、いつの間にか眠りについていました。
翌朝の朝食会場は、1階「サン・ミケーレ」へ。そう、エントランスの横にあったペパーミントグリーンの外観のお店です。
「おはようございます」とスタッフさんに迎えられ、窓際のテーブル席へ。夜の印象とはまた違い、爽やかな朝の光が差し込んでとっても優雅な雰囲気。
朝食の内容は、テーブルに提供されるアメリカンブレックファストのコース。忙しない都心のホテルには珍しい朝食スタイルなうえ、コース料理だなんてとっても贅沢です。
まずは、食前のドリンクを取りにドリンクコーナーへ。オレンジジュースや牛乳など4~5種程度が並んでいて、珍しいのはスタッフさんも「女性に人気ですよ」と教えてくれたローズヒップウォーター。味はほとんどなく、ふわっと漂うバラの香りとすっきりとした爽やかさを楽しめます。ビタミンも豊富で美容効果もあるのだそうです。
「よろしければお好きなパンをどうぞ」と焼き立てパンもテーブルに運ばれてきました。全部毎朝焼き立てで提供されるらしく、クロワッサン、パン・オ・ショコラ、角食パンをセレクト。
本日のスープは、海鮮の身がごろっと入ったクラムチャウダー。
その後には、お楽しみの卵料理とメイン料理が並ぶプレートが運ばれてきました。オムレツはしっかりめに焼きあげられていて、中はとろとろ。自家製のケチャップソースもよく合っていて、満足感たっぷりの1品でした。
腰を据えて味わえる朝食は、ビュッフェ朝食とはまた違う魅力がありますね。デザートと食後に紅茶をいただいて、しばし朝ののんびりタイム。席を立つと「いってらっしゃいませ」とスタッフさん。優雅な朝食と接客にほっこり。「いい1日になりそう」となんだか満たされた気持ちで会社へ向かいました。
銀座の一等地といえば忙しない印象もあるけど、全く喧騒を感じないホテルでした。ホテルの雰囲気はもちろん朝食までこんなに優雅な気分になれるなんて、ぜひおすすめしたいホテルです。
この記事で紹介した宿泊プランはこちら
■プラン名:【OZ限定9800円】朝食&ウェルカムクッキー付き★特典満載プレミアムステイプラン(12時レイトアウト)
■客室:ホテルモントレ ラ・スールギンザ内「スタンダードツイン」
■チェックイン:15:00~24:00 チェックアウト:翌12:00
■料金:2名1室利用時1人9800円~(消費税・サービス料10%込み)
■内容:館内の「サンミケーレ」でアメリカンブレックファスト(※ホテルモントレ銀座の朝食にも変更可能)、チェックイン時にウェルカムクッキーをご用意、通常11時のチェックアウトが1時間延長して12時レイトアウト
※2017年4月18日時点の情報です
まだある!ホテルモントレ ラ・スールギンザの宿泊プラン一覧
エステ付きプランや早割プラン、ポップコーン特典付きの女子会プランなど、宿泊プランが1名あたり4600円~
ホテルモントレ ラ・スールギンザをもっと知る
銀座通りを1本入ったヨーロッパ風のプチホテル。ジャン・コクトーなど本物のアートが随所に置かれた館内、小粋なインテリアで統一された客室など、優雅な雰囲気にリピーターが多い。開放感のある1階レストラン「サンミケーレ」ではウエディングパーティも。
TEL:03-3562-7111
住所:東京都中央区銀座1丁目10番18号
アクセス/【電車】東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」出口11より徒歩1分、東京メトロ銀座線ほか「銀座駅・京橋駅」より徒歩4分、JR「有楽町駅」京橋口より徒歩6分 【車】首都高速C1環状線「新京橋ランプ」より約2分
WRITING/MARIKO NAGANO(OZmall)